【はじめに:きっかけは、日本版映画『最高の人生の見つけ方』】
「死ぬまでにやりたいことリスト」、いわゆるバケットリスト。ずっと頭の中で『いつかやりたい』と思っていたことを書き出してから、私の毎日は少しずつ、でも確実に変わり始めています。
きっかけは、吉永小百合さんと天海祐希さんが主演された日本版の映画『最高の人生の見つけ方』を観たことでした。真面目な主婦と、仕事一筋の社長。全く違う人生を歩んできた二人が、ひょんなことから手にした「12歳の少女のバケットリスト」を代わりに叶えていく物語です。スカイダイビングをしたり、大きなパフェを食べたりして、少女のように笑い、自分を解放していく二人の姿を見て、胸が熱くなりました。
「自分を後回しにせず、もっとやりたいことをやっていいんだ」 そう勇気をもらい、私は再びバケットリストを書き始めることにしました。
1. 挫折を乗り越える!「続く」バケットリスト作成のポイント
これまでも誕生日の節目などに、ノートに100個のやりたいことを書き出そうとしたことがありました。しかし、最初の20個くらいはすぐ書けるのですが、それを超えてくると「何がしたいのか」を絞り出すのが苦痛になり、100個書き上げる頃には書くだけで満足してノートを閉じてしまう……。そんなことの繰り返しを卒業したくて、今回は作成のポイントを大きく変えてみました。
- ポイント①:AI(Gemini)を「頼れる相棒」にする 一人でノートに向かうと煮詰まりますが、今回はGeminiにやりたいことを伝え、メモにまとめてもらう共同作業を行いました。対話することで「それなら、こういう体験はどう?」と深掘りされ、自分でも気づかなかった本音が引き出されました。
- ポイント②:Google Keep(デジタル)で管理する ノートではなく、スマホやPCで同期できるGoogle Keepに保存。これで、通勤中や電車での移動中など、どこにいても自分のやりたいことが見える「どこでもバケットリスト」の環境を作りました。
- ポイント③:数字に縛られない「生き物」としてのリスト 100個という数字に縛られすぎず、歳を重ねて興味がなくなれば消し、新しい出会いや知らなかったことを知って「やってみたい」と思えばどんどん書き足していく。その柔軟さが、楽しさを継続させるコツだと気づきました。
2. 「隙間時間」が「夢への準備時間」に変わる喜び:松の育成
リストがいつでも目に入るようになると、不思議な変化が起こりました。移動中などの隙間時間に、「この項目を叶えるにはどうしたらいいんだろう?」と具体的に調べるようになったのです。以前はただ書くだけでしたが、今は「やるためにはどうしたらいいか」を調べるようになりました。
例えば、今私が一番熱中して調べているのは**「松の育て方」**です。昔から松の木が大好きで、家で育ててみたいというのは大切な目標でした。先日、鎌倉で念願の「黒松」を購入したのですが、そこから私の「松の研究」が始まりました。
調べてわかったのは、今の時期(冬)は松にとって少し寒すぎるということ。3月の活動期に向けて、今は静かに見守りながら知識を蓄える時期なのだと知りました。3月になったら何をすべきか、今はどうしてあげるべきか。そんな風に「準備」する時間は、ただ待っているだけの時間ではなく、夢を形にするための愛おしいプロセスです。
他にも、ディズニーランドでクリスマスツリーを見たいという夢。昨年のイベント期間を調べて今年のカレンダーに予定を入れたり、カナダのオーロラについてベストシーズンや予算を調べたり。自分がやりたいことだから、調べている時間そのものがもう「人生の旅」の一部のように楽しくて仕方がないのです。
3. ライフワークとしての「47都道府県制覇」への情熱
そして、旅行好きな私にとってたまらない項目が**「全国制覇」**です。47都道府県、すべての都市に行ってみる。この壮大な目標をリストに書き出したことで、私の旅へのアンテナはこれまで以上に鋭くなりました。
「未踏の地でお得に行けるキャンペーンはないか?」「おすすめのスポットは?」と、常に最新情報をキャッチしようとする姿勢。隙間時間に「ここならこの日程で行けそう」とカレンダーと睨めっこしたり、気になった場所をどんどんメモに書き足したり。実際に出発する前のリサーチの段階から、私のワクワクは止まりません。
4. 【重要】「いつか」を待たず、「今」を生きる理由
バケットリストを書いて約1ヶ月。何より大きな変化は、「自分で考えて、自分で行動する」という主体性が生まれたことです。
以前の私は、どこか「いつかそのうち」と、未来の自分に丸投げしていました。でも、人生において「いつ出来なくなるか」なんて、誰にも分かりません。だからこそ、「できるうちに、やるべきことをやる」。
この考え方のシフトが、私の生活の一部を確実に変えました。すべてが劇的に変わったわけではありません。でも、生活の端々に「私は今、自分の人生を自分で運転している」という心地よい手応えを感じるようになったのです。自分らしく生きている感じがして、とても気持ちよくなりました。
5. 誰かに伝えることで動き出す現実
今回はブログという形を通して、リストを公表しました。誰が見ているか分からなくても、「皆さんの前で公表した」という事実が、「やらなきゃ!」という前向きなエンジンになります。
誰かに公表するのが恥ずかしければ、家族でもいいし、誰もいなければ自分の部屋に紙を書いて、いつも見える場所に置いておくのもありだと思います。言葉にして「見える場所」に置くことで、夢は少しずつ現実味を帯びていきます。
6. 1ヶ月で3つの夢を叶えて気づいたこと
驚くことに、この1ヶ月ですでに3つの項目を達成することができました。簡単な内容かもしれませんが、「自分で調べ、行き方を考え、予算を出し、実際に行動して支払う」。この一連のプロセスを自分自身の意思で完結できたことは、大きな自信になりました。
「いつか」と思っていたことが、実は休みの日を使えばすぐにできることだった。それに気づけたのは、リストとして可視化したからです。もちろん、お金や時間がかかって今はできないこともたくさんあります。でも、「いくら用意して、いつなら行けそうか」を今から考えることで、確実に夢を自分の方へ引き寄せている手応えがあります。
結び:自分らしく生きている、という手応え
バケットリストを書き、どうすれば達成できるかをワクワクしながら考える毎日。 3月の春を待つ鎌倉の黒松のように、そして次の目的地を探す旅人のように、今私は「自分らしく生きている」という心地よい充実感の中にいます。
他人から見たら小さなことと思うこともあるかもしれませんが、自分自身やりたいことならやらなくて後悔するより、やって後悔した方が絶対いいと思います。やってみたかったことをやってみて意外と自分には合わなかったなと思うこともあるかと思います。ずっと気になったままで終わるのではなくて一度勇気を持ってやってみることで「自分の人生」今よりもっといいものに変わっていくと思います。
「人生で一番若い日は今日」という言葉を以前聞きました。昨日には戻れないんです。だから一番若いうちに何事も進めるの大事ではないでしょうか。
皆さんも、スマホのメモ帳一列を埋めることから、自分だけの「最高の人生」を見つける旅に出発してみませんか?
