お金

【旅費を作る!リアル日常節約ドキュメンタリー #1】固定費を月5万円削ったのに金欠…?30代共働き妻が本気で「お金の使い方」を見直す理由

こんにちは!旅行とお出かけが大好きな30代の共働き会社員です。

突然ですが、みなさんは「節約を始めよう!」と思ったとき、まず何から手をつけますか?

マネー本を読んでも、YouTubeの節約・投資系チャンネルを見ても、SNSの家計管理アカウントを見ても、必ずと言っていいほど最初に言われる鉄則がありますよね。

「食費や日用品を削る前に、まずは固定費の見直しから!」

……はい。知っています。 そして実は私、この「固定費の見直し」に関しては、すでに何年も前に完璧にやり切っていたんです。

コロナ禍で本気を出した「固定費見直し」のビフォーアフター

私が固定費の見直しに着手したのは、数年前のコロナ禍のことでした。 当時は外出自粛や在宅ワークが増え、おうち時間の中でふと自分の家計とじっくり向き合う時間ができたのがきっかけです。

「なんとなく毎月引き落とされているお金、本当にこれ全部必要なのかな?」

そう思って徹底的にメスを入れた結果、我ながら驚くほど大きな固定費の削減に成功しました。

① スマホのキャリア変更(大手から格安SIMへ)

  • 見直し前:毎月 約10,000円弱
  • 見直し後:毎月 約2,500円
  • 効果:毎月 約7,500円の削減!

昔から当たり前のように使っていた大手キャリアを解約し、格安SIMへと乗り換えました。最初は「電波が悪くなったり通信速度が遅くなったりしないかな?」と少し不安でしたが、変えてみたら日常使いで困ることはほぼゼロ。手続きを一度やっただけで、毎月7,500円、年間で約9万円の固定費カットになりました。

② 保険の積立をやめ、最低限の保障だけにスリム化

  • 見直し前:毎月 20,000円〜30,000円
  • 見直し後:毎月 数千円(本当に必要な最低限の保険のみ加入)
  • 効果:毎月 約20,000円〜25,000円の削減!

「将来のため」「なんとなく不安だから」と勧められるがままに契約していた毎月数万円の保険の積立。 でも、「何歳まで生きていけるかも分からないのに、今の日々の生活や本当にやりたいことを犠牲にしてまで、高額な積立を払い続ける必要はあるのかな?」と疑問を抱くように。 過剰な積立保険はスッパリと解約し、万が一のときに本当に必要な「最低限の掛け捨て保険」だけを残す形にスリム化しました。

③ 暗号資産(ビットコイン)の積立停止

  • 見直し前:毎月 15,000円
  • 見直し後:0円
  • 効果:毎月 15,000円の削減!

ブームに乗って「少額からでもコツコツ投資しよう」と始めていたビットコインの自動積立。しかし、価格の激しい値動きに一喜一憂して精神的なストレスを感じる割に、自分にとって本当に必要な資産形成なのかが見えなくなっていました。生活防衛資金や旅費をしっかり確保する方を優先するため、こちらも思い切って停止しました。

④ 使っていないサブスク&コスメ定期便の解約

  • 見直し前:毎月 約5,000円
  • 見直し後:0円(必要な時に都度購入)
  • 効果:毎月 約5,000円の削減!

動画配信や各種月額サービスの中で、最近開いていないアプリを片っ端から解約。 さらに見直したのが「コスメの定期便(サブスク)」です。毎月決まったペースでおしゃれなコスメが届くのは楽しかったのですが、だんだん自分の使うスピードと届く周期が合わなくなり、未開封のコスメが家に溜まるように……。「今はネットを使えば、本当に必要なコスメを必要なタイミングで1点から買える時代」だと気づき、定期便を解約しました。

【結果】合計で毎月「約50,000円」以上の固定費削減に成功!

  • スマホ代削減:約7,500円
  • 保険のスリム化:約20,000円〜25,000円
  • ビットコイン積立停止:約15,000円
  • サブスク・コスメ整理:約5,000円

なんと、毎月約5万円、年間にして約60万円もの固定費を浮かせたのです。 持ち家を購入しているため住居費(住宅ローン等)の変更はできませんが、自分の裁量でできる固定費削減としては「100点満点」と言ってもいい仕上がりでした。

「これでもう我が家の家計は安泰! 毎月自然とお金が手元に残るはず!」

……そう確信していた時期が、私にもありました。

衝撃の現実:浮いた月5万円は一体どこへ消えたのか?

固定費を毎月5万円も削ったのだから、放っておいても口座には年間60万円以上の余剰資金が積み上がっていくはずです。

しかし、現実の通帳やクレジットカードの支払い明細を見るたび、私は激しい違和感に襲われることになります。

「あれ……??? 浮いたはずのお金、どこ消えた???」

口座の残高はなぜか全然増えていない。それどころか、毎月のクレジットカードの請求額を見るたびに「えっ、今月もこんなに使ったっけ…?」と冷や汗を流す始末。

そこで今回、現実から目を背けずに自分の支出のリアルな実態を把握するため、直近の「8月クレジットカード明細」をカテゴリ別に集計し、円グラフにまとめてみました。

【実態公開】30代共働き妻・8月のリアルなクレカ明細割合

ここでひとつ、我が家のリアルなお金事情の前提をお話しさせてください。

我が家は30代の共働き夫婦です。 普段のお金の管理は「完全合算」ではなく、お互いの担当を分けた「別財布スタイル」をとっています。

  • 住居費(住宅関連費)は夫が全額負担
  • スーパーの食材買い出しはお互いが気づいた時にそれぞれ行く
  • 外食はその日の気分で「今日は私の奢りね!」「今日は夫が出すよ」と変わる

ぶっちゃけると、私は夫が毎月いくら稼いでいくら使っているのか、ほぼ把握していません(笑)。 夫は夫で日常的にコンビニでちょこちょこ買い物をするタイプだったりして、お金の使い方の癖も私とは少し違います。「このあたりもいずれ夫婦で話し合って見直すべきなのかな…」と思いつつも、今のところはこのスタイルを維持しています。

そのため、外食をどちらが奢るかによって私の月々の支出も大きくブレますし、今回公開するデータも家庭全体の総支出ではなく、「妻である私個人のクレジットカード明細(1ヶ月分)」の割合になります。

【8月クレカ支出の円グラフ】

【8月クレジットカード支出割合】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 旅行・大型特別費(旅行、掃除機) :60.2%
■ 趣味・エンタメ・新幹線(チケット、JR):11.1%
■ 日々の食費・日用品(スーパー、薬局) : 7.9%
■ 固定費・通信・光熱・サブスク : 5.9%
■ 美容・サロン(化粧品、サロン) : 5.0%
■ 外食・カフェ・コンビニ(作業・日常) : 4.7%
■ 交通費(PASMO/Suicaチャージ) : 2.7%
■ その他・ネット通販(Amazon雑費) : 2.5%
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

明細を分析して見えた「お金が消える2つの原因」

この円グラフと明細をじっくり見つめ直してみて、浮いたはずのお金が消え去っていた「犯人」が完全に特定できました。

原因①:ボーナス期の「特別費」大爆発(全体の約60%)

まず一番目立っているのが、全体の6割を占める旅行・大型特別費です。 7月に会社のボーナスが支給されたこともあり、「ボーナスが出たから!」と気が大きくなり、10月に予定している大型旅行の代金(夏休み旅行のツアー代金)を一括決済していました。さらにAmazonでの大型の買い物(ロボット掃除機)も重なり、ボーナスの大半が一瞬で旅費と買い物へと消えていきました。

もちろん、旅行に行くために働いているので旅行代を支払うこと自体は本望です。しかし、問題は次です。

原因②:浮いたお金をじわじわ溶かす「日常の小さな穴(ラテマネー)」

スマホ代や最低限の保険料などの固定費は、グラフを見ても全体のわずか5.9%。過去の見直しのおかげで、本当に優秀な数字を維持できていました。

それなのに手元にお金が残らない最大の原因。それは、「外食・カフェ・コンビニ・自販機」などの日々の小さなお金の使い方でした。

明細を1行ずつチェックしていくと、反省すべき行動が浮き彫りになってきました。

  • 出勤日のランチ代と飲み物代
    • 朝バタバタして何も準備せず出勤し、コンビニやファストフードでランチを購入。さらに「喉が渇いたな」とコンビニや自販機でお茶やコーヒーを1日2〜3回ちょこちょこ買い(1回130円〜500円)。
  • 休日の「カフェ・シェアラウンジ作業代」
    • 休日にブログを書いたり作業をするとき、「家でやるより集中できるし、自己投資だから!」と言い訳をして、サンマルクカフェや池袋のシェアラウンジ(1回1万円!)を利用。
  • ボーナス後の「まあいっか外食」の連鎖
    • ボーナスが出た気の緩みから、仕事帰りに「疲れたから外で食べて帰ろう」「今日は私が奢っちゃう!」と日高屋や外食へ立ち寄る頻度が激増。おうちご飯をサボる日が続いていました。

固定費という「大きな水漏れの穴」はしっかり塞いだのに、浮いたお金の「明確な行き先」を決めていなかったため、日々の小さな習慣という「無数の小さな穴」からザーザーとお金が流れ出ていたのです。

共働き別財布だからこそ陥る「心理の罠」

30代共働き夫婦で、お互いに自分の稼ぎがある環境。 これは精神的な自由度が高い反面、節約においては最大の落とし穴になり得ます。

「自分のお給料だし、これくらいのご褒美はいいよね」 「毎日仕事を頑張っているんだから、休日のカフェ代数百円〜数千円くらいケチケチしたくない」 「お互い働いているんだから、疲れた日は外食で済ませても罪悪感ゼロ」

さらに「今日は私の奢り!」と気分でお金を出すスタイルだと、毎月の支出額が一定にならず、家計の管理がどんどん曖昧になっていきます。

夫のお金の使い方にモヤモヤすることもありますが、まずは相手を変えようとするのではなく、「自分自身のカードから漏れ出ているお金」をしっかり手綱を引くことが先決だと気づきました。

「130円の自販機」「500円のコンビニ」「1,000円のランチ」「数千円〜1万円のカフェ・作業代」。 一つひとつの金額は可愛いものですが、1ヶ月分束になると約2万円〜3万円という巨大な塊になっていました。

「これ、年間で見たら数十万円……。普通にもう1回、いや2回旅行に行ける金額じゃない!?」

そう気づいたとき、背筋がスッと冷たくなりました。

なぜ今、節約なのか?「日本全国制覇(現在27/47)」への挑戦

旅行ブログを書いているのに、日々の小さなお金の使い方でお金が消えてしまい、「お金がないから次の旅行やお出かけの記事が書けない……」なんて本末転倒すぎて悔しすぎます。

私は今、人生をかけた大きな目標として「47都道府県の日本全国制覇」を目指して旅をしています。

現在の進捗は、47都道府県中「27都道府県」を制覇! ようやく半分を越え、折り返し地点を過ぎたところです。まだまだ未踏の地がたくさん残っています。

そして何より、旅行に行くには当然まとまったお金がかかります。 交通機関の予約、ホテルの宿泊費、そして現地での滞在費……。

【私の旅行ポリシー】旅先では絶対に節約したくない!

私が今回、日常の節約に本気で取り組む一番の理由。 それは、「旅先では絶対にケチりたくないから」です!

せっかく時間とお金をかけて遠くの街へ行くのだから、

  • 現地でしか食べられないご当地グルメや名物料理はお腹いっぱい食べたい!
  • 気になる観光スポットやアクティビティは全部体験したい!
  • 家族や友人、自分への旅の思い出になるお土産も、妥協せず買いたい!

旅先に来てまで「これは高いからやめておこう…」と数百円〜数千円をケチって後悔するなんて、絶対に嫌なんです。 旅先で思いっきり贅沢に、心から楽しむためのお金を確保するためにこそ、日常の無駄を徹底的に削りたい。

次の旅先を決める条件は以下の3つです。

★ 次の旅の3大条件

  1. まだ行ったことがない都道府県(未踏の20県から選定!)
  2. 仕事のお休みが無理なく取れる日程の範囲内
  3. 早割やLCCなどを駆使して、予約自体はなるべくお得に安く抑える!

ただ我慢して通帳の数字を増やすだけの節約は、苦しくて絶対に長続きしません。 でも、「現地で美味しいものを食べるための資金を作る節約」なら、毎日をワクワクしながらゲーム感覚で楽しめるはずです!

「平日のカフェ代を1回浮かせたら、旅先での名物海鮮丼になる!」 「コンビニ通いをやめたら、旅先で買いたい伝統工芸のお土産代になる!」

そう考えたら、日々の見直しが急に前向きで楽しいミッションに思えてきました。

新連載「旅費を作る!リアルな日常節約ドキュメンタリー」開幕!

そこでこの度、ブログの新シリーズとして【旅費を作る!リアルな日常節約ドキュメンタリー】をスタートさせることを宣言します!

完璧な節約ブロガーのようなキラキラしたノウハウではなく、30代共働き妻が試行錯誤しながら、泥臭くリアルにお金と向き合っていく過程をありのままに連載していきます。

(何話完結とはあえて決めず、日々の節約を積み重ねて、無事に旅費を貯めて次の未踏の地へ旅立つその日まで、リアルタイムで更新し続ける予定です!)

最初のアクション:「家にあるもの使い尽くし」作戦

では、具体的に何から始めていくのか? いきなり極端な節約を始めると反動で爆買いしてしまうので、まずは身近な足元から着手します。

今週からスタートした具体的なアクションは次の2つです!

① 家を片付けて発掘された「大量のお茶」の完全消費!

先日、家の大掃除と片付けをしたところ、棚の奥から驚くほど大量の緑茶、紅茶、ハーブティー、フレーバーティーのティーバッグが発掘されました……!(頂き物や、過去に旅行先やお店で買って満足して眠っていたものたちです。)

「これだけお茶があるなら、わざわざ外でお金を出してカフェに行ったり、コンビニでお茶を買う必要なんてまったくないじゃないか!」

ということで、毎日お気に入りのマイボトルにお茶を淹れて出勤&外出する「マイボトル生活」をスタート。さらに、休日は家をカフェ風に整えてお茶を楽しみながら作業する「おうちカフェ化」を進めていきます。

② 外食派からの脱却!「ゆる自炊&作り置き生活」

ボーナス以降続いていた外食三昧の生活に終止符を打つべく、今週からようやく自炊とおうちご飯を再開しました。 平日の仕事終わりにゼロから作るのは大変なので、週末や隙間時間にパパッとできる「無理のない作り置き」をルーティン化して、お弁当や平日の晩ご飯をラクに回す仕組みを作っていきます。

おわりに

固定費の見直しで「大きな基礎」はすでに完成しています。 あとは、日々の暮らしの中に潜む「小さな無駄遣い」を、無理のない楽しい工夫で「次の旅費」へと変えていくだけ!

全国制覇まであと20県。 旅先で最高の思い出を作るために、まずは今日からマイボトルとおうちご飯を相棒にして、楽しく節約生活をスタートします。

同じように「固定費は削ったのになぜかお金が貯まらない…」「大好きな旅行のために資金を作りたい!」と思っている共働き夫婦や同世代のみなさんに、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。

これからぜひ、温かい目で見守りながら一緒に楽しんでいただけると嬉しいです!

次回予告

【#2】食中毒トラウマを克服!1食180円の「下味冷凍・親子丼」で平日のランチ代を旅費に変える作戦 (まずは一番出費が膨らんでいた外食・ランチ代の立て直しからスタート!どうぞお楽しみに!)