こんにちは!ハワイ旅行記の第2回をお届けします。 前回、ようやく夫の許可を取り(牛骨スープのおかげ!)、プロの意地でコスパ最強のツアーを予約した私。
今回は、出発前のあの独特な「浮き足立つ準備期間」から、金曜日の午後までしっかり働いて飛び出した、成田空港でのリアルなドタバタ劇を詳しく綴ります。
1. 旅のピークは「出発前」にあり?
旅行って、実際に現地にいる時ももちろん楽しいのですが、実は一番幸せな瞬間って**「出発する直前」**ではないでしょうか。
仕事はきっちり片付けた。準備も万端。あとは飛行機に乗るだけ!という、あの全方位が無敵になったような感覚。 帰りの便では「明日から仕事か……」と現実に引き戻される切なさがどうしても付きまといますが、出発前は希望しかありません。ハワイのガイドブックをめくりながら水着をパッキングしたり、海外旅行保険やWi-Fiレンタルの手配をしたりする一つひとつの作業が、もはやエンターテインメントのように感じられました。
2. 「金曜14時まで在宅勤務」から始まった、4.5連休の戦略
今回の旅の最大のポイントは、**「いかに仕事を休まず、滞在時間を最大化するか」**でした。
ハワイ便の多くは、日本を夜に出発して日付変更線を越え、同じ日の朝に現地へ到着します。この魔法のようなスケジュールを活かすため、私たちはこんな作戦を立てました。
- 夫: 金曜日から5連休(土日込み)。
- 私: 金曜日は14時まで在宅でフル回転で働き、そこから4.5連休。
実は私の会社には「5.5連休までなら長期休みと見なされない」という絶妙なルールがあります。この「連休未満」の枠をフルに使えば、有休を最小限に抑えつつハワイを往復できるんです。 (後から思えば、もう1日長く滞在できたことに気づいて「あぁ、やってしまった!」となりましたが……それはまた来年の宿題です!)
14時にパソコンを閉じ、即座に「仕事モード」から「ハワイモード」へ切り替える快感。自宅から成田空港までは少し距離があるのですが、事前に完璧に調べておいた電車に飛び乗り、いざ成田へ!
3. 成田空港のJALカウンターで受けた「最初の洗礼」
私たちが搭乗するのは、20時40分発のJAL784便。 国際線は「出発の2〜3時間前」に空港に着くのが定石ですが、不測の事態を嫌う私たちは、ゆとりを持って16時前には成田空港に到着しました。
「さっさとチェックインして、身軽になって空港探索を楽しもう!」 ……そう思っていた私たちの目に飛び込んできたのは、見たこともないような大行列でした。
オンラインチェックインがうまく機能せず、有人カウンターへ向かったのですが、そこはハワイ便だけでなく、あらゆる方面へ向かうJAL利用客で溢れかえっていました。「さすが関東のメインゲートウェイ、成田……」とその規模に圧倒されます。
結局、荷物を預けてチェックインを終えるまでに、なんと1時間近くかかりました。もし「2時間前でいいや」とギリギリに来ていたら、保安検査の混雑も相まって、かなりヒヤヒヤしていたはずです。
改めて、「旅のゆとりは心のゆとり」だと痛感。旅行会社に勤めていても、実際の現場の熱気や混雑は行ってみないとわからないものですね。いい勉強になりました。
4. 飛行機を見つめながら、祖父との思い出に浸る
無事に身軽になり、搭乗口近くでJALの機体を眺めていると、ふと懐かしい記憶が蘇りました。
幼い頃、祖父がよく**県営名古屋空港(小牧空港)**へ連れて行ってくれた時のことです。 当時の私は飛行機なんてこれっぽっちも興味がなくて、隣接する公園で遊ぶのが何よりの楽しみでした。でも、祖父はずっと楽しそうに、飛び立つ機体を眺めていました。
今はもう、名古屋の国際線といえばセントレアですが、かつての「名古屋の空の玄関口」で祖父が隣で見せてくれたあの景色。今こうして旅行会社で働く私が成田で飛行機にワクワクしている姿を見たら、祖父はなんて言うでしょうか。「今度また一緒に名古屋空港へ遊びに行こう」そんな約束を心の中でしながら、出発の時を待ちました。
5. チェックイン後の至福。そして「いつか」への憧れ
1時間近く並んでようやくスーツケースを預け、身軽になった私たちが向かったのは、免税店やショップが立ち並ぶエリアです。
出発間際でバタバタと搭乗口へ走るのではなく、「さて、何をしようかな?」と思えるくらいの余裕がある。この時間が、旅のプロとして一番贅沢だと感じる瞬間です。
まずは免税店をぶらりと探索。そして、私の個人的なルーティンとして、売店でペットボトルの水を購入します。機内でも飲み物はもらえますが、乾燥する機内での「念のため」と、現地に到着してすぐ飲む用の2本。こうした小さな準備も、出発前の儀式のようなものです。
本来なら、ここでさらに「いつもの流れ」として、お腹が空いていたら空港で腹ごしらえをしてから搭乗口へ向かいます。ただ、広々としたロビーを歩きながら、ふと目に留まる場所がありました。
それは、JALのサクララウンジ。
「あぁ、あそこで出発までゆっくりできたら、もっと最高なのに……」
6. 新たなバケットリスト。「ラウンジ」と「ビジネス」
ラウンジを利用するには、航空券のクラスを上げるか、JALカードのステイタスを上げる必要があります。当然、それには相応のお金がかかります。
今の自分にとって、それが身の丈に合っているかと言われれば、正直まだ背伸びが必要な世界です。でも、だからこそ思うんです。
「次は、あのラウンジでシャンパンを飲みながら出発を待ちたい」 「いつかは、エコノミーではなくビジネスでハワイに行きたい」
そんな「憧れ」が、今の私の新たなバケットリストになっています。旅行会社で働き、旅の裏側も表側も知っているけれど、やっぱり「もっと良い旅がしたい」という純粋な欲求は、何度旅行をしても消えることはありません。
むしろ、こうした「次はもっと!」という目標があるからこそ、また明日から仕事を頑張ろうと思えるんですよね。今の自分にできる精一杯のプランで楽しむハワイと、未来の自分への宿題。そんな二つの気持ちを抱えて、いよいよ搭乗口へと向かいました。
7. JAL784便、いざホノルルへ
20時40分、離陸。窓の外に広がる東京の夜景を眺めながら、仕事の疲れと旅の興奮が心地よく混ざり合います。ここから約7〜8時間の空の旅。
そして今回の旅の最初の教訓は、**「何事も早めの行動が大事」**だということ。 もしチェックインの行列を甘く見ていたら、免税店を見る余裕も、こうして祖父との思い出に浸る時間もありませんでした。「早めに動いて、心にゆとりを持つ」。これが最高の旅をスタートさせるための鉄則だと、改めて身に染みた出発前でした。
次回予告:機内食の誘惑と、ハワイの「洗礼」
ついに始まった空の旅。JAL自慢の機内食に舌鼓を打ちつつも、私たちの頭にあるのは「到着後の時差ボケ対策」。 果たして、戦略的に眠ることはできたのか……?
そして、ホノルル空港に降り立った瞬間。 南国の熱気とともに、私たちはハワイの「最初の洗礼」を受けることになります。
次回、【3泊5日ハワイ旅行記③】JAL機内食のクオリティと、ホノルル空港で味わった「理想と現実」編
お楽しみに!
