台風がきたら旅行はどうなるのか?

夏の旅行についてくるのが台風…

せっかく予約して旅行に行く予定が台風が突然来て旅行中止なんてこともあります。旅行は台風が来たらどうなるのか紹介していきます。

台風が来た時の対応は国内旅行と海外旅行で対応が変わります。

それぞれでまとめましたのでご確認ください。

目次

国内旅行編

自分の予約した旅行がツアー(セットになった旅行プラン)なのか、個別に(飛行機は飛行機、ホテルはホテル)で予約したプランなのか確認が必要です。(プランについてはまた別に紹介します)

ツアーでも個別予約でも、飛行機の部分に関しては同じです。

①飛行機が飛ぶか飛ばないか確認する

各航空会社ホームページに運航状況を確認するページがあります。そこから自分の乗る予定の飛行機が運航か欠航か確認をしてみてください。

欠航の場合は、別便が飛んでいて空きがあれば振替が可能です。もともと予約していた日程より短くなることが多いです。

欠航している場合は、ツアーの場合ツアーが成り立たないため取消料なしでツアー全体の取消が可能です。全額返金となります。一点注意が必要なのが、ツアー(例:飛行機とホテル)の内容は、飛行機欠航の場合全額返金されるのですが、ツアーに別途レンタカーをつけていたり、オプショナルツアーをつけている場合は、その金額は返金の対象になりません。事情もあるので交渉をすることは可能ですが、当日や前日に欠航確定して旅行に参加しないことを決めると、レンタカーやオプショナルツアーの取消料がかかることが多いです。(利用日から何日前から取消料発生が多いです)

個別で手配をした場合、飛行機が欠航であれば飛行機部分は返金可能です。ホテルなどは通常通りの取消料が発生します。交渉も可能です。

手配をしたプランによって異なるので、どのようなプランで予約をしたのか確認をすることが大切です。

運航状況確認は、前日からホームページで確認できることが多いです。航空会社によってはギリギリまで欠航など決めない場合もあるので、空港到着後欠航が決まる場合もあります。

旅行の予約をしている方は、ご自身が乗る航空会社のホームページを確認してみてください。

②条件付き運航になっていないか確認する

航空会社ホームページで欠航は出ていないが、条件付き運航というのになっている場合があります。

条件付き運航とは、欠航ではないがその便が台風などの影響がある可能性があるフライトとなっており、条件付き運航になっている場合も①の欠航と同じく取消料がかからず取消が可能となります。

こちらもツアーのものと個別手配の予約では、全体が取消料がかからないのか飛行機部分だけなのかかわりますので、注意が必要です。

条件付き運航は、各航空会社のホームページのトップ画面に台風の影響などの特設ページが開設されていることが多く、その画面に記載があること多いので、台風の時は必ず利用する航空会社のホームページを確認することが必要です。

JALやANAは条件付き運行を発表することが多いです。LCC系の航空会社はあまり条件付きはないので夏の旅行を選ぶ際は台風などのことも含めて検討した方が良さそうです。

③振替対応

自分が予約していた便が欠航もしくは条件付きフライトになった場合振替対応が可能となります。近い日にちで希望便が空いていれば(同じ日でも空いていれば)可能です。

注意しないといけない点が、振替対応をして1日現地滞在が減ってしまってもツアーで申し込みの場合、1日分の返金は不可となります。もしホテル単体で予約している場合、ホテルへかくにんする必要はありますが、1泊分の返金できないこともあります。

欠航の場合、返金か減泊して出発するかという選択肢になります。

往路欠航に伴い復路便変更などは基本的に不可となります。ツアーで申し込みした場合は、復路変更は復路の欠航が決まっている場合、条件付き運航になっている場合は可能ですが、復路まで危ない場合はきっと現地へ行っても旅行どころではないかもしれません。

航空券単体で申し込みしている方の場合は航空券の種類によってよって復路の変更も可能な場合もあるので航空会社へ確認してみるのもいいかもしれません。

振替希望の場合、同じ考えの方の方もいますのでなかなか取れない場合もあります。また夏休み期間であれば尚更そもそもの予約がいっぱいとのこともあります。

振替しても旅行に行きたいという方は、一度利用する航空会社のホームページを見てみてください。一般予約のところから日にち、人数、出発地、行き先など選ぶと空き状況が確認できます。そこから仮押さえをして、もともととっていたフライトの振替をすることが多いです。航空会社によっては自分の予約状況から確認する必要もあるので、旅行会社で申し込みしている方は方は確認して対応が必要です。個人で航空会社へ確認が必要です。

当日空港にて欠航が判明し振替をする場合は、空港のカウンターにて対応するのがいちばん早いです。

振替によってホテルが減泊となる場合は、ツアーであれば旅行会社へ単体で予約しているのあればホテルへ連絡をしてください。初日にチェックインがないとキャンセルとみなされる場合があります。レンタカーなども同じです。

振替を完了してしまうと振り替えた便が欠航などにならない限り、別便への振替はできません。ツアーの場合欠航で別の航空会社の飛行機で予約した場合、利用しなかった便に関しては返金してもらえます。航空券予約も同様です。ですが振替をしてやっぱり利用しなかったとなると返金も不可となりますのでご注意くださいませ。

④復路が台風の影響ありそうな場合

一番困るのが困るのが復路に影響が出てそうな場合です。出発時に影響が出るかもと出るかもと条件付き運航になっていればツアーはツアーが成り立たないとみなされ取消料なしのキャンセルが可能です。また、振替なども空きがあれば可能なのですが、台風の移動なども毎日変わるので出発時何も発表がないことが多いです。その場合、台風が心配で取り消しをする場合通常通りの取消料が発生します。帰って来れない可能性があるのにって思うのですが、出発時にフライトに影響が出るかなどわからないことが多く、現地に行ってから早めに振替して帰るのかなど決めないといけないのです。

⑤往路は使わず、復路だけ利用する

往路が条件付きフライトになっていたり欠航が決まっている場合、往復セットで航空券を購入すると基本的には往復利用することが条件となりますが、欠航など特別な事情が発生した場合は往路のみ新幹線などで向かって帰りの復路は元々予約していた航空券を使うこともできる場合があります。

海外の航空券は往路が使われないと復路は自動キャンセルという扱いになります。

国内は海外と違い往路と復路セットで航空券を購入している場合でも往路使ってなくても復路のみ利用ができる場合があります。

航空会社へ事前に連絡を入れて確認をする必要があります。

国内旅行について

国内旅行を計画していて台風が来てしまった場合、全国で台風の被害を受けることもありたとえ飛行機がとんでも到着した現地でも台風の被害があることがあります。

台風の被害でお店が空いていなかったり、観光地が封鎖されていたりと現地の観光を楽しめない場合もあります。

よほどの理由がなければ無料キャンセルができるのであればキャンセルをして次の機会に旅行に行かれるのをお勧めします。

海外旅行編

海外旅行では国内線と違い台風で欠航することは少ないです。

危険である時は欠航になるので必ずとは言えませんが、国内旅行ほど心配はいらないかと思います。

台風はある程度移動できる範囲があるので、国内だと全国で被害を受ける可能性があるのですが、海外になると日本は台風でも現地では台風の影響がなかったりします。

しかしながら最近は大きな台風が来てせっかくの旅行に影響が出てしまうこともあります。

ツアーの旅行と個別で手配した旅行では海外旅行でも対応が変わるのでそれぞれに分けて紹介していきます。

①ツアー旅行で手配した場合

ツアー旅行とは、飛行機とホテルがセットになったプランです。

ツアー旅行で申し込みの場合、台風などで飛行機が遅れる時はそのフライトにしたがって元々予定していたものより遅くなってしまいますが、出発をするというのが一般的です。

大幅に遅れ出発日が変更となってしまう場合は、取消料なしでキャンセルすることができる場合があります。ツアーの商品の場合お申し込みの旅行会社へ確認をしてみてください。

楽しみにしていた旅行かとは思いますが、日程が短くなってそのまま旅行に行く方法と取消料なしでキャンセルをして別日に変更するということが選択可能です。

苦渋の選択ですが、トラブルがあっての旅行なので受け入れることも重要です。

もしくは台風が少ない時期を旅行に選ぶというのも良いかと思います。

しかしながら最近は、春は暴風で欠航していることがあったり、冬は大雪で結構になったりと様々な自然現象などで欠航することもあるので事前にできる準備をしておくのが一番良い方法だと考えられます。

ツアーで購入した場合、どこかの旅行会社のツアーになってきていると思うのでお申し込みの店舗もしくはオンラインの窓口へ連絡し確認をしてみてください。

飛行機のフライト情報は利用する航空会社のホームページもしくは成田空港、羽田空港のホームページから出発が近くなると確認ができるのでこちらも併せて確認をしてみてください。

②航空券単体で購入した場合

航空会社が用意した別便で出発する方法とフライトキャンセルとなり返金対応になるかどちらかになるケースが多いです。

元々予約していた便が急遽欠航が生じた場合、航空会社が別便を用意して別便で出発するケースがほとんどとなります。

大幅にフライト時間が変更となり日本の空港で1泊必要になった場合航空会社が負担してくれることが多いです。

状況によっても異なるためまずは航空会社へ確認をし、フライト状況や振替になるのであれば振替便で出発ができるのかなど一緒に確認をしてみてください。

乗り継ぎの方は、乗り継ぎ先のフライトが間に合うのかも含めて確認が必要です。

同じ航空会社や同じ系列のフライトを予約している方(1枚の航空券で乗り継ぎ便も表示されている方)は、最初のフライトが遅れ乗り継ぎ便も間に合わない場合、一緒に別便を振替してくれることがほとんどです。

乗り継ぎ便を別の航空会社や違う系列のフライトを個別に手配している方は、最初の便が遅れても乗り継ぎ便まで手配されることがないため再度購入になるケースがほとんどです。

交渉をしてみても良いかと思いますが、基本的に現地の言葉でご自身で交渉となり、難しいケースがほとんどとなります。

乗り継ぎ便で手配をしている方は、そのようなことも考えて手配をするのが良いと思います。どうしても1枚の航空券で手配できない場合もあるので仕方がないこともあるのですが、何かあった時のことを考えて手配をすることをお勧めします。

海外旅行について

国内旅行と違って台風での影響は受けにくいですが、現地で機材が遅れたりトラブルがあると別の機材を急遽用意することなどが難しいためフライトキャンセルになる場合もあります。

上記の情報は台風の時だけでなくフライトキャンセルの時にも利用ができるのでもし同じような出来事に出会ってしまったら確認してみてください。

フライト情報の確認をHPでしたり、空港にいるのであれば利用する航空会社のスタッフに確認してみるのが一番早いです。

せっかく楽しみにしていた旅行を知識があると少し対応がスムーズにできるかと思うので、もしもの時のためにご確認いただけると幸いです。

まとめ

台風が来た時の国内旅行と海外旅行(飛行機利用)についてまとめました。

国内と海外では対応が異なるためご自身の旅行にあったものでご確認ください。

夏場の旅行を予約している方は、事前に知っておくと当日焦ることなく対応ができるのでご確認ください。

せっかくの旅行を楽しく思い出の残るものにして欲しいので、台風で邪魔されたくないところですが、自然現象で誰にも止められないため知識だけでも参考になると幸いです。

台風の時に旅行に行く方は、くれぐれもお気をつけくださいませ。

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