「いつでも行ける」場所は、意識してバケットリストに書かない限り、案外「いつまでも行かない」場所になってしまうものです。
私にとって、池袋・サンシャインシティにあるプラネタリウム「満天」がまさにそうでした。家からも近く、行こうと思えばいつでも行ける。けれど、土日の混雑を想像しては後回しにしてきた場所。
今回、バケットリストに**「プラネタリウムで物語風の作品が見たい」**と書き込んだことで、ようやくその一歩を踏み出すことができました。
久しぶりの、ドキドキする待ち合わせ
今回は、単身赴任中の夫と一緒に足を運びました。 普段なら同じ玄関から「一緒に行こうか」と出かけるけれど、今は住む場所が違うので、池袋駅での現地集合です。
「今どのあたり?」「もうすぐ着くよ」 スマホに届く何気ないメッセージ。 一緒に暮らすようになる前、まだ付き合っていた頃のような懐かしくて少しそわそわする感覚。単身赴任という寂しい状況だからこそ味わえた、特別な「待ち合わせデート」の始まりでした。
都会のオアシス「満天」で過ごす贅沢
今回訪れた「コニカミノルタプラネタリウム満天 in Sunshine City」は、池袋のサンシャインシティ内、ワールドインポートマートビルの屋上にあります。都会の喧騒を忘れさせてくれる、まさに大人のための隠れ家のような空間です。

なかでも今回贅沢をしたのが、限定数しかないプレミアムな**「雲シート」**。 真っ白でふわふわなソファに体を預けると、まるで雲の上から星空の物語を覗き見ているような感覚。リラックスできるのはもちろん、ドーム前方の特等席から見上げる星空は圧巻の迫力でした。
他にも、芝生に寝転ぶような感覚の「芝シート」や、アロマが香るヒーリング作品など、楽しみ方がたくさんあるのも「満天」の魅力。作品の中で紹介されていた「こいぬ座」の星の名前がかっこいいと感じたのも、この没入感溢れる空間のおかげかもしれません。
「星は好き、でも解説は眠い」私との決別
実は私、星を見上げるのは大好きなのですが、プラネタリウムには長年ある「悩み」を抱えてきました。それは、解説員の方のあの穏やかで心地よい声を聞くと、どうしても猛烈な睡魔に襲われてしまう、ということです。
思えば、私のプラネタリウム遍歴は常に睡魔との戦いでした。
社会人になってから訪れた、世界最大級の投影機を誇る名古屋市科学館(伏見)。映し出される星空は息をのむほど美しかったのですが、丁寧すぎる星座の解説が始まると、私の意識はいつの間にか夢の中へ……。
それは場所を変えても同じでした。静岡の富士川サービスエリアでプラネタリウムを見つけた時も、高橋優さんの『きっといい日になる』という大好きな曲が流れる素敵な空間だったのに、やはりゆったりとした解説ボイスに、私の瞼は重くなってしまいました。
そんな私がずっと求めていたのは、知識の詰め込みではなく、物語(ストーリー)の中に星が出てくるような体験でした。
原体験は、おそらく小学生の頃。七夕の季節にプラネタリウムで見た「七夕の物語」の記憶。織姫と彦星の切ないお話を映像と星空で追いかけたあの時間は、幼い心に「星空って、こんなに楽しいんだ!」という感動を刻んでくれました。
「あの時のように、物語に没入できる作品にまた出会いたい」 そんな期待を胸に選んだのが、今回の**「名探偵コナン」**とのコラボ作品でした。

これが、私には大正解! 最初は冬の星座についての説明から始まるのですが、そこから流れるようにコナンの事件解決パートへと移っていきます。星空を見上げているはずなのに、感覚は完全に「映画館」のそれ。謎解きのワクワク感に引き込まれ、気がついた時にはエンドロール。
「あ、最後まで一秒も眠くならなかった……!」
長年の課題だった睡魔に打ち勝ち、純粋に星空と物語の融合を楽しめたこと。それは、知識を詰め込む時間ではなく、心を動かす「体験」を求めていた私にとって、最高の解決編となりました。
作品の中で紹介されていた冬の星座たち。中でも印象的だったのが「こいぬ座」の星の名前でした。
詳しい名前の由来までは覚えられなくても、その響きがとにかく「かっこいい!」と直感的に惹かれてしまった私。星座だけでなく、星そのものが持つ名前に注目してみるのも、新しい星空の楽しみ方かもしれません。
雲の上で過ごす、ふわふわの特等席
今回、もうひとつ贅沢をしたのが**「雲シート」**です。 リクライニングシートで背もたれを倒すのとは全く違う、真っ白でふわふわな雲の形をしたソファ。

プラネタリウムはリクライニングシートで見るというイメージから、ソファ席で見えるということに驚きました。また、家族でもデートでも使えるシートだと思いました。
体を預けた瞬間、全身の力が抜けていくような安心感。「星を見ている」というより、「雲の上から星空の物語を覗き見ている」ような開放感で、心からリフレッシュできました。
私がバケットリストを書く理由
私が「バケットリスト」を作り始めたのは、日々の忙しさに流されず、自分の「やりたい」という小さな声を大切にしたかったからです。
私のリストには、大きな夢から小さな楽しみまで、たくさんの項目があります。
- 「日本47都道府県を全て制覇したい」(青森や石垣島、福井の海鮮も!)
- 「憧れの場所へ」(スペインのサグラダ・ファミリアや、フロリダのディズニー)
- 「自分をアップデート」(髪や肌にいいことをする、英語を話せるようになる)
- 「大切な人と」(夫の喜ぶことをする、両親に親孝行する)
ただ頭で考えているだけでは過ぎ去ってしまう毎日も、リストにして一つずつチェックを入れることで、人生が少しずつ色づいていくような気がしています。
新たな「やりたいこと」が生まれる場所
今回の体験を経て、私のバケットリストに新しい「ワクワク」が追加されました。
一つは、**「家庭用プラネタリウム」**で夜に家でも星空を楽しむこと。家電屋さんで見かけてから気になっていたのですが、寝る前のリラックスタイムに家で星が見られたら最高ですよね。
そしてもう一つは、**「本当の満天の星空を見に行く」**こと。 プラネタリウムの美しさを知ったからこそ、いつか自分の目で、吸い込まれるような本物の宇宙を見てみたいという夢が膨らみました。
広がる星空へのワクワク
今回の訪問で知ったのですが、プラネタリウムは季節によって上映作品が異なり、さらに日本全国に個性豊かな施設がたくさんあるそうです。
「星空」という一つのテーマでも、場所や季節、作品によって全く違う表情を見せてくれる。そんな奥深い楽しみ方に気づけたことで、私のバケットリストにはまた新しい「やりたいこと」が増えました。
- 家庭用プラネタリウムで、家でも夜に星空を楽しむ
- 本当の満天の星空を、いつかこの目で見に行く
- 全国のいろいろなプラネタリウムを巡ってみる
今回のバケットリスト進捗
これで、私のバケットリストも4つ目の達成となりました!
- 1. ジムに通い始める(達成!)
- 2. 個別株の勉強を始める(達成!)
- 3. 競馬場で競馬を見てみる(達成!)
- 4. プラネタリウムで物語調の作品がみたい(NEW!達成!)
「いつか」を「今日」に変えてくれるバケットリスト。 次は、ドラマ『HERO』のロケ地巡りか、それともずっと書きたかった「上海と東京のディズニー比較記事」か。
一つずつ叶えていく過程を、これからもこのブログで綴っていきたいと思います。
日常のすぐ隣にある場所も、リストに書くだけで特別な「冒険」に変わる。 次は、どのリストを叶えに行こうかな。
