1. はじめに
初めてのシンガポール旅、全てを満喫したい!
今回は9月に夫と2人でシンガポールへ行ってきたので、シンガポール旅についてまとめていきます。
夫は2回目、私は初めてのシンガポール、夫もかなり前に行ったとのことでほぼ忘れており、初めての旅行に近い旅でした。
旅のテーマ
- 今回の旅のテーマは「異文化体験とシンガポール主要観光スポット巡り」
初めてだからこそ行ってみたいところや食べてみたいものがたくさんあり、色々調べながらの旅行でした。
2. Day 1:ハプニングから始まる熱帯の夜(移動日・初日夜)
グラブの誤算!異国の地でのホテル移動ハプニング
夕方、いよいよシンガポールのチャンギ国際空港に到着!熱帯の空気に包まれ、旅の始まりにワクワクします。
早速、配車アプリのグラブタクシーでホテルへ向かおうとしたのですが、ここで初っ端からハプニングが…!なんと、誤って設定していたのは別の同名ホテルだったのです!
知らずにそのホテルのフロントでチェックインしようとしたところ、「お客様のご予約はございません」と衝撃の一言。(英語)そこで初めてホテルの設定を間違えていたことに気づき、大慌てで一度降車。改めて目的地のカールトンホテル(Carlton Hotel)を設定し直し、2度目のグラブでようやく到着しました。異国の地で慣れないアプリを使う際は、住所をしっかり確認しないといけないと、初日から良い教訓を得ました(笑)。
予約を間違えたのかとも焦りました。事前の準備はしっかりやっておくべきだったと反省でした。
このカールトンホテルには3泊お世話になります。落ち着いた雰囲気で立地も最高!無事にチェックインを済ませると、もう外はすっかり暗くなっていたので、早速夜のシンガポールへ繰り出します。
旅の始まりは熱々の肉骨茶(バクテー)
初日の夕食は、絶対食べたかったシンガポール名物、バクテー(肉骨茶)です!
ホテルから歩いて10分ほどのところにある有名店、ソンファバクテー(Song Fa Bak Kut Teh)へ。お店の外にはすでに10分ほどの行列ができていましたが、回転が速いのであっという間に入店できました。
注文したのはもちろん、熱々のバクテー!胡椒がガツンと効いた透き通ったスープに、柔らかい豚のスペアリブがゴロゴロ。この薬膳っぽいスープが旅の疲れを癒してくれるようで、本当に絶品でした。おかわり自由のスープを何度も注いでもらい、身体の芯から温まり、暑いくらいでした。

締めくくりは幻想的なマーライオンの夜景
お腹が満たされた後は、お散歩がてら歩いてマーライオン公園へ向かいます。
公園に近づくと、いきなり視界に飛び込んでくる、光り輝く未来都市の景色!ライトアップされた雄大なマーライオン、そしてその背後にそびえ立つマリーナ・ベイ・サンズの幻想的な姿に、思わず立ち尽くしてしまいました。まさに「シンガポールに来た!」と実感できる瞬間です。

夜風に当たりながらしばしこの景色を眺め、初日の充実感を噛みしめつつ、ホテルへと戻りました。明日からの本格的な観光に備えて、ぐっすり眠ります。
3. Day 2:異文化の波に揉まれ、オイルまみれになった日
朝食はシンガポールの定番、カヤトースト
旅の二日目は、シンガポールの定番グルメでスタート!朝食はカヤトーストです。
サクサクに焼かれた薄いトーストに、甘いカヤジャムと冷たいバターが挟まっているこの組み合わせが本当に最高。温泉卵に浸して食べるスタイルも病みつきになります。シンプルながらも、シンガポールの熱帯の朝にぴったりの、甘くて幸せな味でした。

異国情緒溢れる街巡りと衝撃のSPA体験
朝食後は、一気に異国情緒あふれる街へ。まずは美しいスルタンモスクを擁するアラブストリートを散策。黄金のドームが青空に映えて、まるで中東に来たかのような気分になります。

続いては賑やかなリトルインディアへ移動。本来の予定は巨大ディスカウントストアのムスタファセンターでのお買い物でしたが、道中ふと目に入ったアーユルヴェーダSPAが気になり、ダメ元で予約状況を確認することに。
すると、「今すぐできるよ!」とのことで、急遽スパ体験が決定! 1時間のオイルマッサージコースを夫婦で受けることになりました(ちなみに2名で約21,700円)。

【アーユルヴェーダの緊張と解放】
施術は、夫は男性、私は女性のスタッフがそれぞれ担当し、1対1の薄暗い部屋で行われました。紙パンツ以外は全て脱いで受ける、本格的な全身オイルトリートメントに最初はかなり緊張…!
しかし、熟練のスタッフの手技は素晴らしく、日頃の疲れが溶けていくように感じられ、施術中は心から気持ちよかったです。
【衝撃の結末:「髪の毛、べしょべしょ事件」】
全身のオイルマッサージが終わると、いよいよクライマックス。額に温かいオイルを垂らすシロダーラを含む施術です。
問題はここからでした。
全身のオイルはタオルで拭き取ってもらえるのですが、頭に浸透したオイルが強烈。スタッフからは「1時間くらいしてからシャワーを浴びてね」との指示がありましたが、もう髪の毛からオイルが滴り落ちてくるレベル。
帰りのグラブに乗る頃には、Tシャツの背中側にオイルが染みてしまうほどの衝撃的な事態に…!リトルインディアの街をオイルまみれの髪で歩くのはなかなかハードな経験でした(笑)。
【教訓:SPA体験後のアドバイス】
- 後の予定がない日に受けるべき!
- ホテルのシャワーで入念に洗っても、その日一日中はオイルの香りが続きます。
- 濡れてもいい、暗い色の服で行くのが鉄則です!
昼夜で楽しむ二大ホーカーズ
オイルまみれの衝撃体験を終えた後は、慌ててホテルへ戻りシャワーでオイルを洗い流し、リフレッシュ!
そして再び食の探求へ。
- 昼食: まずはチャイナタウンへ。ここのホーカーズでシンガポールに来たら外せないチキンライスを堪能。屋台で食べるローカルフードは活気があって最高です。


- 夜食: 地下鉄でオーチャードロードを散策し、夜は最大級のホーカーズ、ラウパサへ。ライトアップされた歴史的な建物の中で食事を楽しむのが目的です。
ここでは、シンガポール版焼き鳥のサテーと、海鮮の旨味がたっぷり詰まったホッケンミー(福建炒麺)をチョイス。安くて美味しいローカルフードを心ゆくまで満喫し、充実した二日目を終えました。


4. Day 3:スリル満点のリゾートと海の幸の王様(エンタメ・グルメ)
A. セントーサ島で童心に帰る!SKYLINE LUGEでスリル満点
3日目は、シンガポール屈指のリゾートアイランド、セントーサ島へ!グラブタクシーでスムーズに移動し、島に着いた瞬間からリゾート感たっぷりの雰囲気に包まれます。
セントーサ島でのメインアクティビティは、スリル満点のSKYLINE LUGE(スカイライン・リュージュ)です。これは、リフトで丘の上まで登り、エンジンがなく重力だけで斜面を滑り降りるカート(リュージュ)に乗って、自分でハンドルとブレーキを操作しながらコースを駆け抜けるアトラクションです。


私たちも挑戦しましたが、これが想像以上に楽しい!風を切りながら滑り降りる爽快感と、カーブを曲がるスリルがたまりません。童心に帰って、何周でもやりたくなってしまう面白さでした。
リュージュを楽しんだ後は、島内で食事を済ませ、無料のシャトルバスに乗ってビーチエリアなど島内をぐるっと散策。リゾート気分を満喫しました。
B. 最高の贅沢!ジャンボシーフードでチリクラブ
セントーサ島からオーチャードへ戻り、少し早めの時間からディナータイムです。
この旅で絶対に外せなかったグルメ、それがチリクラブ!私たちは有名店ジャンボシーフード(JUMBO Seafood)へ行き早い時間だったのでそのまま案内してもらいディナータイムへ。
まずは付け合わせとして、海老がぷりっぷりの美味しいチャーハンを注文。そしていよいよメインのチリクラブが登場です!



辛くないバージョンもあるようでしたが、店員さんに写真を見せてピリ辛の味をオーダー。真っ赤なソースに覆われた大きなカニは、見た目からして迫力満点です。
大きなハサミの中には身がしっかりと詰まっていて、濃厚でコクのある甘辛いソースがよく絡みます。このソースを、揚げパンのマントウにたっぷりつけて食べるのが最高!さらに、最初に頼んだチャーハンにかけて食べると、これまた絶品の海鮮あんかけチャーハンに大変身。最後までソースを余すことなく堪能しました。
お値段は2人で22,700円と、シンガポールグルメの中でも飛び抜けて豪華でしたが、その美味しさは感動レベル!旅の思い出に絶対に食べておくべき一品です。
C. 夜のジャングルを探検、ナイトサファリ
豪華なチリクラブディナーを終えた後は、楽しみにしていたナイトサファリへ!しかしここで、またしても移動の壁にぶつかりました。
オーチャードから動物園までは距離があるため、グラブで向かう予定でしたが、夕方の帰宅ラッシュと重なり、グラブがなかなか捕まらないという事態に。予約していた19:15の入場時間に間に合うかヒヤヒヤしながら、ようやく捕まえたグラブで向かうことに。
道中も予想通り大渋滞で、到着は予約時間ぎりぎりでした。ただ、到着して受付を見てみると、予約時間自体はそこまで厳密にチェックされている感じではなかったので一安心。
夜のジャングルに入ると、昼間とは全く違う、静かでミステリアスな世界が広がっています。トラムに乗って夜行性動物たちの活発な姿を観察し、幻想的な夜の探検を満喫しました。帰りはまたグラブでホテルへ直帰し、充実した3日目を終えました。
5. Day 4:カールトンをチェックアウト!夢のMBSへ(移動・観光)
A. 最後のカヤトーストとマーライオン
朝の散歩で再びマーライオン公園へ。この旅で何度見ても飽きない、未来都市の景色を堪能します。
最後のカヤトーストで朝食を済ませたら、3泊お世話になったカールトンホテルをチェックアウト。いよいよマリーナ・ベイ・サンズへと向かいます!
B. マリーナ・ベイ・サンズへ移動と予告編
カールトンホテルからマリーナ・ベイ・サンズへグラブで移動し、まずは荷物を預けました。チェックインまでの時間を使い、マリーナ・ベイ・サンズ内のショッピングエリアや施設を散策。インフィニティプールやジムなど、豪華な設備をちらりと見学し、期待を高めます。(マリーナ・ベイ・サンズでの滞在の全貌は、次回の【マリーナ・ベイ・サンズ完全ガイド】記事で詳しくご紹介します!)
昼食もMBS内で済ませて、ついにチェックイン。
C. マリーナ・ベイ・サンズでの夜のひととき
チェックイン後、部屋からの景色を楽しみながらひと休み。この夜はゆっくりと過ごすため、ルームサービスでチキンライスを注文しました。贅沢な空間で味わうローカルグルメは格別で、夢のようなマリーナ・ベイ・サンズでの一夜を過ごします。
明日の帰国に備え、荷物の整理や最後の散策を楽しみました。
6. Day 5:未来空港JEWELと帰国の途へ(最終日)
マリーナ・ベイ・サンズでの最後の朝
最終日の朝は、マリーナ・ベイ・サンズでの最後の時間を満喫し、チェックアウトして、昼食を食べにグラブを使ってホーカーズに移動。

ここのチキンライスも評価が高いようで、気になったので食べてみました。

チキンがしっとりしていてとても美味しかったです。
その後ももう一件食べたいお店がありグラブで移動。

ヒルマンレストランというレストラン

ペーパーチキンが有名なお店です。
ペーパーチキンは紙で包まれた鶏肉を食べる料理で、味付けは生姜焼きのような味付け。日本食のような味付けでした。
こちらもおいしかったです!
いよいよ帰国のためチャンギ空港へと向かいます。
チャンギ空港JEWELでの過ごし方
- チャンギ空港にある未来型複合施設JEWEL(ジュエル)の巨大な滝を見学。

- ここでも買い物ができるのでショッピング。
- 空港内で最後の食事を済ませ、帰国の途へ。
7. まとめ
旅の費用と持ち物まとめ
今回の4泊6日シンガポール旅行にかかった2人分の費用をまとめました。シンガポールは物価が高いと言われますが、どのくらいかかったのか参考にしてください。(すべて日本円、クレジットカード明細より一部算出)
項目 | 費用(2人合計) | 備考 |
---|---|---|
航空券 | 約80,000円 | マイル利用のため実費のみ |
カールトンホテル(3泊) | 87,945円 | |
マリーナ・ベイ・サンズ(1泊) | 150,000円 | |
現地移動費(Grab等) | 33,000円 | 空港からの移動含む |
アーユルヴェーダSPA | 21,700円 | 2名分 |
ジャンボシーフード | 22,700円 | チリクラブ |
その他の食費 | 約30,000円 | ホーカーズやレストランでの食事など |
お土産・雑費 | 約20,000円 | |
総計(概算) | 約445,345円 | MBSの宿泊費が大きな割合を占めます |
旅の予算を組む際の参考にしてくださいね!
- 9月に行きましたが、まだまだ猛暑でした。晴れの日に外にいると燃えるような暑さですが、室内に入ると最初は涼しいという感じなのですが、寒くなってくることもあるため、羽織ものがあると便利です。
- ホーカーズでの食事はレストランより安く美味しいものもたくさんあるので、おすすめですが、現金のみのお店も多くあるので現金は用意して行った方がいいです。さらに、ホーカーズはフードコートのようなところなので多少机が汚れていたりすることもあり、ウェットテッシュやティッシュなどの用意していくと◎
シンガポール旅行の良かった点・注意点
- シンガポールは治安も良く、夜に歩いても怖さを感じることはありませんでした。
- 街も綺麗なので綺麗なのでうわと思うこともありませんでした。
- タクシーもグラブを使うとしっかり住所など確認すれば正しい目的地にぼったくりなどもなく安心です。
- 自販機でペットボトルの水を購入すると1.4シンガポールドルだったので165円ほど(2025年10月13日時点)、コーラも同じく1.4シンガポールドル。
- コンビニで水を購入しても2.5シンガポールドルなので293円ほど(2025年10月13日時点)と、日本より物価は高いです。
- タクシーだったり、屋台で食事をすればお店にもよりますが日本より安いこともあります。
- 夕方時期のグラブはタクシーが拾いづらいこともあるので予定がある方はお気をつけください。
旅の感想
初めてのシンガポールはとっても楽しめました。
日本にはない異文化な体験、現地の食事、優しい人たちに出会い今回の旅もとても楽しく帰ってくることができました。
今回の旅では初めての経験も多く、今までの旅行の中でもかなり心の中に刻まれるものがありました。
食べ物も美味しいものが多く、日本人の方のお口にも合うものがたくさんあると思います。
綺麗な景色も楽しめたり、ナイトサファリやセントーサ島ではお子様から大人の方まで楽しめる場所もたくさんあります。
4泊6日という飛行機での移動もありますが、遊び足りないくらいでした。
次の旅の予告
シンガポール旅読んでいただきありがとうございます。
次回は今回の旅でかなり感動したマリーナベイサンズについて記事にしたいと思います。
今回の記事では控えめにしていましたが、マリーナベイサンズにとっても感動しました。
そんなマリーナベイサンズに宿泊した記事を次回紹介予定です!
お楽しみにしていただけると嬉しいです。