挑戦

【仕事の悩みから脱却】「金持ち父さん」への挑戦第2弾:33歳が始めた具体的行動3選

前回の記事では、好きな仕事なのに「義務感」や「孤独」を感じてしまうという私の正直な悩みを書きました。共感をいただき、改めて33歳からの挑戦のテーマは間違っていなかったと確信しています。本当にありがとうございます!

特に、前回記事の「挑戦4:お金のために働かないための学びを始める」について、自分なりに「何ができるのか」「何をしたのか」と考えました。

今回は、あの記事を投稿してからすぐに着手した、「お金のために働かない人生」を実現するための具体的な第一歩、そしてその経過についてご報告します。

1. 「自分で考え、実行する」という気づきを起点に

前回もお話した通り、『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで最も衝撃を受けたのは、「お金のために働く(貧乏父さん側)」の構造から抜け出し、「自分のためにお金を働かせる(金持ち父さん側)」に移行しなければ、一生労働から解放されないという事実でした。

そして、この本には具体的な投資手法は書いていないからこそ、「何をしたらいいかは自分で考え、必要なスキルを身につけ、自分の頭で考えて実行する」ことが不可欠だと気づきました。

そこで、この原則に基づき、抽象的な「学び」で終わらせず、具体的な3つの行動をすぐに始めました。

2. 「お金のために働かない」ための具体的行動3選

アクション1:家計の現状を「資産」と「負債」に分類し、見える化する

目的: 自分が今どの立ち位置にいるのか、まずは冷静に把握するため。

本には「資産=ポケットにお金を入れてくれるもの」「負債=ポケットからお金を奪っていくもの」と定義されていました。これまでの私は、感覚的に家計を把握していましたが、これを「金持ち父さんの定義」に当てはめて見直すことにしました。

  • 具体的な行動:
    • 家計簿アプリを活用し、毎月の収入と支出を徹底的に記録。
    • 特に「固定費(ポケットからお金を奪う負債)」を洗い出し、どこに無駄があるかリストアップ。
    • 預金や保険、その他の財産を「資産」としてリストアップし、現在の純資産を明確な数字で把握しました。

「なんとなく大丈夫」という曖昧な状態が、一番危険だと感じたため、まずは現状を数字で直視することから始めました。

アクション2:財務リテラシーを高める「継続学習の仕組み」を作る

目的: 「自分で考えて実行する」ために、正しい知識を継続的に身につけるため。

本を読んだだけで知識を得た気になっては意味がありません。継続的に学び続ける仕組みを作ることに挑戦しました。

  • 具体的な行動:
    • 次に読むべき「お金の基礎」に関する本を3冊購入し、毎日30分読む時間を確保。
    • 信頼できる経済ニュースや投資系YouTubeチャンネルを厳選し、通勤中や家事が終わった後の「隙間時間(前回の挑戦1で確保)」に必ず視聴するルーティンを組み込みました。

特に「投資」に関する情報は玉石混淆なので、特定の信頼できる専門家や金融機関の情報に絞って、インプットの質を高めることを意識しています。

アクション3:ブログを「収益を生む資産」として定義し、再設計する

目的: 「労働収入」以外のキャッシュフローを生む「資産」の柱を育てるため。

ブログは、私が寝ている間も読者に価値を届け、収益を生み出す可能性を秘めた「資産」だと定義し直しました。これまでは趣味の延長でしたが、これからはビジネスの視点を取り入れます。

  • 具体的な行動:
    • 「旅行記」や「仕事の悩み」といった記事を、読者の具体的な課題解決につながる内容にブラッシュアップする。
    • 記事を投稿するだけでなく、過去記事のリライトや内部リンクの強化など、ブログの価値を高める「メンテナンス作業」を毎日15分実施する。
    • ブログ運営に関するマーケティングやSEOの知識を、挑戦1の「隙間時間」を使って学ぶようにしました。

3. 挑戦を支えるマインドセットの変化

これらの具体的な行動を始めたことで、私の内面にも大きな変化がありました。それは、仕事やお金に対するマインドセット(考え方)が変わったことです。

① 「恐怖」と「欲」をコントロールする意識

『金持ち父さん貧乏父さん』では、多くの人が「恐怖(生活費が払えなくなる不安)」「欲(贅沢がしたい、もっと欲しい)」という二つの感情によって、一生お金のために働き続ける罠にハマっていると説かれています。

以前の私は、まさにこの状態でした。「給料が少ないという不満(欲の裏返し)」と「将来への漠然とした不安(恐怖)」から、ただ労働時間を増やそうとしたり、何も行動せずにストレスを溜めたりしていました。

今は、この「恐怖」を原動力に変えて勉強し、「欲」を浪費ではなく「資産への投資」に向ける意識を持つようになり、感情に流されずに自分の目標に集中できるようになりました。

② 「時間」に対する意識の変革

以前は、仕事が落ち着いている時や家事の後の時間は「休憩」や「消費(SNSや動画視聴)」に充てていました。しかし、「お金のために働かない」という目標を持つと、「時間は有限であり、最も貴重な資産である」という考え方に変わりました。

  • 行動の変化: 休憩時間を完全にゼロにするのではなく、「消費する時間」を減らし、「知識をインプットし、資産を生み出すブログを成長させる時間」へと意図的に変換するようにしました。これにより、以前感じていた「やることがない」という罪悪感が、「自己投資をしている充実感」に変わりました。

4. 中間報告と、次の課題

この挑戦を始めて数週間ですが、最も変わったのは「仕事に対する義務感」が少し減ったことです。

勤務時間外の行動が「自分の将来の資産」につながっているという感覚が生まれたことで、今の仕事は「お金を稼ぐための作業」から「資産形成の軍資金を得るための重要な活動」に意味づけが変わったからです。

また、「お金の学び」と並行して、前回の記事で掲げた「仕事への向き合い方を変える挑戦」もすぐに実行しました。

  • 仕事が落ち着いている時も、誰よりも作業量をこなし、その上で「どうしたらより伝わるか」を頭を使って考え、資料や報告内容をわかりやすく工夫しました。
  • そして、以前は億劫に感じていた部署内での情報共有を積極的に行い、連携不足による孤独感を解消する努力を始めました。

この行動の結果、仕事に対する「義務感」が「貢献感」に変わり始めているのを感じています。

もちろん、まだ目に見える成果は出ていませんし、次は「投資」という行動フェーズに進むには、さらに多くの知識が必要です。

【次の課題】 次は、この「お金の学び」を通して得た知識を基に、いよいよ「行動のフェーズ」に進む準備をします。具体的な資産運用の手段について学びを深め、実践に向けた計画を立てることが次の課題です。

私と同じように「お金のために働く人生を変えたい」と思っている方の参考になれば幸いです。

5. まとめ:今日が「金持ち父さん」への第一歩

「好きな仕事なのに楽しくない」という悩みから始まった私の挑戦は、今、「お金のための労働から脱却する」という具体的な目標へと進化しました。

  • 現状を直視する(家計の見える化)
  • 知識を武器にする(継続学習の仕組み化)
  • 行動を資産につなげる(ブログの再定義)
  • 内面を強化する(マインドセットの変革)

この挑戦は、誰でもすぐに始められることです。あなたも今日から、「自分のためにお金を働かせる」人生への第一歩を踏み出してみませんか?

次の記事は、この挑戦の続きになるか、旅行記に戻るか、また改めて報告させていただきますね!応援よろしくお願いします!