前回、30代からの新しい挑戦をテーマにブログを再スタートさせましたが、今回は旅行記事を少しお休みして、多くの方が共感するであろう「仕事の悩み」について、私の正直な気持ちと、この状況を打破するための挑戦を書きたいと思います。
私は現在33歳で、幸いにも「好きなこと」を仕事にできています。今の部署に来て約3~4年が経ち、仕事内容は変化したり、新しい方も異動してきたりと、新しい経験もある一方で、良くも悪くも「慣れ過ぎてしまった」という感覚もあります。仕事は週に1回の出勤日を除いてほぼ在宅勤務です。このような環境の中で、最近は仕事をするのが「義務」のようになり、心から楽しいと感じられなくなっていました。
なぜ、好きなはずの仕事が「楽しくない」と感じてしまうのでしょうか?
1. 33歳の私が仕事で感じる「義務感」の正体
私の仕事の現状を分析すると、この「楽しくなさ」は主に四つの要因から来ていると気づきました。
要因①:「言われたこと」だけをこなす受動的な自分
好きな分野の仕事ではありますが、実態は上層部や他部署から依頼されたことを、ただ言われた通りにこなすだけの作業になっていることが多いです。これは「主体性」や「自分のアイデア」が仕事に入り込む余地が少ないということです。仕事がルーティン化し、「義務」のように感じてしまう原因の一つだと感じています。部署に慣れ、業務の流れも分かっているからこそ、頭を使わずに作業できてしまうという側面もあるのかもしれません。
要因②:突然の「変な依頼」と、誰も助けてくれない孤独な状況
ルーティンの合間に、突発的で、しかも「なぜ私が?」と思うようなよく分からない依頼や、誰も前例を知らないような「変な問題」が突然降ってくることがあります。これが何より辛いのは、「誰も助けてくれる人がいないから、一人でやらなければならない」という状況です。
特に在宅勤務が主であるため、ちょっとした疑問をすぐに聞ける環境がなく、問題を一人で抱え込みがちです。手探りで調べる作業が積み重なると、「辛さ」や「孤独感」が楽しさに勝ってしまいます。
要因③:現場と乖離した環境と、モチベーションの低下
さらに最近は、仕事が落ち着「やることがない時間」がある一方で、上層部は会議などで現場におらず、状況をよくわかっていません。負荷が低い時間と高い時間の波があるにもかかわらず、給料が仕事内容や責任に見合っていないと感じています。
また、旅行に行きたいのに、休みもそれほど多くないという現状も、仕事のモチベーションをさらに下げています。仕事の成果が、自分の望む「人生の充実」につながっていないと感じてしまうのです。
要因④:お金のために働き続けることへの危機感
最近「金持ち父さん貧乏父さん」を読み始めました。その中で「お金のために働くな」というメッセージに強烈にハッとさせられました。今の仕事は「時間」と引き換えに「給料」を得る構造であり、このままではいつまで経っても経済的な自由は得られず、貧乏にしかなれないのではないかという大きな不安を感じています。この危機感が、「好きな仕事」への熱意まで奪っていることに気づきました。
2. 「孤独な仕事」から脱却し、人生の満足度を高める4つの挑戦
この「義務感」「孤独」「不満」「金銭的な危機感」を打破し、仕事と人生の満足度を高めるため、33歳からの仕事への向き合い方を根本的に変える、具体的な4つの挑戦を始めます。
挑戦1:仕事の「隙間時間」を「成長時間」に変える
仕事が落ち着いている時に「やることがない」と感じるのは、非常にもったいない時間です。これからは、この「隙間時間」を「自己成長のための時間」として捉え直します。
- 行動目標: 依頼が少ない時間は、受け身の作業ではなく、将来的なスキルアップや、現場の課題解決につながる学習・準備(例:新しいツールを試す、現場の非効率な点を改善する企画書を作成する)に充てる。
これにより、受け身だった自分を主体的な自分に変え、暇を持て余すというストレスを解消します。
挑戦2:「孤独」を「連携」に変える仕組み作りに挑戦
突発的な難しい依頼や、現場を理解していない上層部との乖離に対し、受け身で不満を抱えるのをやめます。
- 行動目標:
- 依頼主や関係部署に対し、依頼時に「この依頼の目的と、達成に必要なリソース(人や情報)は何か?」を積極的に確認する。
- 来月から出社が増えるため、出社日を意図的に連携を強化する日と定め、普段オンラインでは聞きづらい質問や、突発的な依頼に関する進捗を対面で簡潔に報告する機会を作る。
「誰も助けてくれない」のではなく、「助けを求められていないだけ」「現場の状況を伝えられていないだけ」かもしれません。自分から連携を取り、孤独を解消する勇気を持ちます。
挑戦3:「仕事の生産性」を「人生の充実」と結びつける
給料や休みの不満は、仕事の生産性を高め、限られた時間を最大限に活用することで解決を目指します。
- 行動目標: 仕事の効率を上げ、残業を減らすための工夫を毎日一つ実践する。また、仕事の目標を「言われたことをこなす」ことではなく、「この仕事で効率を上げ、旅行に行くための休みを確保する」という具体的な人生の目標と結びつけます。
挑戦4:「お金のために働かない」ための学びを始める
「金持ち父さん貧乏父さん」の教えを、抽象論で終わらせません。経済的な自立を目指すための「資産形成」に向けた学びを、具体的な行動として始めます。
- 行動目標: まずは財務リテラシーを高めるため、関連書籍を読み進める時間を確保する。そして、このブログやSNSを、将来的に「労働収入」以外の収益を生む可能性のある「資産」として捉え、積極的に育てていく。
この小さな意識改革が、仕事の「やりがい」を再発見し、好きな旅行を充実させるための原動力になると信じています。
3. まとめ:もう一度「仕事が楽しい」と言える33歳へ
好きな仕事だからこそ、このまま「義務感と孤独」に押しつぶされてしまうのはもったいないです。
33歳からのこの挑戦は、豪華客船に乗るような華やかな旅ではありませんが、人生の大部分を占める「仕事」への向き合い方を変え、限られた時間の中で最大限に自分らしく生きるための非常に重要な一歩です。
私と同じように、仕事で悩んでいる方、孤独を感じている方、休みが足りないと感じている方、そして経済的な不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。
この挑戦の経過は、またブログで報告していきますので、応援よろしくお願いします!