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【単身赴任シリーズ③】増えた「おひとりさま時間」のリアル。時間の感覚と向き合い方

こんにちは!単身赴任ブログ第三弾です。

前回は、短期の単身赴任を快適に乗り切るための「レンタル家電」戦略についてご紹介しました。生活の道具は整ってきましたが、今回は生活が物理的に変化したことで生まれた、「時間」という内面的なテーマについて綴りたいと思います。

夫の単身赴任が始まってから、私たち夫婦はお互いに「おひとりさま時間」が増えました。

【時間が経つ感覚と生活リズムの変化】

単身赴任が始まってから、最も驚いているのは「時間の経ち方」が変わったことです。

二人で生活していた時は、お互いの仕事時間が異なっていても、夕食の時間や就寝前など、家での時間は自然とお互いの生活リズムに合わせて調整していました。特に、家事の分担や食事のタイミングなど、「相手に合わせる」という意識が常にあったため、生活全体に協調性のあるリズムがありました。

普段の私は仕事が終わると、「食事の準備をして、夫を待って、一緒にご飯を食べて、お風呂に入って、寝る」というルーティンで過ごしていました。

このルーティン自体は、一人になった今も変わっていません。仕事、食事、お風呂、睡眠。やることは同じなのに、二人で過ごしていた時と一人で過ごしている時とでは、時間の密度や経つ感覚がまるで違うのです。

今は、その協調性がなくなり、家での時間は完全に自分の都合だけで決まります。夫が隣にいる時は、意識しなくても会話が生まれ、テレビを見ていても夫の存在を感じていました。その時間軸は、とても早く、充実して過ぎ去っていたように感じます。

しかし、一人になると、すべての行動が自分のペースになり、会話もなく静かに進みます。その結果、一日の時間が長く、そして時折、空白のように感じられる瞬間があります。この「誰にも合わせなくていい」という自由さと、それに伴う生活リズムの急激な変化にも、まだ慣れていないのかもしれません。

また、大きく変わったのが睡眠時間です。

夫が家にいた時は、帰りも夜が遅くなることもあり、それに合わせて就寝時間が遅くなり、結果的に睡眠時間が短くなる日もありました。

一人になってからは、出勤の日と在宅の日で多少異なりますが、ほとんど同じ時間帯に寝て、ほぼ同じ時間に起きるという規則正しいリズムになりました。寝過ごさないようにという意識も働き、目覚まし時計をセットする時間も一定に保っています。

特に在宅勤務の日は、出勤日と同じ時間に起きることで朝の時間が格段に長くなりました。最近朝が冷え込む日もありますが、この時間に余裕ができたおかげで、近くの公園でウォーキングをするのが日課になっています。朝から外に出て新鮮な空気を吸うのはとても気持ちが良く、すっかり朝散歩にハマってしまいました。この規則正しい生活と朝の活動が、一日の始まりを前向きにしてくれるのを実感しています。

【増えた「一人」の時間をどう使うか】

これまで夫と家で過ごす時間や、帰りを家で待つ時間が生活の中心にあったため、急に増えた一人時間をどう使ったらいいのか分からず、戸惑ってしまうこともありました。

仕事が終わって家に帰ると、誰にも邪魔されない自由な時間があるはずなのに、何から手を付けていいか分からず、ただぼーっと過ごしてしまう日もありました。

もちろん、寂しさからつい夫からのLINEを何度も確認してしまったり、「今頃何をしているかな」と考えてしまったりすることも少なくありません。

しかし、幸いにも朝の時間にできた余裕をウォーキングという形で活用し始めたことで、少しずつ「一人時間」との付き合い方が見えてきた気がしています。この規則正しく、活動的な朝のルーティンが、一日のモチベーションを支えてくれるようになりました。

【夫は「おひとりさま」を楽しめているのか?】

一方、夫は単身赴任先で私とは違う形で「一人」の時間と向き合っているようです。

単身赴任生活が始まりましたが、夫は新しい仕事で非常に忙しくしているようです。そのため、私のように「自由な時間が増えて何をしようか」と考える余裕もなく、単身赴任先で新しい街を楽しんだり、趣味に没頭したりする時間までは持てていないそうです。

【移動時間とコストをかけてでも、二人で過ごす時間の大切さ】

平日はそれぞれの家で過ごし、連休などがある時は、夫が自宅に戻るか、私が夫の単身赴任先に行くというサイクルができてきました。移動に時間もお金もかかりますが、やはり一緒に過ごす時間は何物にも代えがたいと痛感しています。

少しでも長く一緒にいるために、仕事帰りに私が夫の単身赴任先へ直接向かったこともあります。意外と職場から行くこともできると分かりましたが、途中でバスに乗る必要があり、朝の渋滞などを考えると、出勤時間帯の移動は厳しいと判断しました。また、私の仕事のルール上、在宅勤務を夫の家で行うことはできないため、あくまで週末や連休の限られた時間だけを共有する形になっています。今後も、この限られた時間をどう使うかが重要になってきそうです。

【帰宅時や訪問時の忙しさ】

また、夫が2連休などで自宅に戻ってきても、ゆっくり過ごす時間がないという新たな課題も見えてきました。ジムに行ったり、通い慣れた美容院や歯医者といった用事を済ませたりと、「自宅に戻ったからこそできること」が山積みで、結局は忙しく過ごしています。

私も夫と毎回同じ時に休みを合わせられるわけではないため、せっかく夫が帰ってきても、夫婦で一緒にいられる時間はわずかです。

この忙しさは、私が夫の単身赴任先を訪れる時も同様です。私も2連休が取れた時は夫の元へ行くようにしていますが、目的は忙しい夫が家で少しでも休めるように、溜まった洗濯、掃除、そして食事の作り置きなどの家事をすることです。

しかし、慣れない場所での家事には苦労が伴います。洗濯物は干す場所を工夫する必要がありますし、調理も、備え付けの食器が少ない上に、IHしかなく火力が弱いため、いつものようにスムーズにはいきません。料理を作るのにも予想以上に時間がかかります。

特に苦労するのが買い物です。近くにスーパーは多くあるのですが、どこに何があるのか、どのスーパーが最適なのかもわからず、時間もかかってしまいます。歩いて単身赴任先の近くをぶらぶらしていると発見も多く、散歩がてらあちこち見て回って研究しました。

スーパーの中には、ポイントカードを持っていると安く買える仕組みのところが多いようですが、単身赴任の期間中に物が増えることを避けたいという思いから、ポイントカードを作るのは見送りました。夫に聞いても、仕事で忙しく外食で済ませてしまうことも多いそうで、やはりポイントカードを作るほどではないだろう、という結論に至りました。

【地域を知る楽しさと発見のリアル】

単身赴任先の住所は会社で用意されたため、自分で選んだ場所ではありませんでしたが、片付けなどが落ち着いた今、夫の単身赴任先がどんなところなのかを見るのが、だんだんと楽しく感じられるようになりました。

実際に住んでみてようやく、この地域を深く知ることができたと感じています。家の近所にはないスーパーやショッピングモールがあったり、散歩をしていると自転車の多さに驚いたり、一本中に入るととても狭い道で歩きづらかったりと、地図を見るだけではわからない地域の特性に気づくことも多くありました。

単身赴任は離れている時間だけでなく、「貴重な帰宅時間や訪問時でさえも、なかなか二人の時間を持てない」という、別の形の寂しさや忙しさを生んでいるのだと痛感しています。

私たち夫婦にとって、単身赴任は「時間の使い方」においても大きな課題を突きつけているのだと感じています。私は自分の時間の使い方に慣れること、夫は慣れない環境で仕事と生活のバランスを取ることが、今の私たちの目標です。

【まとめと次回の予告】

単身赴任がもたらした「時間の変化」は、寂しさという感情とセットでやってきました。この増えた時間とどう向き合い、どう埋めていくかが、単身赴任生活を前向きに過ごすための鍵になりそうです。

次回、単身赴任シリーズ第4弾では、前回予告していた「単身赴任先で買ってよかった日用品や消耗品」について、詳しくご紹介したいと思います。どうぞ、次回の更新もお楽しみに!