温泉施設のマナーを守って気持ちのいい温泉を！

はじめに

温泉のマナー

まず温泉施設や宿にある温泉に入る際のマナーについて紹介していきます。

温泉に入る前の準備

• 化粧を落とす: 化粧品は温泉を汚す原因になります。洗面所でしっかり落としてから入りましょう。
• 体を洗う: 体についた汚れを洗い流し、清潔な状態で温泉に入りましょう。
• 髪を束ねる: 長い髪はゴムで束ね、湯船につかる際に邪魔にならないようにしましょう。

温泉での注意点

• かけ湯: 浴槽に入る前に、必ずかけ湯をして体を清めましょう。
• タオル: タオルは湯船に浸けたり、体を洗ったりしないようにしましょう。
• 湯船での行為: 湯船の中で、石鹸やシャンプーを使う、爪を切る、大声で話すなどは避けましょう。
• 私物: カメラや携帯電話を持ち込むのはやめましょう。
• 入れ墨: 一部の温泉施設では、入れ墨のある方の入浴を禁止している場合があります。事前に確認しましょう。

その他のマナー

• 脱衣所: 他人の目を気にせず、各自が気持ち良く過ごせるよう配慮しましょう。
• 時間: 長湯は避け、他の利用者にも譲り合いましょう。
• 清潔: 使用した桶やイスは、洗って元の場所に戻しましょう。
• 周囲への配慮: おしゃべりは控えめにして、周囲の利用者に迷惑をかけないようにしましょう。

温泉の種類によって異なるルール

• 混浴: 混浴の温泉では、水着の着用が義務付けられている場合があります。
• 貸し切り風呂: 貸し切り風呂を利用する際は、時間制限を守りましょう。

意外と知られていない温泉マナー

• 湯口から直接お湯を飲むのはNG: 湯口は最も清潔な部分ですが、口をつけることは避けましょう。
• 洗い場での長湯は控えめに: 洗い場は体を洗う場所です。長時間の滞在は、他の利用者の迷惑になります。
• タオルを湯船に浸けて体を洗うのはNG: タオルに付着した汚れが湯船を汚す原因になります。
• 湯船で泳いだり、飛び込んだりするのもNG: 他の人に迷惑がかかるだけでなく、事故の原因にもなりかねません。
• 髪の毛はしっかり排水口に流す: 髪の毛は排水口を詰まらせる原因になります。

サウナのマナー

サウナは高温多湿の環境で身体を温めることで、リラックス効果や健康増進が期待できる温浴施設です。多くの人が利用する場所なので、以下のようなマナーを守って、気持ちよく利用しましょう。

サウナに入る前の準備

• 体を洗う: サウナに入る前に、必ずシャワーで体を洗い、汗や汚れを落としましょう。
• 髪を洗う: 髪も一緒に洗い、清潔な状態でサウナに入りましょう。

サウナ室での注意点

• タオルの使用: サウナ室では、必ずタオルを敷いてから座りましょう。直接肌をシートにつけないことがマナーです。
• 会話: 大声で話したり、騒いだりするのは控えましょう。静かにリラックスできる環境を作りましょう。
• 水分補給: サウナに入る前と後には、こまめに水分補給をしましょう。
• 時計やアクセサリー: 時計やアクセサリーは外してサウナに入りましょう。高温で変形したり、火傷の原因になる可能性があります。

水風呂での注意点

• 汗を流す: サウナ室から出た後は、必ずシャワーで汗を流してから水風呂に入りましょう。
• 深呼吸: 水風呂に入る際は、深呼吸をしてゆっくりと体を慣らしましょう。
• 長時間滞在: 水風呂に長時間滞在するのは避けましょう。体調が悪くなる可能性があります。

その他のマナー

• 休憩スペース: 休憩スペースでは、他の利用者に配慮し、静かに過ごしましょう。
• 清潔: 使用したタオルは、きちんと持ち帰りましょう。
• 持ち物: サウナ室内に私物を持ち込むのは避けましょう。

サウナの利用シーン別マナー

• 混浴サウナ: 混浴サウナを利用する際は、水着の着用が義務付けられている場合があります。
• ロウリュ: ロウリュサービスがあるサウナでは、スタッフの指示に従いましょう。

まとめ

温泉とサウナでは似ているようで少し異なるので表にまとめてみました。

項目	温泉	サウナ
入る前の準備	体を洗い、化粧を落とす	体を洗い、髪を洗う
タオルの使い方	湯船に浸けない	敷いて座る
会話	静かに	静かに
水分補給	こまめに行う	こまめに行う
その他	かけ湯、私物持ち込み禁止	時計やアクセサリーを外す、ロウリュのルールなど

今更聞けないサウナの違いについて紹介

ドライサウナとミストサウナは、どちらも高温で体を温めるサウナですが、その特徴や効果が異なります。

ドライサウナ

• 湿度が低い: 湿度が非常に低く、乾燥した熱気の中で体を温めます。
• 高温: 室温は80℃～100℃と高温で、短時間で発汗を促します。
• 効果:
  • デトックス効果: 汗と一緒に老廃物を排出することで、デトックス効果が期待できます。
  • 血行促進: 高温により毛細血管が開き、血行が促進されます。
  • 自律神経のバランスを整える: 交感神経を刺激し、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

ミストサウナ

• 湿度が高い: 湿度が非常に高く、蒸気で満たされた空間で体を温めます。
• 低温: 室温は40℃～60℃とドライサウナに比べて低温ですが、湿度が高いので体感温度は高くなります。
• 効果:
  • 美肌効果: 蒸気が肌の毛穴を開き、汚れを洗い流し、美肌効果が期待できます。
  • 呼吸器系への良い影響: 温かい蒸気を吸い込むことで、呼吸器系が潤い、乾燥を防ぎます。
  • リラックス効果: 低温で湿度が高い環境は、リラックス効果が高く、心身のリフレッシュに繋がります。

ドライサウナとミストサウナ、どちらが良いの？

どちらが良いかは、個人の体質や好みによります。

• 短時間で発汗したい方: ドライサウナがおすすめです。
• 美肌効果を求める方: ミストサウナがおすすめです。
• 呼吸器系が気になる方: ミストサウナがおすすめです。

種類	湿度	温度	効果
ドライサウナ	低い	高い	デトックス効果、血行促進、自律神経のバランスを整える
ミストサウナ	高い	低い	美肌効果、呼吸器系への良い影響、リラックス効果

まとめ