広島には世界遺産が多く、海外からの観光客も多いです。
今回は広島旅行第三弾世界遺産をテーマに記事にしていきます。
まずは世界遺産について紹介します。
世界遺産とは
世界遺産とは、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界遺産条約に基づき、「顕著な普遍的価値」を持つと認められた文化遺産、自然遺産、複合遺産の総称です。世界遺産条約は、1972年に採択され、現在までに194の国と地域が締約しています。
世界遺産の種類
世界遺産は、大きく3種類に分類されます。
- 文化遺産: 人類の歴史上、文化的、芸術的、科学的、あるいは技術的に顕著な普遍的価値を持つ建造物、遺跡、記念物、景観、考古学的な遺跡など
- 自然遺産: 地球の歴史や生物の進化を物語る顕著な普遍的価値を持つ自然地域、地形、動植物、生態系など
- 複合遺産: 文化遺産と自然遺産の両方の価値を持つ遺産
では早速広島の世界遺産について紹介していきます。
厳島神社
厳島神社は、広島県廿日市市にある神社です。海上にある朱色の大鳥居が有名です。厳島神社は、海の守護神として信仰を集めており、1996年に世界遺産に登録されました。
厳島神社は、推古天皇が御即位された593年に佐伯鞍職 (さえきくらもと) によって御創建されたと伝えられ1400年以上の歴史を持っています。
「神を斎 (いつ) き祀 (まつ) る島=嚴島」として島全体が神の島として崇められていたため、陸地ではなく潮の満ち引きするところに社殿が建てられたそうです。
また、「安芸の宮島」とも呼ばれるこの島は瀬戸内海に浮かび、太平洋の松島、日本海の天橋立と並んで日本三景にも数えられ、深い緑色の森林景観と海、そして鳥居の色鮮やかな対比は日本を代表する景色となっています。
島内最高峰の弥山 (みせん) は現在も原始林で覆われ、貴重な自然環境が残されています。
島を背後にした入江に、木造建物が立ち並ぶという日本でも珍しい神社ですが、建造物群は平安末期の建築後、鎌倉時代に焼失してしまいました。
現在まで2度の再建を行っていますが、精密な修復作業により創建当時の様子が残されています。
平安時代を今に伝える大変貴重な建物なんです。
広島駅からだと、JR山陽本線で宮島口駅まで行き、フェリーで宮島まで行くのが一番早く行くことができます。
広島電鉄で宮島口駅まで行く方法もあるのですが、時間がかかります。
フェリーは結構大きいので雨でしたが揺れなども感じませんでした。
外で景色を見ることも可能、中で椅子に座ることも可能です。
宮島のフェリー乗り場から厳島神社までは10分から15分ほどで歩いていけます。
世界遺産になっていることもあり、とても人が多かったです。
9時ごろ宮島へ到着したのでその後厳島神社へ行きましたが、結構人がいました。
帰りはもっとすごいことになっていたので早めに行くことをお勧めします。
厳島神社は海の上に鳥居があります。干潮、満潮などがあるので時間によっては鳥居の下を歩くことも可能です。
厳島神社へ行く際は、時間の確認して行くのがいいかと思います。
私が行ったときは朝の7時ごろと夜の8時ごろだったと思うので宿泊しないと歩くことができず、今回は行けませんでした。
次回は宮島に宿泊してみようかと思います。
このスポットではたくさんの人が写真を撮っておりました。
天気が悪いので暗い感じに見えてしまうかもです。
厳島神社の中へ参拝に行きました。
中にもたくさんの方がいました。
御朱印の列もすごいです。御朱印を集めている方は早めの方がいいかと思います。
海の上にあるので違う世界に来たような感じになりました。
次回は鳥居の下を歩いてみたいです。
早めに来たので参拝後はお腹も空いてきたので、お店に入りました。
宮島はかきと穴子が有名なので、たくさんのお店があります。食べ歩きができるところもあるのでお店に入っても入らないで食べ歩きをしても楽しいです。
カキフライや焼き牡蠣、穴子の釜飯、レモンも多いのでレモンを使ったドリンクなどたくさん食べました。
宮島は厳島神社や美味しいものがたくさんあります。また野生の鹿もいます。座っていたり、歩いていたり可愛かったです。
日曜日に宮島行ったためかかなり混雑していました。
宮島に行く時は朝早めにいくことをお勧めします。
厳島神社のチケット購入するのも、宮島観光も人が多いと疲れてしまいます。
原爆ドーム
原爆ドームは、1945年に広島に投下された原子爆弾の爆心地から約160メートルに位置する建物です。爆風により建物は大きく損壊しましたが、ドーム部分は残りました。原爆ドームは、核兵器の惨禍を後世に伝える貴重な資料として、1996年に世界遺産に登録されました。
設計者はチェコの建築家ヤン・レツル氏で、構造は一部鉄骨を使用した煉瓦造、石材とモルタルで外装が施されていました。全体は3階建で、正面中央部分に5 階建の階段室、その上に銅板の楕円形ドーム(長軸約11メートル、短軸約8メートル、高さ4メートル)が載せられていました。
その頃の広島は、都心部のほとんどは木造2階建ての建築であり、、こうした大胆なヨーロッパ風の建物は非常に珍しく、川面に映えるモダンな美しさ とあいまって広島名所の一つに数えられていました。
昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分。
人類史上最初の原子爆弾が炸裂したのは、広島県産業奨励館から南東約160メートル、高度約 600メートルのところです。
爆風の圧力は1平方メートルあたり35トン、風速は440メートルという凄まじいもので、建物は爆風と熱線を浴びて大破し、 天井から火を吹いて全焼。
爆風がほとんど垂直に働いたため、本館の中心部は奇跡的に倒壊を免れたものの、館内にいた人はすべて即死しています。
戦後、旧産業奨励館の残骸は、頂上の円蓋、鉄骨の形から、いつしか市民から原爆ドームと呼ばれるようになりました。
原爆ドームは広島駅から観光循環バスに乗って行くことができます。
原爆ドームと平和記念公園の近くにあるので平和記念公園行きのバスでも行くことが可能です。
原爆ドームを見ました。
今でもあの形で残されている建物を見たことがないので、ひどい被害だったことがわかります。
昔のままの状態をキープしているのもすごいと感じました。
歩いて行ける平和記念公園へ行って、中にある記念資料館へ行ってきました。橋を渡ると公園です。
平和記念資料館の中にあるものは、原爆でお亡くなりになってしまった方の遺品が多く、それぞれの方の想いを感じられました。
海外の方も多く、音声ガイド(有料)で、母国語でそれぞれの展示物の説明を聞くことも可能です。
文字で見るより音声で聴くと、その風景が伝わってくるような感じがしました。
平和記念公園には鶴が折ってあったり、モニュメントもありました。
今回は行けなかったのですが、原爆ドームの隣に新しくできたおりづるタワーというタワーがあります。
とても新しい観光スポットとして知られています。
タワーから原爆ドームを見ることもできるのでお時間がある方は一緒に行ってみてもいいかもしれません。
広島焼き
世界遺産から離れてしまいますが、美味しい広島焼き屋さんがあったので紹介します。
原爆ドームからすぐのところに広島焼きの人気店があり、並んで入りました。
長田屋さんです。
海外の方も多く17時ごろ並んだのですが、1時間ほど並びました。
とっても美味しかったです。
調味料もいろいろあり、好きな味で食べられます。
原爆ドームの近くには広島焼きのお店もたくさんあるのでたくさん食べられる方は食べ比べもお勧めです。
夜の原爆ドーム
お腹いっぱいになったので原爆ドームの方へ行ったら夜は夜でお昼とは違う原爆ドームを見ることができます。
原爆ドームがライトアップされていて明るい時と違った建物のような気がします。
夜の原爆ドームも一度見て見てもいいと思います。
時間があれば公園を散策しながら夜散歩をお楽しみください。
まとめ
今回は広島旅行で行った2つの世界遺産を紹介しました。
広島旅行に行ったらぜひ見に行って見てください。
普段の生活とはかけ離れたものが多く、考えさせられることも多かったです。
今回の旅でまだできなかったこともあるので次回チャレンジしたいと思います。
ぜひ世界遺産だからというだけでなく、広島へ行くことがあれば行って見てくださいませ。
次回は広島のクルーズ旅について紹介します。お楽しみにしていただけると嬉しいです。
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