「今日は、あそこに行こう」 そう決めていた場所がありました。SNSのタイムラインで何度も流れてきて、そのたびに私の心を捉えて離さなかった、あの圧倒的な本棚が並ぶ異空間。所沢にある、あの巨大なミュージアムです。

しかし、人生は思い通りにいかないから面白いのかもしれません。いえ、もはやそう面白がるしかないのだと、今日の私は身をもって知ることになりました。今回は、夫との穏やかな朝のひとときから始まり、所沢での手痛い失敗、そして偶然見つけたタリーズコーヒーでの驚愕のノマド体験まで、感情のジェットコースターのような一日を、余すことなく綴っていきたいと思います。
夫との朝マック:期間限定「チキンタツタ」が紡ぐ夫婦の朝
今日は私の仕事がお休みで、夫は11時出勤と、いつもより少し遅いスタートでした。 そんな朝、我が家が選ぶのは決まって「朝マック」です。家でトーストを焼くのもいいけれど、外の空気を吸いながら、マクドナルドのあの独特の活気の中で一日のエンジンをかける時間は、私たち夫婦にとって大切なリセットの時間になっています。
今、マクドナルドで話題なのは、何といっても「チキンタツタ」ですよね。 あのふんわりした黄色いバンズ、生姜の香りが食欲をそそる竜田揚げ。一口頬張るごとに、「ああ、今年もこの季節が来たんだな」と、季節の移ろいを感じさせてくれます。
夫が仕事の日は、普段なら一緒に作業をして、そのままジムに行って……という流れになります。しかし今日は、夫はこれから戦場(職場)へと向かう日でした。マックの賑やかな店内で、チキンタツタを堪能するひととき。
「これ、やっぱり美味しいね」「仕事、頑張ってね」 そんな他愛もない会話ですが、この「当たり前の朝」があるからこそ、その後の私の「一人の休日」が輝き出します。夫を職場へと送り出し、私は一人ジムへ。汗を流し、シャワーを浴びて、体を整えてから一度帰宅しました。ここまでは、完璧に「整った」一日の、最高のプロローグでした。
所沢サクラタウンの悲劇:事前調査をしない私への「火曜日の洗礼」
身軽な格好に着替え、iPadをバッグに忍ばせ、意気揚々と電車に乗りました。向かうは「所沢サクラタウン」です。 目的地は、角川武蔵野ミュージアムの「本棚劇場」。あの8メートルを超える巨大な本棚に囲まれて、知的な刺激を受けたい。ブログの新しいアイデアが湧いてくるに違いない……。

そんな期待に胸をパンパンに膨らませて到着した私を待っていたのは、静まり返った広場と、風に揺れる一枚の看板でした。
「本日、火曜日につき休館」
その文字を見た瞬間、私の頭の中で何かが「プチッ」と音を立てた気がしました。 「……嘘でしょ?」 呆然と立ち尽くす私。今日は火曜日。サクラタウン、そしてミュージアムの多くは、火曜日が定休日だったのです。
なぜ、事前に調べなかったのか。なぜ、昨日の夜に公式サイトの「カレンダー」を一目見なかったのか。SNSの綺麗な写真ばかりを見て、肝心の「営業時間」を確認し忘れる。これぞ、詰めが甘い私の真骨頂であり、30代になっても治らない「無計画」という名の持病です(笑)。
自分の無計画さに、めまいがしました。せっかく電車に乗って、ワクワクを何時間も熟成させてきたのに。外観の巨大な岩のような建物を、恨めしく写真に収めます。 「もう、帰ろうかな……」 一瞬、そう思いました。でも、このまま手ぶらで帰るのも、ブロガーとしてのプライドが許しません。何より、この「失敗した!」という巨大な負のエネルギーを、どこかでプラスの価値に昇華させたい。
そう思って周囲を見渡した時、救世主のように現れたのが「タリーズコーヒー」でした。
偶然の産物:休館日が生んだ「静寂の聖域」という贅沢
サクラタウンの敷地内にあるタリーズコーヒー。 「せっかく来たんだから、ここで少し作業をしてから帰ろう。iPadだって持ってきたんだし」 そう自分を納得させて足を踏み入れた瞬間、そこには驚くべき光景が広がっていました。
「……空いている。いや、空きすぎている!」
時刻はちょうどお昼の12時。本来なら、ランチを求める人々でカフェが最も戦場と化す時間帯です。しかし、今日のこの場所は違いました。 カップルらしき方が数組、そして静かに本を読んでいるご夫婦。さらに、私と同じようにPCやタブレットを広げている作業民の方が数名。
店内は、嘘のように静かでした。おそらく、メインのミュージアムが休館日であるため、わざわざここを目指してくる人が極端に少ないのでしょう。 普段、混んでいるカフェだと「飲み終わったらすぐ出なきゃ」と、落ち着かない気持ちになることもありますが、今日のこの場所は違いました。
お昼の12時でこの人数。隣の席に誰もいない環境で、のびのびと作業ができます。失敗したはずの一日が、最高の作業環境へと姿を変えました。まさに、災い転じて福となす、とはこのことですね。
驚愕の最新設備:Ankerの「神」コンセントに、ガジェット好きが震える
そして、カウンター席に腰を下ろした瞬間、私は自分の目を疑いました。 ここのタリーズのコンセント設備は、私の想像を遥かに超えていたのです。
なんと、Anker(アンカー)のタイプC充電器が一体化したコンセントチャージスポットが、目の前に鎮座していました。

ケーブル一体型という、圧倒的な「おもてなし」
その設備は、まさに「未来のノマドデスク」でした。 まず驚くべきは、**「USB-Cケーブルが最初から備え付けられている」**という点です。万が一コードを忘れてしまったとしても、対応機種ならそのまま差し込んで充電が可能です。しかも、あの信頼のブランド・Anker製。
さらには、通常のコンセント口も併設されており、合計で3つのデバイスを同時に充電できる仕様になっていました。 「家にも欲しい! むしろこれ、どこで売っているんだろう?」 そう本気で思ってしまうほどの利便性です。iPadを繋ぐと、みるみるうちにバッテリーが回復していきます。重いアダプタを持ち歩かなくても、最高のパフォーマンスで作業ができる。ガジェット好きなら、これだけで「火曜日に来てよかった!」と叫びたくなるような感動体験でした。
Wi-Fi環境と「のびのび作業」の心地よさ
カフェでの作業に欠かせないWi-Fiも、タリーズは非常に優秀です。 1時間ごとの接続し直しは必要ですが、通信速度は非常にスムーズ。前回のミスド体験ではテザリングで凌いだ私にとって、この「当たり前に繋がる高速ネット」のありがたみが身に染みます。
隣に人がいない、カウンター席。 Ankerのコンセントに繋がれたiPad。 豊かな香りのコーヒー。 そして、窓の外に見えるミュージアムの異形な外観。
この広々とした環境で作業をしていると、家では思いつかなかったような言葉が次々と溢れてくるのを感じます。混んでいるカフェでは味わえない、「自分の思考に100%没頭できる時間」がここにはありました。
お手洗い事情と「一人ノマド」の防衛策
しかし、長時間の滞在を考える上で一つだけ注意点があります。それは**「お手洗い」の場所**です。
こちらの店舗、店内にお手洗いがなく、一旦外に出て所沢サクラタウン共通の施設まで足を運ぶ必要があります。施設自体が新しいこともあり、お手洗いは非常に広々としていて、驚くほど清潔です。その点は100点満点なのですが……。
私のように一人で作業をしている身からすると、一度外に出るとなると、iPadや貴重品をすべてパッキングして持ち歩かなければなりません。数分のためにすべての荷物をまとめて、戻ってきてまた広げて、Wi-Fiに繋ぎ直して……。
このひと手間は、没入していた集中力をふっと途切れさせてしまう「小さな壁」になります。空いているからこそ席を離れる不安は少ないものの、ガッツリ何時間も腰を据えて作業をしたい日には、この「店外トイレ」という条件が少しハードルになるかもしれませんね。
まとめ:失敗を「成功」へ書き換える力
事前調査を怠り、休館日に突撃してしまうという大失態。 でも、そのおかげで私は、Ankerの最新設備を備えた「神タリーズ」に出会うことができました。
- 朝のルーティンを大切にする: 夫との朝マック、ジムでの汗。これが一日の「ご機嫌」を作るエンジンになります。
- 失敗しても、とりあえず扉を開けてみる: 「帰らなくてよかった」と思える発見は、絶望のすぐ隣にあるものです。
- 最新インフラは、アウトプットを変える: 優れた充電環境とWi-Fiは、執筆のモチベーションを劇的に引き上げてくれます。
移動の時間も、電車賃も、一見すれば「無駄」に終わるはずだった今日。 しかし、こうしてiPadをフル充電しながら、のびのびと数千文字の情熱を綴っている今、私の心の中でこの一日は「最高のリベンジ成功」へと塗り替えられました。
次は、あの憧れの本棚を背景に写真を撮りたいと思います。 でも、その帰りには、きっとまたこのAnkerのコンセントがあるカウンター席に座り、今日の冒険を書き留めているに違いありません。
失敗しても、前を向いて歩けば、そこにはいつも新しい「居場所」が待っているのですから。
【今回のノマド環境評価】
- Wi-Fi: ★★★★☆(安定。1時間毎の更新さえ忘れなければ快適です)
- コンセント: ★★★★★+★(Anker製Type-C一体型は、全カフェに導入してほしいほど!)
- 静寂度: ★★★★★(休館日の火曜日は、まさに穴場でした)
- 清潔感: ★★★★★(施設全体が新しく、お手洗いも完璧な綺麗さです)
