前編の記事では、私のバケットリスト(死ぬまでにしたいことリスト)の大本命でもあった「コナンの聖地・鳥取へ行く」という夢を叶え、大興奮の聖地巡礼レポートをお届けしました。
大満足でコナンの街を後にした私たちが、3日目の後半に向かったのは……なんと「中国」!そして一気に時計の針を巻き戻したかのような「昭和レトロ」な温泉街です。
たまたま最高のタイミングで滑り込めた大迫力の中国雑技ショーや、歴史ある温泉宿での嬉しいサプライズ、そして楽しすぎて夕食の前後に「おかわり」までしてしまった温泉街での夫婦ガチンコ勝負まで(笑)。
前編の熱気そのままに、動と静のギャップが最高に楽しかった3日目の午後をたっぷりレポートします!
13:40の奇跡!「燕趙園」で本場の中国雑技に圧倒される
コナン駅周辺での散策を楽しんだ後、車を走らせて次に向かったのは、日本最大級の本格的な中国庭園「中国庭園 燕趙園(えんちょうえん)」です。

コナンの世界観からは一転して、今度は一気に「中国」へタイムスリップ! ここは、鳥取県と中国・河北省の友好のシンボルとして造られた場所で、なんと設計から建材の加工まで全て本場中国で行い、実際の職人さんたちが来日して建設したという、とてつもなくこだわりの詰まった庭園なんです。
最高のタイミング!大迫力の「雑技ショー」に滑り込み
私たちが到着したのは、ちょうど13時40分頃。 受付でチケットを買う際、「ちょうどいま、ショーが始まる時間ですよ!急いで!」と教えていただき、入園してすぐ目の前のイベントホールへ駆け込みました。
そこで始まったのが、本場中国から来日されたプロのパフォーマーによる「中国雑技ショー」! 一番驚いたのは、顔につけたお面が、一瞬目を離した隙に次々と変わる「変面(へんめん)」という劇。一体どういう仕組みになっているのか、目の前で見ても全く分からないくらいの早業で、思わず「おぉ〜!」と声を上げてしまいました。
他にも、口にくわえた細い棒の上に、絶妙なバランスで物を積み上げていく超人技など、ハラハラドキドキの連続!本物の技術を目の当たりにして、いきなり深い中国文化に触れ合えたのがとても新鮮で面白かったです。
まるで映画のワンシーン!美しすぎる本格庭園をお散歩
ショーの後は、広い園内をゆっくりお散歩しました。 園内には「孔子(こうし)」などの像が佇んでいたり、中国らしい赤や黄色の豪華な建物が並んでいたりと、どこを切り取っても絵になります。

特に、真ん中にある大きな池を囲むような景色が本当に綺麗! 美しい滝が流れていたり、装飾が細やかな橋がかかっていたりと、水辺の風景がとにかくフォトジェニック。平日の午後ということもあって人が少なかったので、周りを気にせず、納得がいくまで綺麗な写真をたくさん撮ることができました。


夫は池の大きなコイを見つけると、楽しそうに餌やりを開始(笑)。 穏やかな風を感じながら、池を眺めてのんびり過ごす時間は、まさに「中国の宮廷に迷い込んだ」ような感覚でした。 コナン通りのアクティブな歩き旅の後の、ちょっと贅沢な癒やしタイムとして最高に立ち寄って良かったスポットです!
🏮 中国庭園 燕趙園ってこんなところ!
一言でいうと… 「日本にいながら、本場中国の皇帝が愛した理想郷を体験できる場所」です。
- すべてが「本物」! 鳥取県と中国・河北省の友好のシンボルとして建設。設計から材料の調達まで全て中国で行い、本場の職人さんが来日して造り上げた、日本最大級の本格中国庭園です。
- 皇帝しか許されない特別なデザイン 建物に使われている「黄色い瑠璃瓦(るりがわら)」や、5本の指を持つ龍の彫刻は、かつて中国で皇帝しか使うことが許されなかった最高位の証。その豪華絢爛な宮廷建築を間近で見ることができます。
- ハラハラドキドキの「中国雑技ショー」 毎日開催される雑技ショーは必見!「変面」という一瞬でお面が変わる不思議な芸や、驚異のバランス技など、本場のパフォーマーによる神業を目の前で楽しめます。
- 最高のフォトスポット! 東郷湖を背景にした広大な庭園は、どこを切り取っても絵になります。映画のセットのような異国情緒たっぷりの写真が撮れるので、散策するだけでもワクワクが止まりません。
📍 中国庭園 燕趙園(えんちょうえん)の基本情報
- 住所:〒689-0715 鳥取県東伯郡湯梨浜町引地565-1
- 場所の目安:鳥取県の中部、美しい「東郷湖(とうごうこ)」のすぐほとりにあります。
🚗 車(レンタカー)でのアクセス・位置関係
道の駅「燕趙園」が隣接しており、270台停められる広くて大きな無料駐車場があるので、車で行くのが一番スムーズで安心です!
- コナン駅(由良駅)から:車で約20〜25分
- 三朝温泉から:車で約15分
- 倉吉駅から:車で約10分
- 鳥取砂丘から:車で約50分
💡 ワンポイント コナン通りを散策した後に向かうとちょうどいいドライブ距離(約20分)ですし、ここから今夜のお宿である三朝温泉までも車で15分ほどと、移動ルートとしてもめちゃくちゃスムーズな抜群の立地にあります◎
🧳 電車でのアクセス
- JR山陰本線「松崎駅」から徒歩約10分
昭和へタイムスリップ。世界屈指のラジウム泉「三朝温泉」へ
異国の雰囲気を楽しんだ後は、いよいよ3日目のお宿がある「三朝(みささ)温泉」へと向かいます。
前日に泊まった「はわい温泉」は湖畔にたたずむ静かな温泉地でしたが、ここ三朝温泉はガラリと雰囲気が変わり、昔ながらの賑やかな「温泉街」があるのが大きな魅力!庭園を後にして、ワクワクしながら車を走らせました。
今回お世話になったのは、川沿いに佇む老舗旅館「清流荘(せいりゅうそう)」です。

実はこちらのお宿、朝夕の2食付きで「24,200円」という、今の時代では破格すぎるお値打ちプランを見つけてしまい、思わず即決で予約してしまったんです(笑)。
最初の正直な感想…「あれ、ちょっと怖いかも!?」
ドキドキしながら実際に旅館に到着してみると……建物は結構年季が入っていて、かなり歴史を感じる佇まい。 お部屋に案内されてまず驚いたのが、ドアの鍵が昔ながらの「丸いドアノブ」だったこと!最近のホテルに慣れているのもあって、正直なところ「うわ、古いな……ちょっと怖いかも……」と、最初は少し身構えてしまいました(笑)。
それを吹き飛ばす、プロの素晴らしいおもてなし
ですが、そんな不安はスタッフの方々の素晴らしいおもてなしによって、すぐに感動へと変わりました!
車で到着すると、すぐにスタッフの方が車を預かって敷地内にきれいに駐車してくださり、重い荷物も「すぐにお部屋へお運びしますね」と笑顔で引き受けてくれました。さらに、館内を一緒に歩きながら「ここに温泉がありますよ」「ここが食事会場です」と、とっても丁寧に案内してくれたんです。
恐る恐る入ったお部屋の中も、確かに最新の設備とは言えませんが、隅々までピカピカに清掃されていて清潔感はばっちり。古い建物特有の嫌な感じは全くありませんでした。
嬉しい神サプライズ!まさかの部屋アップグレード
そして何より驚いたのが、お部屋のサプライズです。 私たちが元々予約していたのは、「部屋からの景色が見えないから」という理由で安くなっている訳ありのお値打ちプランでした。
それなのに、スタッフの方から「今日はお部屋に空きが出ましたので、川の見えるお部屋にご用意させていただきました!」と嬉しい一言が……!
まさかアップグレードしていただけるなんて思ってもみなかったので、夫婦で大喜び。お部屋の窓を開けると、目の前を流れる川のせせらぎが心地よく響いていて、その音を聞きながら畳の上でゴロゴロとくつろぐ時間は「あぁ、悪くないなぁ……」としみじみ幸せを感じる瞬間でした。
古いお宿の“あるある”を解消する、感動の心遣い
もう一つ、個人的に「すごい!」と感動した心遣いがありました。 歴史のある古い旅館って、「枕元にコンセントがなくてスマホの充電ができない!」というプチストレスが“あるある”ですよね。

清流荘さんもやっぱりコンセントは少なめだったのですが、なんとお部屋にあらかじめ「延長コード」が用意されていたんです……! これには「分かってる〜!」と心の中で大拍手(笑)。宿泊客がどこで困るかを先回りして用意してくれている、その細やかな優しさに、古い扉の怖さは完全に吹き飛んでしまいました。
情緒あふれる温泉街散策:時が止まった街並みでレトロゲームに大熱中!
お部屋で一息ついた後は、楽しみにしていた三朝温泉の温泉街ぶらり散策へ。
実際の街並みは、いい意味で「THE・観光地!」というギラギラした感じではなく、とってもこじんまりとした落ち着いた雰囲気。川のせせらぎを聞きながら、途中に足湯があったり、他の素敵な旅館があったりするのを眺めながら、レトロな街並みをのんびり歩くだけで心が癒やされます。
散策していると、昔懐かしい駄菓子屋さんを発見!さらに進むと、お目当てのレトロな娯楽場(ゲームセンター)にたどり着きました。 中には、射的、昔ながらのパチンコ、スマートボールなどがズラリと並んでいて、一気に昭和にタイムスリップしたようなワクワク感に包まれます。
せっかくなので、食事前の“ちょっとお試し”のつもりで、1回500円でそれぞれ挑戦してみることにしました!
🎰 画面がない!?手動で弾く「元祖パチンコ」
実は私、実際のいまのパチンコをやったことがあるので一応“パチンコデビュー”は果たしているのですが(笑)、ここのパチンコは完全に別物でした!
今のパチンコのようにハンドルを「捻って回す」のではなく、レバーを自分の指で「弾いて打つ」という完全な手動スタイル。もちろん液晶画面なんてありません。 弾いた玉がうまく穴に入ると、ジャラジャラと新しい玉が出てくるという超シンプルな仕組みです。

面白いのが、1回穴に入ると「ボーナスモード」みたいになって、一定時間穴が大きくなるんです!そのタイミングを狙って必死に手動で玉を入れ込んでいくのが、思った以上にエキサイティング。 「今のパチンコって、自動で玉の計算もしてくれて本当に楽なんだなぁ…」なんて改めて今の技術に感謝しつつ(笑)、玉がなくなるまでしっかり楽しめました。
🔮 早くもドハマり!終わらない「スマートボール」の沼
そして、今回私たちが一番ハマってしまったのが「スマートボール」です!これには夫も私も、完全に心を奪われました(笑)。
台の上にたくさんの穴が空いていて、それぞれ「5」「15」「20」といったポイントが書かれています。手前のレバーでビー玉をパチンと弾き、そのポイントの穴に見事入ると、また新しくビー玉が下からジャラジャラと増えるというゲームです。

これが、上手い人なら本当にずーーっと遊べてしまう悪魔的おもしろさ(笑)。 「あぁ、もうすぐ手持ちのビー玉がなくなっちゃう…」と思ったまさにその瞬間、ミラクルで高ポイントの穴にスポッと入って、またドバッと玉が復活! 「終わると思ったら終わらない」の繰り返しが最高にスリリングで、旅館の食事の時間が迫っているのにも関わらず、夫婦で時間を忘れて大熱中してしまいました。
24,200円とは思えない!大満足のしゃぶしゃぶコース夕食
娯楽場で大熱中しているうちに、あっという間に旅館の夕食の時間に。大急ぎで「清流荘」へ戻り、お楽しみの夜ごはん会場へ向かいました。
格安のお値打ちプランだったので、お料理はどんな感じかな?と少しドキドキしていましたが、運ばれてきたのは想像を遥かに超える豪華なコースメニューでした!

メインのみずみずしいお肉のしゃぶしゃぶをはじめ、新鮮なお魚料理など、地元の山海の恵みが次から次へと贅沢に登場。一品一品が本当に美味しくて、お腹も心も大満足の幸せな時間になりました。
楽しすぎて「おかわり」!夜のスマートボール対決&覚醒の瞬間
……と、ここで普通なら「お腹いっぱいになったし、温泉へ行こう!」となるはずなのですが……。 どうしてもスマートボールの楽しさが忘れられなかった私たち夫婦。
「ねえ、もう一回スマートボールやりたくない?(笑)」と意見が一致し、なんと夕食後のお腹いっぱいの状態でもう一度温泉街の娯楽場へ戻ることにしました!どんだけハマってるの、という感じですが本当に楽しいんです(笑)。
2回目となる今回は、「1人1台ずつ持って、どっちが上手いかガチンコで勝負しよう!」というルールに。
最初のうちは、夫の方が狙い通りに上手く玉を入れてリードしていたのですが、途中からなぜか私の調子が超絶ハジケて大覚醒……!! 打てば打つほど狙った穴に吸い込まれるように「入る入る!」状態で、下から新しい玉がめちゃくちゃ出てきました(笑)。これには夫もびっくり。
夫はまだ遊び足りない様子だったので、今度は台を変えてもう一回挑戦していました。 実はスマートボールって、台ごとに玉を入れるポイントの配置(レイアウト)が全然違うんです!だからこそ、「今度はこっちの台で挑戦してみよう」と何度でも新鮮に楽しめるのがまたニクいところ。夫が手持ちの玉をすっきり遊びきったところで、大満足で今度こそ旅館へと戻りました。
まるで贅沢な貸切状態!?名湯・三朝温泉を心ゆくまで堪能
たっぷり遊んで心地よく疲れた体を癒すため、ついに「清流荘」の温泉へ。
世界屈指のラジウム温泉ということで楽しみに向かったのですが、平日の夜ということもあってか、館内はとっても静か。驚いたことに、どこのお風呂に行ってもほぼ貸切状態だったんです……!
広い温泉や、川のせせらぎが聞こえる風情たっぷりの露天風呂を、夫婦それぞれ贅沢に独り占め。 「平日とはいえ、お客さんが少なすぎて経営は大丈夫かな……?」と、お節介ながら少し心配になってしまうほど(笑)、これ以上ない静かで贅沢な癒やしの時間を過ごせました。
露天風呂のお湯はちょっと熱めでしたが、それがまた旅の体にピリッと染み渡って本当に気持ちよかったです!
💡 飲む温泉!?健康に良い「飲泉」体験も
そうそう、清流荘の露天風呂へ向かう途中に、温泉のお湯が出ている場所がありました。 実は三朝温泉は「浸かってよし、吸ってよし、飲んでよし」と言われていて、温泉を飲むことができるんです。

私もさっそく紙コップで飲んでみたのですが……味は「う〜ん、あったかいお湯!」という感じ(笑)。でも、体の内側から健康に良いパワーが染み渡るような、温泉地ならではの貴重な体験ができました。
【おまけ】三朝温泉街で見つけた!可愛すぎる「三朝ヨーグルト」
最後に、三朝温泉街を歩くなら絶対にハズせない、一押しの可愛いショップを紹介させてください。 それが、温泉街にあるお洒落なヨーグルト専門店「三朝ヨーグルト」さんです!
ここのヨーグルト、とにかくパッケージの容器がめちゃくちゃ可愛いんです……! しかもお店でテイクアウトすると、なんと本物の温泉の「木のおけ(湯桶)」の中にヨーグルトを入れて渡してくれるという、温泉街らしさ100%の最高の演出をしてくれます。

これがもう、浴衣姿にベストマッチで写真映え間違いなし! もちろん見た目だけでなく、お味も驚くほど濃厚でめちゃくちゃ美味しい……!お風呂上がりの火照った体に、ひんやり甘酸っぱいヨーグルトが最高の贅沢でした。三朝温泉に行かれた際は、ぜひこの「おけ入りヨーグルト」を体験してみてくださいね◎
3日目を終えて:夢の達成と、レトロな癒やしの夜
大好きなコナンの世界で夢を叶え、中国雑技の迫力に驚き、最後は昭和レトロな温泉街でスマートボールに大熱中して、名湯と絶品ヨーグルトに癒やされる……。 鳥取の多種多様な魅力をこれでもかと詰め込んだ、本当に濃くて幸せな3日目が幕を閉じました。
「またここに、いつか戻ってきたいね」 そんな会話をしながら、心地よい眠りにつきました。
さて、いよいよ明日は旅の最終日。 最後を飾るのは、やっぱりあの「日本一有名な砂の絶景」です!
次回、【最終回:鳥取砂丘の絶景と、コナン愛に包まれた空港へのラストスパート編】をお届けします。 最後までぜひお付き合いくださいね!
