今回の記事では、普段当たり前だと思っていることを変えて、違う目線で物事を考えられるように1週間チャレンジしたことがあるので記事にしています。
同じ時間に起きて、ご飯を食べたり準備をして、家を出て、同じ時間に電車に乗る、会社に着いたらいつも通り仕事をして、仕事が終わったらいつものように家に帰るそん当たり前の生活ですが、もしかしたら明日何かが起きてこの当たり前の生活がなくなってしまうかもしれません。
当たり前だと思っていたことが実は当たり前ではなかったり、当たり前の生活が突然なくなってしまったり、いつもの日常は当たり前のものだと考えてはいけないのではないでしょうか。。
毎日新しい気分で仕事に行って働いたらもしかしたら違う気づきなどもあるかもしれません。
私はそう考え、今回の記事では当たり前だと思っていた通勤について普段当たり前だと思っていたことを変えてみました。
通勤を変えることで学ぶことがいつくかあったので紹介します。
今回の記事では当たり前のように普段の生活を過ごしている方にちょっとした変化を与えてみることで日常が変わるということを紹介していきます。
当たり前ってそもそも何なのか
「当たり前」とは、「疑いなく受け入れられる状態」や「当然のこと」という意味で使われます。
- 朝起きたら太陽が昇っているのは当たり前です。
- 水は濡れるのは当たり前です。
- 親は子供を愛するのは当たり前です。
このように、私たちは幼い頃からこれらのことを当たり前として受け入れてきました。
しかし、よく考えてみると、これらの「当たり前」は、実は奇跡のようなものかもしれません。
例えば、
- 朝起きたら太陽が昇っているのは、地球が太陽の周りを公転しているからです。
- 水は濡れるのは、水の分子が他の物質と引き合いを起こすからです。
- 親は子供を愛するのは、生物として子孫を残すための本能からです。
このように、「当たり前」と思っていることも、科学的には説明できるものだったり、生物学的な理由があったりします。
さらに、「当たり前」は時代や文化によって異なることもあります。
例えば、
- 100年前には、電気やインターネットは当たり前ではありませんでした。
- アフリカの一部の地域では、教育を受けるのは当たり前ではありません。
- 日本では、女性が働くのは当たり前ですが、イスラム教の国では当たり前ではない場合があります。
このように、「当たり前」は絶対的なものではなく、常に変化していくものです。
日常生活の当たり前を考えてみる
決まった時間に朝起きて、ご飯を食べたり準備をして、最近は朝活を始めて、決まった時間に家を出る。
決まった道を歩いて、いつもと同じ車両から同じ電車に乗る。
電車の中ではスマホを見ながら、SNSを見たり読書をしたりして会社に着く。
会社に着いたら、いつものように仕事をする。
仕事が終わったらいつものように決まった車両から電車に乗って家に帰る。
家に着いたら片付けをしてご飯を食べる(夫が作ってくれたり自分で作ったり)
ご飯を食べたらお風呂に入ってやることをやって寝る準備をしていつもと同じ時間に寝る。
これが私の仕事の日の当たり前の生活です。
休みの日は予定によって変わるので今回は仕事の日で振り返ってみました。
今住んでいる家もきている服も、持っているものも全て当たり前だと思ってしまっていますが、どれも日常生活で慣れてしまっています。
通勤を変えてみる
私の生活の中で当たり前だと思っていた通勤ですが、通勤を仕事に影響のない程度で1週間変えてみました。
日常生活の中の当たり前だと思っていた通勤を変えることでどのような気づきがあったのか紹介していきます。
①通勤時間を早める
いつもの通勤時間は職場に着くと少し早いですが、遅延などを考えるとちょうどいい時間なのでいつも決まった時間の電車に乗っています。
その時間を早めてみました。
10分ほど早く電車に乗ってみました。
電車の混み具合はあまり変わりがありませんでしたが、いつも同じ車両に乗っている人は当然ですが、いませんでした。
いつもと違う時間の電車に乗ることで少しだけ普段と景色が違ったような気がしました。
10分早いので慌てて乗り換えする必要もなくゆとりを持って乗り継ぎもできました。
職場に着く時間もいつもより少し早いので普段業務中に進めることができないようなことまで確認することもできました。
10分なのでそこまで大きく変化はありませんでしたが、普段と違った光景を見ることができました。
②車両を変えてみる
いつも同じ車両に乗っているので、普段と全く違う離れた車両から電車に乗ってみることにしました。
普段とは真逆の車両にしました。
同じ時間の電車なのに普段の車両より比較的空いていました。
車両によって人の多さが大きく変わるということを発見しました。
私の通勤では、一度乗り換えが必要となっており同じ駅内で別の電車に乗り換える必要があります。
そのため電車から降りて次の電車を待っていたところ大きな問題が起こります。
8両編成と10両編成の電車が来るのですが、私が降りて電車を待っていたところが10両編成の電車の乗り場でした。
しかしいつも乗っている電車は8両編成だったので電車の乗り場が違っており、なかなか今日は電車が来ないなと思っていたら、まさか電車は来ていて私の車両まで乗り場がなかったのです。
そのため私は焦ってしまいどうしたらいいのかわからなくなりました。。。
次の電車が急行だったのですが、急行では私の職場の最寄り駅に止まらないため次の普通電車を待つことにしました。
到着時間を調べるとまだ間に合う時間ではあったので、何とか職場に時間内に到着することが出来ました。
車両を変えなければ良かったとも思いましたが、今回のミスで今後電車に乗るときは必ず車両を確認して電車に乗ると決めました。
車両が限られてしまうため、普段より人が少なかったということに気づきました。
ミスがありバタバタはしましたが、新しい学びがあったので良かったと思いました。
③通勤時間を30分早めてみる
前回10分だけ早い電車に乗ってあまり大きな違いがなかったので今回は30分早い電車に乗ってみました。
到着も早くなってしまいますがゆっくり普段と違った道を歩いてみたりすることもできるので今回は30分早い電車に乗ってみました。
30分早い電車は思っていたより混んでいました。
普段と行き先が違い(私は途中で降りるのでどの行き先でも乗ることが可能)、この行き先の電車は混んでいるということがわかりました。
比較的本数が少ないのもあるかと思いました。
この時間は意外と混んでいてスマホを見るのもやっとなのでいつものように読書するということも厳しかったです。
時間が違うだけでこんなに人が違うと思うと驚きもありました。
たまたま乗った電車が混んでいただけかもしれませんが、早い電車のほうが混んでいるということがわかりました。
④車両を変えてみる2回目
前回車両を変えてみてミスをしてしまったため今回は車両に気をつけて、いつもと違った車両に乗ってみることにしました。
電車の先頭や一番後ろだと以前のように車両が止まらないなどある可能性もあるため間の車両で乗ることにしました。
違う車両で乗ってみるといつもと景色が違いました。
とても小さなことですが、普段窓から見える景色が車両が違うことで違った角度から見えました。
いつもと違った角度から見ることで景色が違い、毎日見ているはずの景色も違う場所のように感じました。
またここでいつもと違うためにミスをしてしまいました。。
普段は一度降りて別の電車に乗り継ぎをする必要があるのですが、普段と車両が違ったため降りないといけない駅がまだだとお思い込んでしまい降りられませんでした。
気づいた時にはいつもと全く違う景色、全く違う駅に来てしまっておりまた焦りました。
戻ったほうが早いのか、このまま進んで進んだ先で乗り換えをしたほうが早いのか調べてこのまま進んで乗り換えをした方がいいことがわかり進むことにしました。
このまま進んで乗り換えをしたら、意外といつもと同じ時間に職場の最寄り駅に到着することができました。
違ったルートでも同じ時間に着くとことができたことに驚きました。
ミスをしたことで普段と違う車両に乗った場合、いつもと景色が違うので今どの駅なのかがよくわかっていませんでした。
駅のアナウンスや看板を全く見ていなかったことに反省しました。
⑤車両を変えてみる3回目
1回目、2回目と車両を変えてミスをしてしまったので、再度車両を変えることに挑戦しました。
これだけミスをしてもう車両を変えるのは嫌だなと思ったのですが、車両を変えることで今まで気づきもあったのでもう一度挑戦してみることにしました。
今回は電車の真ん中あたりの車両にしました。
今まで気づいていなかったのですが、改札口があるのが駅の真ん中か端のほうだということに気づきました。
真ん中の車両は思っていたより混んでいましたが、大きめな駅に到着すると一気に人が降りました。
乗ってくる人も多いのですが、座れる可能性もあることがわかりました。
人の流れが多いので混んでいる時もあれば一気に人がいなくなる時があることがわかりました。
今回は2回のミスを繰り返さないように、降りなければいけない場所で降り、真ん中なので問題ないかとは思いましたが、車両を確認して並んでいるところで乗車が可能か確認しました。
3度目の正直とも言われているように、今回は無事到着することができました。
前回までの反省を活かして今回は無事に到着することができたのと、真ん中の車両は混んでいるが一気に人が降りることがあるということが今回車両を変えてみて気づきました。
気づき
1週間電車の車両を変えてみるという小さなことではありますが、挑戦をしてみて引越しして初めて出勤する日を思い出しました。
この電車で大丈夫なのか、この時間で間に合うのかなど色々考えて乗っていた始めの頃を思い出しました。
始めの頃は緊張もあり、しっかり電車を確認して乗っていたはずなのに、今では電車ではスマホを見て、降りるときは流れに沿って降りていつものところに並ぶそんな毎日を繰り返していました。
毎日の繰り返しの中にももしかしたら気づいていないことがあるかもしれない、さらに別の車両や別の時間で通勤したらもっと違う気づきがあるかもしれないということに今回通勤を変えてみて気づきました。
私の職場は電車でしか通えないところなので自転車やバスを使ってみるということはできませんでしたが、移動手段を変えてみたり、通勤経路を変えてみるというのも今まで気づかなかったことがあるかもしれません。
さらにこの当たり前だと思って繰り返している生活ももしかしたら、明日は無くなってしまうかもしれません。
急な事故に遭ってしまったり、病気になってしまったり、職場での異動が決まったり様々なことが考えられます。
突然の事態が発生したら、毎日の繰り返しは違うものに変わってしまうと思います。
同じことの繰り返しで普段の当たり前を当たり前だと感じるのではなく、日常生活をいつものように過ごせている毎日に感謝していかなければいけないと、今回通勤を変えてみて気づきました。
通勤だけではなく、普段の生活の中の当たり前はきっとたくさんあると思います。
その当たり前が、当たり前ではなくなった時に気づくのではなく、日々の生活の中で当たり前のことなんてないと思って生活すると新しい気づき、日々の生活を大切にしようという気持ちが出てきます。
まとめ
通勤を変えるだけで知らないことが山ほどありました。
通勤を変えると職場についてからの気分も変わりました。
普段の生活で当たり前、当然だと思っていることはきっとたくさんあると思いますが、その当たり前を当たり前だと思わず生活することで別の視点から物事を見ることができます。
通勤だけではないので別のことでも時間を見つけてやってみたいと思います。
日々の生活の中にいつもと違う変化を入れてみると今まで知らなかったことや、気づきにつながり新しい視点で物事が見えます。
皆様も日々の当たり前を当たり前にしないで、変化を入れてみてはいかがでしょうか。
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