長瀞から秩父へ!雨と寒さでプラン変更、目指すは「温泉」
日々のちょっとしたお料理の工夫やお気に入りの雑貨、休日のカフェ巡りや街歩きの記録などを毎日コツコツと書き綴っているこのブログ。今回は、大好評連載中の「埼玉の魅力再発見シリーズ」第11弾をお届けします!
前回お届けした第10弾では、「雨の長瀞日帰り旅(前編)」として、岩畳の迫力や阿左美冷蔵さんの天然氷かき氷、パワースポット寶登山神社の参拝、そして数々の美味しい食べ歩きグルメの様子を約6,000字の特大ボリュームで熱くレポートしました。
長瀞駅で構内踏切が閉まるというハプニングを乗り越え、無事に乗り込んだ秩父鉄道の車内。ここから旅の後半戦、秩父エリアの探訪がスタートします!
■ 当初の散歩計画から、まさかの「温泉直行」へ方針転換!
実は電車に乗る前、私にはある密かな計画がありました。 「秩父駅のもう一つ手前の駅(大野原駅あたり)で降りて、街並みを眺めながら秩父駅までウォーキングしてみようかな?」と考えていたのです。散歩が大好きな私としては、ローカルな住宅街や自然の風景を自分の足で繋ぎながら歩くのがいつもの定番スタイル。
しかし、長瀞で岩畳まで往復し、神社参拝まで含めてかなりの距離を歩いた私の足は、心地よい疲労感を訴えていました。 さらに、外はしとしとと降り続く冷たい雨。気温も上がらず、長瀞を歩き回るうちに体はすっかり冷え切ってしまっていたのです。
「この雨と寒さの中で、無理して歩き回っても風邪を引いてしまうかも……」 「そうだ、秩父には駅直結の素晴らしい温泉があったはず!」
そう思い至った瞬間、頭の中は一気に「あったかい温泉に浸かりたい!」という欲求でいっぱいになりました。散歩の計画はスパッと潔く切り替え、秩父鉄道に揺られながら向かったのは、秩父駅を通り越した先にある「御花畑(おはなばたけ)駅」でした。
御花畑駅から徒歩5分!西武秩父駅前温泉「祭の湯」へ吸い込まれるように到着
秩父鉄道の「御花畑駅」に到着しました。どこかレトロで可愛らしい駅名にほっこりしながら改札を出ます。
ここから、西武鉄道の終点である「西武秩父駅」までは目と鼻の先。住宅や線路沿いの道を案内に従って歩いていくと、歩いて5分もしないうちに、あっという間に西武秩父駅の広場に到着しました!秩父鉄道から西武線への乗り換えルートとしても非常にスムーズで、雨の日でもほとんど濡れずに移動できるのがありがたいところです。
■ 駅直結の一大エンタメ拠点!「祭の湯」の圧倒的な存在感
西武秩父駅の目の前に堂々と構えているのが、今回の目的地である「西武秩父駅前温泉 祭の湯」です!
駅の改札を出てすぐ目の前に、
- 本格的な日帰り温泉施設
- 秩父の名産品や地酒がずらりと並ぶ巨大なお土産ショップ
- ご当地グルメが一堂に会する広々としたフードコート&レストラン
が一体となって並んでおり、まさに「駅そのものが巨大な観光テーマパーク」といった佇まい! 今回は街中の古い神社仏閣やレトロな路地裏までは足を伸ばせず、駅周辺の施設だけで過ごすことになったため、「せっかく秩父まで来たのに、駅前しか行けなくてちょっと物足りないかな……?」という思いも頭をよぎりました。
しかし、実際に足を踏み入れてみると、その物足りなさを一瞬で吹き飛ばしてくれるほど、施設全体が充実していて活気に満ち溢れていたのです!

冷え切った体を温めるべく、まずは何をおいても温泉の暖簾をくぐりました。
雨と寒さで冷えた体に極上の癒やし!「祭の湯」温泉レポート&タオルの注意点
館内に入り、靴を下駄箱に預けて受付を済ませます。清潔感のある館内は、どこか和モダンな落ち着いた雰囲気で、歩くだけで旅の疲れがほぐれていくようです。
脱衣所で着替えを済ませ、いざ浴場へ!
■ 冷えた体に染み渡る!内湯・露天風呂・サウナの至福
扉を開けると、湯気とともにふわりと心地よい温泉の香りが立ち込めていました。 掛け湯をして、まずは広々とした内湯にゆっくりと体を沈めます。
「……あぁ〜〜〜、極楽……!」
思わず声が漏れてしまうほどの気持ちよさ。長瀞の雨の中で少し縮こまっていた肩や背中の筋肉が、温かいお湯に包まれてじわじわと解けていくのが分かります。
- 風情あふれる露天風呂:
- 外に出てみると、ひんやりとした冷たい雨の空気と、熱い温泉のコントラストが最高に贅沢!
- 岩風呂や壺湯など多彩なお風呂があり、秩父の山風を頬に感じながら浸かる露天風呂は、雨の日だからこその格別な風情がありました。
- しっかり整うサウナ設備:
- 浴場内には広々としたサウナと水風呂も完備。じんわりと汗を流して体を温め、冷え切っていた芯からエネルギーが蘇ってくるのを実感しました。
■ 【超実用的!利用の注意点】浴場持ち込みタオルのトラップ
ここで、これから「祭の湯」を訪れる方にぜひ知っておいてほしい、リアルな実用アドバイスがあります!
- バスタオルのレンタルはあるけれど……:
- 入館時にバスタオルのレンタル(有料オプション等)は用意されているのですが、「浴場内に持ち込んで体を洗ったり拭いたりする小さなフェイスタオル」は、レンタルがなく「購入用(買い取り)」しか用意されていません!
- 持参するのがおすすめ!:
- もちろん現地で記念にオリジナルタオルを購入するのも良い思い出になりますが、「余計な出費を抑えたい」「荷物を増やしたくない」という方は、自宅から小さなフェイスタオルを1枚バッグに忍ばせて持参していくことを強くおすすめします!これがあるだけで、とてもスムーズに温泉を楽しめますよ。
温泉上がりの極上タイム!個別テレビ付きリクライニングチェアで完全リラックス
温泉とサウナでじっくりと体を温め、すっかりポカポカになった後は、館内のくつろぎスペースへ。
「祭の湯」には、温泉から上がった後にゆったりと休憩できる専用のレストスペースがしっかりと完備されています。 薄暗く落ち着いた照明が灯るフロアには、肉厚で座り心地の良いリクライニングチェアがずらりと並んでいました。
■ 自分だけの特等席!至福のリラックス空間
空いているチェアに体を預けると、まるで体を包み込んでくれるような絶妙なフィット感。 しかも驚いたことに、リクライニングチェアのひとつひとつに専用の個別小型テレビが備え付けられているのです!
- 周りを気にせず過ごせる贅沢:
- 耳元のスピーカーから自分だけに聞こえる音量でテレビを眺めたり、リクライニングを深めに倒して目を閉じ、ぼーっと湯上がりの余韻に浸ったり。
- 誰にも邪魔されず、静かで快適な空間の中で手足を思いっきり伸ばして過ごす時間は、まさに「大人の至福の休日」そのものでした。
長瀞でのウォーキングの疲れも、雨の肌寒さも、このリクライニングチェアに沈み込んでいる間に綺麗さっぱり消え去っていきました。 「あぁ、温泉に入って、こんな風にゆったり過ごせるなんて、本当に来てよかったなぁ……」と、心からの満足感に包まれました。
そして、体が十分に休まったところで、ふつふつとお腹の虫が鳴り始めました。 温泉の後は、いよいよお待ちかねの「秩父ご当地グルメ」の時間です!
湯上がりの至福!香ばしい名物「炙り豚丼」と長瀞の感動再び「しゃくしな漬け」
温泉とリクライニングチェアで心も体もすっかりほどけた後は、施設内の広々としたフードコート&レストランエリア「呑喰処 祭の宴」へ向かいました。
館内には秩父名物を味わえるお店がいくつも並んでおり、わらじカツ丼、くるみそば、みそポテトなど、どれも魅力的なメニューばかり。目移りしてしまいそうになりますが、お風呂上がりでお腹がペコペコだった私の心は、香ばしいお肉の匂いに一瞬で惹きつけられました。
注文したのは、秩父のソウルフードである「炙り豚丼」、そして長瀞でその美味しさに目覚めた「しゃくしな漬け」です!
■ 炭火の香ばしさがたまらない!箸が止まらない「炙り豚丼」
運ばれてきたどんぶりを見て、思わず笑顔がこぼれました。 ご飯が見えないほど敷き詰められた豚肉には、食欲をそそる見事な焼き目がついていて、立ち上るタレと脂の香ばしい匂いだけでご飯が一膳食べられそうなほど!

一口頬張ると、直火で香ばしく炙られた豚肉の香りと、甘辛く濃厚な特製ダレの旨味が口いっぱいにジュワッと広がります。 お肉は程よく脂が乗っていてジューシーなのに、炙られているおかげで決して脂っこくなく、香ばしさが後を引きます。濃厚なタレが染み込んだ熱々のご飯と豚肉を一緒にかきこむ瞬間は、まさに至福そのもの!温泉で温まった体にガツンとエネルギーがチャージされていくのを感じました。
■ 長瀞の試食で心を奪われた「しゃくしな漬け」との再会
そして、豚丼の脇に添えた「しゃくしな漬け」。 実は午前中の長瀞散策の際、川へ向かう途中の店頭で試食を配っていて、そのあまりの美味しさに思わず自宅用のお土産として即決購入していた一品でした。

この「しゃくし菜(正式名称:雪白体菜)」は、秩父地方で古くから冬の保存食として漬け込まれてきた伝統野菜です。 シャキシャキとした心地よい歯ごたえと、あっさりしていながらも乳酸発酵による奥深い旨味と程よい酸味。これが、濃厚で香ばしい炙り豚丼の合間に挟む箸休めとして、驚くほど完璧な役割を果たしてくれます! 「やっぱりこのお漬物、買って帰って大正解だったな」と改めて確信しながら、あっという間にきれいに完食してしまいました。
「冷えた体を温泉で芯から温めて、静かなチェアでゆったりくつろぎ、美味しい名物料理をお腹いっぱい食べる……」 日々の仕事や慌ただしさを忘れさせてくれる、これぞまさに「充実した最高のお休み!」という贅沢な実感を噛み締めました。
お土産フロアを満喫&いよいよ憧れの新型特急「ラビュー」へ!
お腹も心も大満足した後は、温泉のエントランスと直結している巨大なお土産物売り場「ちちぶみやげ市」へ。 広々とした店内には、先ほど美味しくいただいた「しゃくしな漬け」はもちろん、秩父名物の豚の味噌漬け、地酒、秩父錦を使ったお菓子、可愛い和雑貨などがずらりと並んでいて、見ているだけでも旅の余韻をたっぷり味わえます。
お土産をじっくり吟味したところで、いよいよ今回の旅の締めくくり。 西武秩父駅から帰りの電車に乗る時間となりました。
選んだのは、ずっと乗ってみたいと憧れていた西武鉄道の新型特急「Laview(ラビュー)」です! シルバーの丸みを帯びた近未来的な車体と、黄色を基調としたお洒落なデザインが特徴的な、西武鉄道のフラッグシップトレイン。今回が私にとって初めてのラビュー乗車となります。
- 時間が読めなかったので、駅の券売機で直前に購入:
- 旅先では「温泉にどれくらい長く入るか」「ご飯を食べるのにどれくらい時間がかかるか」が事前に読めないことも多いですよね。
- そのため今回は事前予約をせず、お土産を見終わったタイミングで、駅の特急券売機で直前の便のチケットを購入しました。
チケットを握りしめ、いざ黄色いシートが並ぶラビューの車内へと乗り込みました!

【徹底検証】初ラビューで学んだリアルな感想と「失敗しない座席選び&予約術」
ふかふかの黄色いシートに体を沈め、静かに滑り出すラビュー。 乗り心地は抜群で、足元も驚くほど広々としていて感動したのですが……実際に乗ってみて、「これは次回に向けて絶対に覚えておこう!」と痛感したリアルな反省点と重要な気づきがいくつもありました。
これからラビューに乗って秩父へ行かれる方は、ぜひ参考にしてください!
① 乗るなら絶対に「明るい時間帯」がおすすめ!
ラビューの最大の特徴といえば、なんといっても「等身大に近いほど足元まで広がる巨大なパノラマ窓」です。 車窓からの景色をダイナミックに楽しむために設計された素晴らしい窓なのですが……
- 夜に乗ると、ただの暗闇……!:
- 今回乗ったのは、すっかり日が暮れてからの夜の便でした。
- せっかくの大きな窓も、外が真っ暗なので景色は一切見えず、窓ガラスに車内の明かりが反射して映るだけ(笑)。
- 秩父の豊かな山並みや飯能周辺の自然美など、あの巨大な窓の魅力を100%味わい尽くすなら、絶対に外が明るい日中の時間帯に乗るのがおすすめです!
② 駅の自動券売機で買うと「座席指定」ができない!?
今回は駅の特急券売機で直前にチケットを購入したのですが、操作画面を進めていくと、シートマップ(座席表)からピンポイントで好きな席を選ぶことができませんでした。
- 選べるのは「並び席」や「大まかな条件」程度:
- 券売機では自動的に空いている席が割り振られてしまうため、「どの窓の席になるか」を自分でコントロールすることができませんでした。
③ 【要注意】窓が真ん中で切れてしまう席がある!
そして、これこそが今回一番の学びでした。 ラビューの窓は非常に大きいのですが、車両の構造上、「座席のちょうど真横に窓枠(ピラー)が来てしまい、窓が途中で切れてしまっている席」が存在します。
- 全体がクリアに見える席と、窓枠で視界が遮られる席の差:
- 運良く窓の中央に座れれば視界いっぱいに大パノラマが広がりますが、窓枠が目の前に来てしまう席だと、せっかくの広大な景色が分断されてしまいます。
- だからこそ、座席を選ぶ際は「窓が切れずに全体がきれいに見える席」が空いていたら、そこをピンポイントで選ぶのが絶対に正解です!

④ おすすめは「会員登録不要」のオンライン購入(Smooz)!
では、どうすれば希望の席を選べるのかというと、西武鉄道の特急券予約サービス「チケットレスサービス(Smooz)」などのオンライン購入を利用するのが圧倒的におすすめです!
- オンライン購入のメリット:
- シートマップから好きな席を選べる: 窓の配置を見ながら、窓枠に被らないベストな座席を自分で指定できます。
- 会員登録なしでも購入可能: 面倒なID登録をしなくても、クレジットカード決済等で手軽に購入できます。
- 便や座席の変更も可能: 回数制限や時間制限などの規定はありますが、予定が変わった時にもスマホから変更ができるので、「温泉やご飯の時間が前後しそう」という時にも安心です。
次回秩父を訪れるときは、絶対にスマホからオンラインで座席表を見ながら、明るい時間のベストな席を指名買いしようと心に誓いました!
秩父編まとめ:駅前だけでも大満足!長瀞&秩父の日帰り2部作を終えて
雨と寒さから「温泉へ行きたい!」と急遽予定を変更し、御花畑駅から西武秩父駅の「祭の湯」へと駆け込んだ今回の秩父滞在。

- 御花畑駅から徒歩5分足らずでアクセスできる快適な乗り換え
- 雨で冷えた体を芯から温めてくれた露天風呂とサウナ
- 個別テレビ付きリクライニングチェアでの極上のお昼寝タイム
- 直火の香ばしさがたまらない「炙り豚丼」と、シャキシャキ美味しい「しゃくしな漬け」
- お土産選びの楽しさと、初乗車となった特急ラビューの感動&座席選びのリアルな教訓
駅前エリアだけの滞在となったため、最初は「街歩きとしてはちょっと物足りないかな?」とも思いましたが、実際に過ごしてみると、その物足りなさを補って余りあるほどの満足感と癒やしが詰まった、最高の休日となりました。
前編の「長瀞での自然と食べ歩き」、そして後編の「秩父での温泉と名物グルメ&特急電車の旅」。 雨降りの土曜日というコンディションだったからこそ、雨に濡れる岩畳のしっとりとした美しさに出会え、温かい温泉や出来立ての料理のありがたみが何倍にも心に染み渡りました。
荒川のライン下りや宝登山ロープウェイ、秩父神社の参拝やレトロな番場通りの散策など、まだまだ残したお楽しみはたくさんあります。 次はぜひ、すっきりと晴れ渡った季節に、明るい時間帯のラビューに乗って再びこの魅力あふれる街を訪れたいと思います!
皆さんも、天気が優れない日や少し疲れた週末には、駅直結で温泉もグルメも楽しめる秩父への気軽な日帰り旅、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか?
【次回予告】
埼玉再発見vol.12:次はどこの街へ?まだまだ広がる埼玉探訪!
全2回にわたってお届けした長瀞・秩父編、お付き合いいただき本当にありがとうございました! 次回は、残る浦和の駅(南浦和・西浦和)の完全制覇へ向かうのか、それともまだ見ぬ新たな埼玉の街へ飛び出すのか……!?
日々の暮らしの記録とともに、埼玉再発見シリーズもますますパワーアップしてお届けしていきますので、ぜひ楽しみに待っていてくださいね!
