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【新NISA】初心者の私が初めて株を売った日。放置から目覚め、リアルな損益と「現金プラス10万円」を目指す新しい目標を見つけるまでの全記録

🍀 はじめに:長い沈黙と、私の秘密のクローゼット

こんにちは!ずいぶんとブログの更新が止まってしまっていましたが、皆さんお元気でしたか?「最近ブログで全然株の話が出てこないな」「もう投資はやめちゃったのかな?」なんて思われていた方もいらっしゃるかもしれません。

実は、まったくその通りで(笑)、ここ最近の私は保有している株を完全に「放置」する日々を送っていました。証券アプリのアイコンを見るのすら、なんとなく避けていたくらいです。

個別株投資にチャレンジし始め、本屋さんで分厚い本を買い、手探りで新NISA口座を開設した当初は、それはもう毎日のようにスマホで株価チャートをチェックしていました。朝の9時になればアプリを開き、昼休みにもチェックし、15時に市場が閉まれば一日の損益を見て、数百円の動きに一喜一憂する。そんな典型的な「いかにも初心者」な毎日を過ごしていたのです。私のポートフォリオには、あの時一生懸命に選んだアサヒ、味の素、NTT、そして今回主役になるルネサスエレクトロニクスといった、いくつかの個別株たちが並んでいました。

でもある時、その平穏な日々に冷や水が浴びせられます。ニュースから流れてきた中東問題をはじめとする、大きな国際情勢の緊迫化。それに伴って、日本の株式市場全体がドカンと激しく、それも恐ろしいほどのスピードで乱高下し始めたのです。

画面の向こうで、昨日までプラスだった数字がものすごい勢いでお辞儀をしてマイナスに突っ込んでいく。逆に翌日には理由もわからず急反発する。世の中のベテラン投資家さんたちは「これってある意味、安く買えるバーゲンセール(チャンス)だ!」と盛り上がっていましたが、当時の私にはあまりにも難解で、ただただ恐怖しかありませんでした。「世の中の大きな動き、戦争や政治のニュースって、こんなにもダイレクトに、生々しく自分の財布の数字に現れるんだ……」と、自分の無力さを突きつけられたような気分になったのです。

そこからなんだか画面を見るのが精神的に少し疲れてしまい、新しい株を購入する勇気もすっかり萎んでしまいました。株価が上がっていようが下がっていようが、もう現実逃避のようにアプリすら開かない、私にとっての「投資の冬の時代(完全なる放置の日々)」が幕を開けたのです。

🏰 再びアプリを開くきっかけをくれた、大好きなあの場所のニュース

そんな完全な放置状態から数ヶ月が経ったある日のこと、何気なくスマホでニュースをスクロールしていた私の目が、ある文字に釘付けになりました。私が人生で初めて購入した、とても思い入れのある銘柄である「オリエンタルランド(4661)」に関する話題でした。

そう、みんな大好き、私も大好きな東京ディズニーリゾートを運営している会社です。ニュースの内容は、ある程度の株数をずっと持っていると、あの夢の国のパスポート(ディズニーチケット)が株主優待としてもらえるという、おなじみの制度についてでした。

これまで「株=お金が増えるもの」としか見ていなかった私にとって、このニュースは新鮮な衝撃でした。 正直なところ、純粋にお金でもらえる「配当金」の金額として細かく電卓を叩いて計算してしまうと、そこまでおトク感は高くないのかもしれません。利回りだけで言えば、もっと効率の良い会社はたくさんあります。でも、「大好きなディズニーのチケットが定期的に自宅に届く優待」として考えたら、これほど魅力的で、毎日の生活に彩りやワクワクをくれるものって他にないんじゃないか、と思ったのです。

「よーし、この機会にオリエンタルランドを買い増しして、いつか優待をもらえるくらいまで大切に育ててみようかな?」

そんな風に、久しぶりに胸をときめかせながら、優待をもらうために必要な条件や株数をワクワクしながら調べてみました。……が、その夢は数分で木っ端微塵に打ち砕かれます。ディズニーの優待チケットを手に入れるためには、初心者の私からすると目玉が飛び出るような、かなりのまとまった金額(何十万円、あるいはそれ以上!)を一括で購入しなければいけないことが判明したのです。

言うまでもなく、私の投資に回せる自由な資金は限られています。というか、ブログで偉そうに言えるほどの「資産」と呼べるようなまとまったお金は、今の私にはまだありません(笑)。コツコツ貯めたお小遣いやパート代の範囲でやりくりしている身としては、一度にそんな大金を動かすのはあまりにも現実的ではありませんでした。

優待目的での買い増しは泣く泣く一度諦めるしかありませんでしたが、このディズニーのニュースは、眠っていた私に最高のきっかけをくれました。「そういえば、私の新NISA口座の中に残されたままの、あの時がんばって集めた他の株たちは今どうなっているんだろう?」「まさか全滅して大変なことになっていないよね……?」と、久しぶりに恐る恐る、証券アプリのパスワードを丁寧に入力して、暗闇の中にあった画面を開いてみたのです。

数ヶ月ぶりにじっくり市場の数字を眺めてみて、本当にたくさんの、目からウロコが落ちるような気づきがありました。 放置する前はただの数字の上下にしか見えなかったものが、少し冷静に見られるようになっていたのです。例えば、テレビの経済ニュースで「あの有名企業は今期の売り上げが過去最高で絶好調!」と華やかに報道されていても、実際の株価を見てみると逆に下がっていたりするんですよね。なぜなら、原材料のコストアップや、深刻な人件費の高騰など、売上の裏側にある様々な「生きた事情」が複雑に絡み合っているからです。会社の売上、コスト、世の中の評判、そして投資家たちの期待値、全ての歯車がカチッと完璧に噛み合って、初めて株価にも良い影響が出てくる。

やっぱり、自分が名前もよく知らない、ビジネスモデルもイメージできない会社だと、その先がどうなるかを予測するのは本当に難しいなと思います。だからと言って、「自分が名前をよく知っている有名な大企業」なら簡単かというと、そこからさらに「これから株価が上がっていく会社」を見つけ出すのも、やっぱり一筋縄ではいきません。株の世界の奥深さと難しさを、改めて肌で感じた瞬間でした。

📈 気づけばルネサスが株価2倍以上(+130%)に!だけど…

そんな風に手探りで「やっぱり株って一筋縄ではいかないなぁ、難しいなぁ」なんてため息をつきながら、保有銘柄の損益画面を上から下へとスクロールしていたとき、私の指がピタッと止まりました。あまりの数字に、自分の目を疑った銘柄があったのです。 それが、保有銘柄の一つだった「ルネサスエレクトロニクス(6723)」でした。

画面に表示されていた評価損益率の数字は、なんと「+123%」。 最初は何かのバグか、見間違いかと思いました。真っ赤な文字で書かれたその数字は、自分が買ったときの株価から2.2倍以上の価値に大化けしていることを示していたのです。まさか自分が放置していた暗闇の中で、こんなにも健気に、爆発的に育ってくれていた株があったなんて、夢にも思いませんでした。

もちろん、基本的には何年も長期目線でコツコツ保有し続けるつもりで始めた新NISAです。普通なら「やったー!そのまま一生持っていよう!」となるところかもしれません。 だけど、ここで私の前に、なんともリアルで切ない現実が立ちはだかりました。実は、私の口座にある「他の株たち」は、結構なマイナス(含み損)を叩き出しているものも多かったのです。このルネサスだけが異常に突き抜けているおかげで、ポートフォリオ全体をトータルすると「ギリギリプラスを保てているかな……」という、綱渡りのような状態でした。

だからこそ、このルネサスがここまで短期間で一気に天高くグンと上がっているのを見て、初心者ならではの「強い恐怖」と「焦り」がムクムクと湧き上がってきたのです。 「もしここから世界の半導体バブルが弾けて、このルネサスまでドカンと急落してしまったら……。私の口座にある、このせっかくのギリギリのプラスが全部消えて、一気に大赤字になっちゃうんじゃないか……?」

一度そう思い込んでしまうと、もうダメです。スマホを見るたびにそわそわして、仕事中も家事の最中も心臓に悪い日々が始まってしまいました。含み益というのは、売って現金にするまではただの「画面上の幻の数字」です。明日には消えてしまうかもしれない。

そこで、私は頭を抱えながら、一つの大きな決意をしました。 「長期保有の教科書的なルールも大切だけど、私はまだ始めて間もない初心者。ここで一度、『自分の手で株を売って、利益を確実に確定させる』という本物の経験をしてみたい!色々と実際に試して実験してみたい!そして、このプラスを幻のまま終わらせず、もっと確実に自分の財布の現金を増やしていきたい!」

意を決して、人生で初めての「売却ボタン」を押してみることにしました。

🛍️ ドキドキの初売却。3株売ったら目からウロコの仕組みが!

私が当時持っていたルネサスの株数は、全部でわずか「5株」。本当に小さなお小遣いの範囲での投資です。 そのうちの「3株」だけを、市場が開いている平日のリアルタイムのタイミング(株価5,091円前後)で売却してみることにしました。今は「かぶミニ」のような便利な制度があるので、100株単位じゃなくても、私のような初心者でも1株単位でリアルタイムに売買ができるのが本当にありがたいところです。

初めての売却注文の画面は、文字通り指がガタガタと震えるほど心臓がバクバクでした。「本当に売っちゃっていいの?」「操作を間違えたらどうしよう」と、冷や汗をかきながらボタンをタップ。数秒後、画面に緑色の文字で「約定(やくじょう)」と表示された瞬間、部屋の中で「ふぅーっ」と、体にたまっていた大きなため息が出ました。無事に取引成立です。私の初めての利益確定の瞬間でした。

そして、取引が終わったあとにノートを開いて、冷静にお金の計算をしてみて、私は鳥肌が立つほど目からウロコの大発見をしたのです。株の仕組みって、本当によくできているんだなと感動しました。その数字のカラクリがこちらです。

  • 最初に5株すべてを買ったときの全体の代金(投資元本):約11,280円
  • 今回たった3株だけを売って、口座に戻ってきた現金:約15,273円

お気づきでしょうか? 私は5株持っていたうちの、3株を手放しただけです。それなのに、最初に5株すべてを買うために私の財布から出したお金(元本)が、1円も減ることなく、それどころか約4,000円も多くなって、そっくりそのまま現金として口座に戻ってきたのです!

しかも、今回はしっかりと国が用意してくれた最強の制度「新NISA口座」の枠内で取引をしていました。普通なら株で利益が出ると、約20%の税金が自動的に国に引かれてしまいます。もし普通の口座なら、せっかくの利益からランチ1回分以上の税金が引かれてガッカリするところですが、NISAのおかげで税金は一切ゼロ。4,000円というお金が、丸々1円も減らずに私の手元に残りました。

じゃあ、アプリの画面にポツンと残された「2株」はどうなるのでしょうか? 考えてみてください。最初に投資したお金(11,280円)は、上の3株の売却ですでに100%全額を回収し終わっています。ということは、今アプリの画面に残っているルネサスの2株(時価で約10,000円相当)は、私にとっては完全に「タダ(持ち出しゼロ)で手に入った、これからどれだけ世界が大暴落しても絶対に1円も損をしないお宝株(専門用語で『恩株』と呼ぶそうです)」に進化を遂げたのです。

これからさらに半導体が伸びて株価が上がれば丸儲けだし、もし明日会社が倒産して価値がゼロになったとしても、私の懐は痛まない。長期投資において、これほど精神的にラクで、持っていて楽しい無敵な状態はありません。売ることで、長期保有がもっと気楽に、もっと楽しくなるなんて、実際にやってみるまで想像もしていませんでした。

🕵️‍♂️ 正直に白状します。なぜ選んだのか、いくらで買ったのか…

初めて自分の手で売買を完結させ、確実な「現金」としての利益を生み出すことができて、本当に、本当に嬉しかったです。口座の現金残高が増えているのを見たときは、小さな達成感で胸がいっぱいになりました。

……でもね、ここでブログを読んでくださっている皆さんに、格好つけずに正直に白状しなければならないことがあります。

私、なぜ当時この『ルネサス』の株を選んだのか、今となっては理由を1ミリも覚えていないんです(笑)。

投資を始めたばかりのとき、形から入るタイプでやる気だけは満々だった私は、本屋さんで分厚い『四季報』を重そうに抱えて買ってきました。リビングの机に広げて、ページをめくりながら、数字がなんとなく右肩上がりの会社や、知っている単語があるページにペタペタとカラフルな付箋をつけて、その会社をアプリのお気に入り登録した……という、あの健気で一生懸命だった自分の行動までは、はっきりと鮮明に覚えているんです。

でも、「じゃあ、なぜ最終的に数ある半導体株や優良株の中からルネサスを選んで注文を出したのか?」、そして「なぜあのとき、この5株という中途半端な株数だけ買ったのか?」と聞かれると、今の私は正直さっぱりわからない(笑)。おそらく、当時の株価が2,000円前後で、私のお小遣いでも「これなら5株くらい気軽に買ってみよう!」と思える絶妙な価格帯だったから、というのが本音だと思います。

正直、ここまで株価が綺麗に上がった画面を見てしまうと、人間としての強欲な本音も容赦なく湧き上がってきます。 「こんなに綺麗に2倍以上に化けるなら、5株と言わず、あの時なんでもっとたくさん買っておかなかったんだろう!もし100株買っていれば、今頃何十万円も凄い利益が出ていたのに!」という、たらればの悔しさです。初心者あるあるですよね(笑)。

どうやってこの株を見つけたのかも思い出せないし、買った金額の理由も曖昧。こんな行き当たりばったりの私が、これから目標とする「10万円」なんて大きな利益をコツコツ出して積み上げていくことなんて、本当にできるのかな……って、自分自身に対してちょっと不安になったり、疑いたくなったりもします。今回のルネサスは、ただ過去の私がビギナーズラックで引き当てた、臨時の宝くじのようなものだったかもしれないからです。

だからこそ、この「悔しさ」と「たまたまの成功」をただの思い出で終わらせないために、私は心に強く決めたことがあります。 これからは、新しく株を購入するとき、あるいは気になった会社をウォッチするときに、「なぜこの会社を選んだのか」「なぜこの株数・金額分買うのか」の理由を、絶対にスマホのメモ帳に型として残すようにします!

📓 私がこれから残していく「株の分析メモ」4つの項目

手探りの偶然のラッキーからちゃんと卒業して、自分の頭で納得しながら10万円という目標に近づくために、私はこれから新しい株を1株でも買うときに、スマホのメモ帳に以下の【4つの項目】を必ず書き残すことにしました!

いつかまた売るタイミング(利益確定や、あるいは諦めて損切りするとき)が来たときに、このメモを読み返して「あの時の私の分析は合っていたのか」「買って良かったのか、売って良かったのか」を細かく答え合わせするための、世界に一つだけの私専用の「投資の取扱説明書」です。

🌟 私の株購入メモ・テンプレート

  1. 【気になる会社・銘柄名】 (例:オークネット 3964)
  2. 【なぜこの会社を選んだのか?(動機・背景)】 (例:直近の決算が上方修正されていて、会社の稼ぐ力が絶好調だったから。身近なブランド品や車のオンラインオークションなどを手がけていて、自分でもビジネスの仕組みがイメージしやすかったから)
  3. 【なぜこの株数(金額)を買うのか?】 (例:チャートの短期的な下落にブレーキがかかったのをしっかり自分の目で確認して、まずは私のお小遣いの範囲で絶対に安心できる『1株』からお試しで仕込むため)
  4. 【どんなタイミングが来たら売るか?(出口のマイルール)】 (例:株価が○○円まで上がって、現金利益が○○円出たら欲張らずにサクッと利確する。逆に、予想が外れて○○円まで下がってしまったら、ずるずる持たずに一度売って諦める)

こんな風に、買う前に「理由」と「出口のルール」を自分でちゃんと言葉にして記録しておくことで、なんとなく雰囲気で買うのを防げるし、売ったあとに「もっと待てばよかったかな……」とモヤモヤ後悔することも消えるはずです。これからはこの4つの項目を武器に、1つずつ分析しながら丁寧に進めていこうと思います。

🌍 株を始めて変わった「世界の見え方」と、投資家としての第一歩

この「購入メモ」をつけて自分なりに世の中を分析していこう、と思えたのには、もう一つ自分の中で嬉しい変化があったからです。

実は株を始めてから、私の中で「日常の景色や、世界のニュースの受け止め方」が劇的に、ガラリと変わったのです。

以前の私は、中東問題などの国際ニュースをテレビで見ても、「なんだか怖いなぁ」「遠い外国の大変な出来事だなぁ」と、どこか他人事のようにしか感じていませんでした。でも株を持ってからは、「このニュースは、世界の経済のどこに繋がっているんだろう?」「巡り巡って、私の持っている日本のあの会社にはどんな影響が出るのかな?」と、当事者意識を持ってニュースの裏側に関心を持つようになりました。

それだけではありません。普段のお出かけや買い物の生活の中でも、ガラリと視点が変わりました。 「このお菓子、最近すごく流行っているけど、裏側で作っているのはどんな会社なんだろう?」 「あ、ここのお店、新しくできたばかりなのにいつ見ても大行列だな。サービスのどこが魅力的なんだろう?」 といった風に、ただの「一人の買い手・消費者の客」としてだけではなく、「もし私がこの会社にお金を出す投資する立場だったらどうだろう?」という視点で世の中を見るようになったんです。

もちろん、まだまだ知識も経験も足りない私は、「投資家です!」なんて偉そうな顔をして言えるレベルでは全然ありません(世界の本物の投資家さんから見たら、まだまだヒヨッコです!笑)。 でも、株という世界に足を踏み入れたことで、今まで何も考えずに通り過ぎていた日常の何気ない景色にたくさんの「ヒント」が隠されていることに気づき、「世の中の仕組みをリアルに勉強している」という、大人の新しい知的でワクワクする感覚を味わえるようになりました。これって、お金が増えることと同じくらい、ものすごく価値のある素晴らしい体験だなと感じています。

💡 「株って100株からでしょ?」と思っている投資未経験の方へ

さて、ここまで読んでくださった方の中で、「そんなこと言っても、株って何十万円も大金を用意して、100株単位とかでドカンと買わなきゃいけないんでしょ?私には無理無理!」と思っている方、いませんか?

実は、私も始める前はまったく同じ勘違いをしていました。株といえば、ニュースの画面で見るような、何十万円、何百万円という大金を持ったお金持ちだけの特権だと思い込んでいたのです。 でも実際には、会社や利用する証券会社によって細かいルールは違いますが、今の時代は「1株(数千円)」という驚くほど身近な金額から、自分のお気に入りの企業の株を購入することができるんです。私が今回売買したルネサスだって、1株数千円の世界です。

もし「大金を失うのが怖くて投資に一歩踏み出せない」「損するのが嫌だから新NISAもやっていない」という方がいたら、まずは「世の中の仕組みを楽しく学ぶための、1回分のセミナー代(勉強代)」だと思って、自分の大好きな会社や、身近なお店の株を1株だけ買ってみるのも、ものすっごくアリだと思います。 自分の身銭を1株でも投資してみると、世界の見え方が本当に一瞬で変わります。どんなに分厚い経済の教科書を熱心に読むよりも、何倍もリアルで面白い体験が待っていますよ!

📚 身をもって知った「買うより売るほうが難しい」という投資の格言

ただ、そんな風に1株からのんびり始めた私ですが、今回初めてリアルタイムで「売却ボタン」と真正面から向き合って、投資の世界で昔から語り継がれている「株は買うより売るほうが難しい」という格言の本当の意味を、骨の髄まで染みて痛感することになりました。

買うときは、「これから上がりそう!」「応援したい!」という前向きなワクワクした気持ちだけで、比較的エイッとボタンを押すことができます。でも、売るときは人間の「汚い欲」や「恐怖」がこれでもかと邪魔をしてくるのです。

刻一刻とチカチカ動く画面の数字を見つめながら、私の頭の中では色々な感情がぐるぐると巡っていました。 「これ以上売らずに待てば、もしかしたらもっともっと上がって大儲けできるかも?」 「でも、上がりすぎているから、今この瞬間にガクンと一気に出し抜けに下がって、せっかくのプラスが幻に消えちゃうかもしれない……」 売るべきか、待つべきか、その狭間で決断を下すのが、これほどまでに精神的にエネルギーを使い、難しいものだとは想像もしていませんでした。

もちろん、何十年もずっと売らずに、会社からの配当金をお守りのように貰い続けるような「ガチガチの長期保有」の予定であれば、日々の小さな値動きや売るタイミングはあまり関係ないのかもしれません。 でも、今の私のように「短期〜中期で少しずつ自分の手で資金を回して、確実な現金をコツコツ増やしていきたい!」という目的がある場合は、「株価が2倍になったら一度半分売る」とか「利益が○円出たら何株手放す」というような、自分なりのマイルールを最初からノートにガチッと決めておいたほうがいいな、と強く思いました。

もっと待てば、もしかしたら株価が3倍、10倍になる未来もあったかもしれない。だけど、一気に下がって「あの時売っておけばよかった……」と地団駄を踏み、宝の持ち腐れになってしまうリスクも常に隣り合わせです。自分の感情に振り回されて欲張りすぎず、ある程度自分で決めたルールに従って機械的に動かすことの大切さを、今回の初めての売却で身をもって学ぶことができました。

🎯 さいごに:次の新しい目標は「現金利益で10万円」の大作戦!

今回の私の人生初の売却劇で、投資元本をきっちり回収した上で、私の証券口座の残高にリアルに残った純粋な現金としての利益は「約4,000円」でした。

金額としては、もしかしたら小さな数字に見えるかもしれません。今回は過去の自分の直感がたまたま奇跡的に当たったという、ラッキーな部分も間違いなく大きいです。 でも、自分で勉強して、自分で決断して、自分の指で掴み取ったこの「4,000円」は、私にとって何物にも代えがたい記念すべき「レベル1の第一歩」です。

この小さな成功体験をきっかけに、私のこれからの投資生活の、新しい大きな目標をここに掲げたいと思います。

「自分で決めた分析メモとマイルールに沿って、コツコツ確実に現金を積み上げて、まずは【10万円】の利益を出す!」

この10万円を手にして、最終的に何をするのか、何を買うのかは、実はまだ何も決めていません(笑)。どこか旅行に行くのもいいし、美味しいものを食べるのもいいけれど、具体的な使い道は後からのお楽しみです。 でも、こうして具体的な数字の目標を決めただけで、これからの投資や世の中のニュースを見る目が、ぐっと引き締まってワクワクしてきますよね。

これからは、今回戻ってきた大切な軍資金を上手に使いながら、あの日憧れたディズニー(オリエンタルランド)の株価の動きをまたじっくり研究したり、日常の中で見つけた「自分で4つの項目をメモして、しっかり分析して選んだ新しい成長株候補(実は今、気になって数日間じっくり観察している目の付け所のいい会社があるんです!)」を1株ずつ見つけて、ルール通りにドキドキしながら売買する練習を重ねていきたいです。

中東問題の激しい乱高下にビクビクしてアプリをそっと閉じていた数ヶ月前の私が、まさか自分の手で利益を出して、こんな具体的な目標をブログで宣言するようになるなんて、当時の自分が一番ひっくり返ってびっくりしていると思います。

「大金を動かすのは損するのが怖くて放置しちゃう…」「有名な会社でも難しくてどれを選べばいいか分からない…」と悩んでいる、私と同じような株初心者の方にとって、私のこのリアルな失敗も、タラレバの後悔も、売る時の葛藤も、そして世界が変わった知的な楽しさも、すべてを包み隠さずひっくるめた手探りの体験談が、少しでも「一歩を踏み出すための参考」や勇気になったら、これほど嬉しいことはありません。

まずは今日の記念すべき初めての利益4,000円のお祝いとして、自分へのご褒美にちょっと贅沢な美味しいスイーツでも食べに行こうと思います(それとも、いつかのディズニー優待のための『ディズニー貯金』として別口座に回すのもアリですね!)。

現金10万円達成への道のりは、決して焦らず、私のペースで一歩ずつ。これから新しくつける自分なりのメモや、独自の分析の様子と一緒に、ブログで経過をコツコツ報告していきますので、ぜひ皆さんも一緒に楽しんで見守っていただけると嬉しいです!

長い文章を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。また次のレポートでお会いしましょう!