「30代からでも、自分は変えられるのかな?」 そんな漠然とした不安を抱えながら、私は今、一つの大きな挑戦を続けています。
こんにちは、当ブログにお越しいただきありがとうございます。私は現在、埼玉県に住みながら「30代からの挑戦」をテーマに、自分のやりたいこと(バケットリスト)を一つずつ叶えていく過程を発信しています。
以前の記事でご紹介した「さきたま古墳」のように、地元・埼玉には素晴らしい歴史や場所がたくさんあります。そうした魅力的な場所に自分の足で赴き、その空気感を最大限に楽しむためには、何より「健やかな体」と「動ける足腰」が欠かせないということに気づきました。
47都道府県制覇という大きな夢、そして5月に控えた鳥取旅行……。 最高の景色を、最高のコンディションで目に焼き付けたい。
そんな想いから始めた私のジム通いですが、実は最初から順調だったわけではありません。むしろ、「絶望」からのスタートでした。今回は、200メートル走るだけで息が切れていた私が、いかにして「10キロ」という未踏の距離を走破できるようになったのか。その裏側にあるマインドの変化と、日々のルーティンについてお話ししたいと思います。
私の朝は、夫と駅まで歩く15分から始まる
在宅ワークの日、私の朝は少し特別なルーティンから始まります。それは、夫と一緒に駅まで歩く15分間の散歩。
「いってらっしゃい」 「頑張ってね」
駅の改札でそう言葉を交わし、夫は仕事へ、私はそのまま近くのジムへと向かいます。30代になり、夫婦で過ごす時間も、自分一人で自分を磨く時間も、どちらも同じくらい大切にしたいと思うようになりました。
夫の仕事のスケジュールによって、私のジム時間が30分になる日もあれば、1時間以上取れる日もあります。でも、どんなに短くても「在宅の日は必ず行く」と決めています。たとえ30分しかなくても、その「積み重ね」が未来の自分を作ると信じているからです。
過去の自分:200メートルの絶望と、動かない足
今でこそこうしてジムに通っていますが、最初から順調だったわけではありません。 正直に告白すると、数ヶ月前の私は、ランニングマシンの上に立っても200〜300メートル走るだけで息が上がり、心臓がバクバクしてすぐにストップボタンを押していました。
「私には走る才能なんてないのかも」 「30代って、こんなに体力が落ちるものなの?」
マシンの上で、颯爽と走り続ける周りの人たちを見ては、勝手に自分と比較して落ち込んでいた時期もありました。足は重く、呼吸は苦しく、たった数百メートルが果てしなく遠いゴールに感じられたのです。
「たとえ30分でも」が心を変えた継続のコツ
そんな私が、なぜ今日まで続けてこれたのか。それは「完璧主義」を捨てたからです。
ジムに行くと、つい「1時間は頑張らなきゃ」「しっかり走らなきゃ」と思いがちですが、私は自分に甘いルールを作りました。 「今日は走る気分じゃないな」と思ったら、無理に走らなくていい。その代わり、マシンの傾斜を少しだけ上げて、早歩きで歩き続ける。
実はこの「傾斜早歩き」が、想像以上にハードで、でも心地いいんです。 じんわりと汗をかき、足腰に心地よい負荷がかかる。走る時のような「苦しさ」ではなく、自分の体の鼓動を感じながら思考を整理できる「マインドフルネス」な時間。30分という限られた時間でも、集中してマシンに向き合うことで、終わった後の達成感は確実についてきました。
成長の兆し:3分の枠からはみ出した「1キロの風」
継続は力なり、とはよく言ったものです。 私の基本メニューは「5分ウォーミングアップ + 3分走 + 2分歩く」の繰り返し。でも最近、変化が現れました。
いつものように3分走っている時、「あ、今日はいけるかも」とふと思ったんです。 タイマーが3分を指しても足を止めず、4分、5分……と延ばしてみる。気づけば、あれほど苦しかった「1キロ連続走行」ができるようになっていました。
いつも絶好調なわけではありません。でも、自分の体の声を聴きながら「今日はもう少し攻めてみよう」と枠をはみ出せた時、30代の自己肯定感は確実に一段階アップします。
クライマックス:ついに10キロ達成。2回も!
そして先日、自分でも驚くような快挙を成し遂げました。 休みの日、時間に余裕があったので「行けるところまで行ってみよう」とランニングマシンに向かいました。
走るのがしんどくなったら歩きに切り替え、呼吸が整ったらまた走る。 そうして自分のペースを刻み続けた結果、モニターには「10.00km」の文字が。
信じられませんでした。かつて200メートルで絶望していた私が、10キロという距離を移動できた。しかも、別の日にもう一度達成できたのです。「1回目はまぐれかもしれないけれど、2回目は実力だ」――そう確信した瞬間、これまでにない爽快感が全身を駆け抜けました。
なぜ私は、今日もしんどい思いをして歩くのか
「なぜそんなに頑張るの?」と聞かれることがあります。理由は明確です。
一つは、「最高の観光」を楽しむため。 私のバケットリスト(死ぬまでにやりたいことリスト)には、47都道府県制覇という目標があります。5月には「名探偵コナン」の聖地巡礼も兼ねた鳥取旅行を計画中。 観光地を最大限に楽しむには、何より「体力」が必要です。砂丘を登り、街を歩き尽くし、最高の景色を目に焼き付ける。そのために、今の私は足腰を鍛えています。
もう一つは、「皇居ラン」を完走するため。 1周5kmの皇居ランを、苦しい顔ではなく笑顔で走り切りたい。その目標があるから、ジムの限られた30分も、私にとっては大切なトレーニングの時間なのです。
結び:黒松の盆栽のように、体力も少しずつ育っていく
3月から、種から育てる「黒松の盆栽キット」に挑戦しています。 毎日水をやり、芽が出るのをじっと待つ。盆栽も、自分の体も、同じだと思うんです。一晩で劇的に変わることはないけれど、手をかけた分だけ、必ず応えてくれる。
30代の挑戦は、派手な成功ばかりではありません。 ジムに行きたくない日もある。走れなくて歩く日もある。でも、そのすべてが未来の自分への投資です。10キロを歩き切ったあの自信を胸に、私はこれからもバケットリストを一つずつ叶えていきます。
次は、鳥取の空の下で、この鍛えた足がどんな景色を見せてくれるのか。 今から楽しみで仕方がありません。
編集後記
この記事を読んでくださっている皆さまも、もし「何かを変えたい」と思っているなら、まずは15分の散歩から始めてみませんか?「完璧」じゃなくていい。止まらなければ、私たちはどこへだって行けるはずです。
