読者の皆さん、本当にお久しぶりです。前回の記事から時間が空いてしまい、ごめんなさい!
夫が単身赴任に出てから1ヶ月。当初は「これからどうなるんだろう?」という不安やバタバタでいっぱいでしたが、更新が途絶えていたこの期間こそ、私自身の「新しい日常」が定着し始めようとしている期間でした。
派手な出来事はないけれど、日々の小さな習慣や心境が大きく変化したのがこの1ヶ月。今日は、自宅で「留守番役」を務める私が、この空白期間に感じたリアルな変化を綴ってみたいと思います。
1. 「自分のための生活」への強制的なシフト
夫がいた頃は、夫の帰宅時間や好みに合わせて決まっていた生活のルーティンが、突然リセットされました。
料理は「一人分の調整」が難しい
最初は「好きなものを作れる自由だ!」と意気込んでいましたが、すぐに壁にぶつかりました。それは、「一人分の食事の調整」の難しさです。
- 課題: 野菜を使い切れない、お肉が多すぎる、つい適当なものになりがち…。
- 解決策: 今は完全に作り置きと冷凍保存をメインに切り替えましたが、ここで大活躍しているのが家電レンタルでレンタルしたクックちゃん(ヘルシオのホットクック)です。こちらのレンタル家電について記事にもしているのでよかったら見てみてください。愛着が湧いてニックネームまでつけてしまいました(笑)。出来上がりなどに「出来上がりです。加熱の延長ができますよ。」と話しかけてくれるのは1人の生活になって癒しでした。家で話す人もいないため家電と話をするという日が出てきます。一人分をフライパンで調理しようと思うことが本当に少なくなり、まとめて作って何日かで食べるスタイルに。野菜や肉を切ってクックちゃんに入れて調理開始すれば、あとはおまかせ。火を使うわけではないので、調理中にお風呂に入ったり、片付けをしたりと、時間を有効活用できるのが本当に便利。カレーやシチューはもちろん、生姜焼きなどの炒め物系も調理可能です。お米も炊けるので「便利な炊飯器」としても大活躍中ですが、混ぜたり、メニューに合わせて調理できる分、普通の炊飯器以上に釜に香りがつきやすいのが難点。その都度しっかり洗う必要はありますが、火を使わずに色々な料理ができる幅広さが本当に助かっています!健康的でありたいけれど、手間はかけられない、というバランスに落ち着きました。
家の中は「静寂」と「広さ」でいっぱい
仕事から帰ってきて玄関を開けたときの、あの静寂にはまだ慣れません。家が急に広く感じられ、特に夜は寂しさを感じることもあります。
でも、そのおかげで、以前は夫が気にいるか気にしないか考えて諦めていた、自分の好きなように家具の配置を変えたり、一日中好きな音楽を流したりする「小さな自由」も手に入れました。
2. 寒さよりも「節約」を優先してしまう現実
心境の変化で一番大きかったのは、毎日の生活の中で、無意識に「節約」を優先するようになってしまったことです。特に最近の急な冷え込みで、その傾向が顕著になりました。
暖房がつけられない冬の夜
夫がいた頃は、夫が帰宅したらすぐに寒くないようにと、私も気兼ねなく暖房をつけていました。しかし、今は私一人。
「たった一人のために暖房をつけるのはもったいない」というケチな意識が働いてしまい、なかなか手が伸びません。
最近は特に寒いので、夜だけは少しつけるようにしていますが、その分、早く布団に入って暖をとる生活に変わってしまいました。
崩壊した「質の高い睡眠ルール」
以前は「睡眠の質を上げたい」と、寝る1時間前からはスマホを触らないように徹底していました。しかし、今はそのルールも崩壊しています。
早く布団に潜り込むので、寝るまでの時間が長くなり、自然とスマホに手が伸びてしまうのです。もちろん、夫からの連絡を待っているというのも大きな理由の一つ。布団の中でスマホをいじる時間が、夫との繋がりを感じられる大切な時間になってしまっています。
夫が赴任先で頑張っている分、私も自宅でしっかりしなきゃ、とつい生活を切り詰めてしまう。単身赴任は、赴任先だけでなく、自宅にいる家族の生活習慣や意識まで変えてしまうものなのだと痛感しています。
3. 年末大掃除、夫を驚かせたい!
そして今、私が密かに取り組んでいるのが、年末の大掃除です。
夫が帰ってきたときに「こんなに綺麗になったの!?」と驚く顔が見たいな、というモチベーションだけで頑張っています。
窓やサッシ、カーテン洗い、キッチンの換気扇、お風呂の鏡磨きまで、リストアップすると気が遠くなります。ショート動画で見た100円ショップの便利グッズに頼りながら、毎日少しずつ進めています。
仕事があるので、一日中掃除の時間を取るのは不可能。出勤前に少し、帰ってきてからまた少し、という具合に、少しずつ、少しずつ。
「二人でやればもっと早いだろうな」なんて、つい思ってしまうこともありますが、これも夫が気持ちよく帰ってこられるようにという、私の密かな愛情表現だと思っています。
4. 帰省は私にとっても「最高のリフレッシュ」
寂しい気持ちが完全に消えることはありませんが、次に会える日を楽しみにすることで、日々を乗り切っています。
そんな中、先日突然、夫が早いクリスマスケーキを持って帰ってきました!友人と会う予定で「今週は無理だね」と話していた矢先のサプライズだったので、驚きと嬉しさでいっぱいでした。
夫の単身赴任先は、片道1時間ちょっと。交通費も1000円弱で済むため、毎日通勤することもできなくはない距離ですが、始発や終電の問題、そして何より体力的な負担を考えて単身赴任という選択をしました。
週末に夫の家に行って片付けをしたり、一緒にご飯を食べたりすることもあります。その時間はもちろん最高に楽しいのですが、往復の生活はやはり疲れます。そのせいで自宅での大掃除が進まなかったり、溜まった洗濯物が片付かなかったり、というジレンマもあります。
それでも、こうして突然帰ってきてくれる瞬間があるからこそ、また頑張ろうと思えます。夫が改札をくぐってくるのを待つ瞬間、そして家が再び「満員」になる週末が、また次の単身生活を頑張るための最大のエネルギー源になっているのは変わりません。
5. 今後のブログについて
このブログでは、単身赴任の「裏側」として、自宅で生活を維持する側の視点や工夫を綴っていきたいと思っています。
今はまだ、夫のいない時間を心から楽しめるほどにはなっていませんが、まずは大掃除を終えて気持ちを切り替えてから、「一人だからこそできる楽しいこと」を見つけていきたいです。この時間を通して、私自身の生活をより豊かにするヒントを、皆さんと一緒に探していけたら嬉しいです。
- 私と同じ「留守番組」のための「寂しさを紛らわす趣味や習慣」
- 「一人分の食事」問題の「簡単・健康的レシピ」
- 節約をしながらも心を満たす「小さな贅沢」
など、自宅で頑張る皆さんと共感し合えるような情報を発信していきます。
もし「これについて知りたい!」ということがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね。
今後とも、どうぞよろしくお願いします!
