挑戦

30代のバケットリスト更新中!「眉毛変だよ」の一言で始まった、私の劇的ビフォーアフター体験記

はじめに:それは、夫からの衝撃的な一言から始まった

30代になり、仕事に家事にブログにと、毎日を慌ただしく過ごしている私。最近は在宅ワークも増え、正直「誰にも見られないし、まあいいか」という油断が生活のあちこちに顔を出していました。

そんなある日のこと。リビングでくつろいでいた時、夫が私の顔をまじまじと見て、こう言い放ったのです。

「……ねえ、眉毛、変だよ?」

一瞬、耳を疑いました。 「え? 変ってどういうこと?」と聞き返すと、追い打ちをかけるように、「女性だったら、もう少し眉毛の手入れをしたほうがいいと思うよ。今より変になることはないと思うし、一度プロに見てもらったら?」と。

ショックでした。でも、同時にハッとしたんです。 私の「死ぬまでにやりたいことリスト(バケットリスト)」の中には、確かに「眉毛のアートメイクをする」という項目がありました。いつかやりたい、いつか綺麗になりたい。そう思って、Google Keepのリストにはずっと入っていたけれど、日々の忙しさにかまけて後回しにしていたこと。

夫の言葉は、私の「美へのサボり心」を真っ向から撃ち抜いたのでした。

眉毛迷子の歴史:美容院難民からセルフケアの限界へ

そもそも、私は今まで眉毛の手入れを本格的にしたことがありませんでした。 子供の頃から通っていた知り合いの美容院では、髪を切るついでに先生が「はい、眉毛も整えておくわね」と、魔法のようにササッと綺麗にしてくれていたんです。

しかし、引越しを機にその先生のところへは通えなくなりました。 新しく近所で探した美容院では、カットのメニューに眉毛の手入れが含まれていません。男性向けのメニューには「眉カット」があるのに、女性向けには見当たらない。

「女性は自分でやるのが当たり前なのかな?」

そう思い込んでからは、自分なりに鏡を見て、毛量が多いと感じた時にカミソリで適当に剃るだけ。コロナ禍で外出が減ってからは、さらに放置。 「どうせマスクをしているし」「2日後の出勤前に剃れば間に合うし」 そんな「後回し精神」が、夫に「変」と言わせるほどのボサボサ眉毛を作り上げていたのです。

いざ、未知の領域「アイブロウサロン」へ!

「アートメイク」をするにはまだ心の準備もお金も必要。でも、このままではいられない。 まずは「今の眉毛をプロに整えてもらう」ことから始めようと決め、ホットペッパービューティーで眉毛サロンを検索しました。

「お金もかかるし、やっぱりやめようかな……」

予約ボタンを押す直前まで迷いました。でも、第一印象の8割は眉毛で決まるとも言われるこの時代。何より夫の言葉を見返したい。 意を決して、アイブロウワックスと顔脱毛がセットになったコースを予約しました。

当日。 私は気合を入れて、予約の15分前には最寄り駅に到着しました。初めて行く場所なので、スマホのマップを何度も確認します。 「よし、あそこだ!」 ビルの壁に「眉毛」という文字を見つけ、迷わずそのお店の扉を開けました。

「すみません、予約していた〇〇です」

すると、店員さんが少し不思議そうな顔をして言いました。 「……恐れ入ります、本日そちらのお名前での予約は承っておりませんが……」

焦りました。頭の中は真っ白。 「あれ? 予約できてなかった?」「場所を間違えた?」 スマホの画面を見せながら動揺していると、店員さんがとても優しく教えてくれました。

「あ、こちらは別のお店ですね。お客様が予約されているお店は、隣のビルの〇階ですよ」

……申し訳なさと恥ずかしさで、消えてしまいたくなりました。 でも、同時に驚いたんです。こんなに近くに、眉毛の専門店がいくつも密集しているなんて! 今まで意識していなかっただけで、眉毛に悩む人はこんなにたくさんいて、それを支えるプロの世界があるんだと、その時初めて実感しました。

魔法の椅子と「お任せします」の魔法

正しいお店に辿り着くと、そこにはフカフカのソファーが待っていました。 まずはカウンセリング。スタッフさんに「どんな眉毛がいいですか?」と聞かれましたが、正直に答えました。

「自分に何が似合うか、全くわからないんです」

「自然な感じで……」と付け加えてみましたが、最後はプロの力を信じて「お任せします」と伝えました。 その後、椅子がゆっくりとリクライニングし、私の視界は天井へ。 「化粧でこんな感じの形に仕上げていきますね」とデザインを見せてもらいましたが、正直、自分ではどうなるのか想像がつきません。 「はい、お願いします」

そこからは、目を瞑って身を委ねる時間。 温かいワックスが肌に乗せられ、少し経つとテープのようなもので「ビリッ!」と剥がされる感覚。 痛みはゼロではありませんが、耐えられないほどではありません。「綺麗になるための痛みだ」と思うと、むしろ心地よい刺激にすら感じました。

ついでに叶えた、もう一つの憧れ「顔脱毛」

今回の施術では、眉毛と一緒に顔全体のワックス脱毛もお願いしました。 実は私、ずっと顔の毛穴や産毛が気になっていたんです。 以前、美容皮膚科で相談したこともありましたが、医療脱毛はとにかく高い……。すっぴんで肌が綺麗な人にずっと憧れがあったけれど、手が出せずにいました。

ワックスなら、医療脱毛ほど高すぎず、一度の施術で一気にツルツルになれる。 「毛深くなってしまうかな?」という不安も少しありましたが、プロの手に委ねて「今、この瞬間の綺麗」を優先することにしました。

施術中、ふと疑問に思ったことがありました。 「目は開けてていいの? それとも瞑るのが正解?」 最初は恐る恐る目を開けていたのですが、スタッフさんに「一度目を瞑ってください」と言われてからは、ずっと閉じていました。 こういう「ちょっとしたマナーや正解」って、誰にも聞けなくてドキドキしますよね。でも、プロにお任せする時は、リラックスして目を閉じているのが一番なんだなと学びました。

鏡の中の自分と、バケットリストの現在地

すべての施術が終わり、椅子が起こされました。 鏡を渡された瞬間、私は自分の顔を見て絶句しました。

「……これが、私?」

そこには、ボサボサだった面影が消え、スッキリと整った知的な印象の私がいました。 左右バラバラだった高さも整い、顔全体の産毛が消えたことで、肌がパッと明るく、ツヤツヤに輝いています。 「今より変になることはない」と言った夫の言葉は、ある意味正しかった。今の自分は、これまでのどの瞬間よりも「整っている」と感じました。

今回の体験を通して、私は大切なことに気づきました。 「アートメイク」という高い目標を掲げるのもいいけれど、まずは今の自分を丁寧に整えること。それだけで、第一印象も、自分の心持ちもこんなに変わるんだということです。

私のバケットリスト、「眉毛アートメイクをする」。 これは、まだ「達成」のチェックは入れられません。でも、確実にあの日より「一歩前進」しました。

コンプレックスは消えないけれど、「ちょっとだけ堂々と」

施術後のツルツルになった肌と、綺麗に整った眉毛を鏡で見て、私は確かに感動しました。でも、それで一瞬にして「超・自信満みな自分」に生まれ変わったわけではありません。

正直に言うと、私は昔から自分に自信がありません。 「眉毛が変」だと言われた時も、ショックを受ける一方で、「やっぱり私はダメなんだ」と、いつもの自己評価の低さに落ち込んでしまった部分もありました。

でも、サロンを出て街を歩いている時、今までとは少し違う自分に気づいたんです。

「いつもなら、誰かと目が合うのが怖くて下を向いて歩いていたのに、今日は前を向いて歩いている」

在宅ワークで「どうせ誰にも見られていない」とサボっていた日々は、同時に「見られたくない自分」を作っていた日々でもあったのだと気づきました。

コンプレックスがすべて消えたわけではありません。でも、プロの手で自分に一番似合う形を作ってもらった、その事実が私の背中を少しだけ押してくれています。 すれ違う人に気づかれるほどの大変化ではないかもしれないけれど、私の中では、「ちょっとだけ、堂々と外を歩ける自分」になれた気がするのです。

おわりに:最初の一歩を迷っているあなたへ

もし、この記事を読んでいるあなたが、「眉毛なんて誰にも見られていないし」「サロンなんて贅沢かな」と迷っているなら、ぜひ一度だけ行ってみてください。

15分前に着いたのに隣のビルに入っちゃうような私でも、プロは優しく迎えてくれました。 「お任せします」の一言で、自分でも知らなかった「自分に似合う形」を見つけてくれました。

お金はかかります。でも、毎朝鏡を見て「よし、今日も大丈夫」と思える自信は、何物にも代えがたい投資です。 私のバケットリスト、残り92個(これから100個以上に増える予定!)。 次はどんな挑戦をしようか、ツルツルの肌を触りながら、今からワクワクしています。