お待たせしました!「埼玉再発見」シリーズ第3弾
毎日このブログに遊びに来てくださっている皆さん、いつも温かい応援を本当にありがとうございます!
日々のちょっとした出来事やライフスタイル、お気に入りのアイテムなどを毎日コツコツと更新し続けていますが、今回は久しぶりに私のライフワークでもある大人気企画(?)、「埼玉の魅力再発見シリーズ」の第3弾をお届けしたいと思います!
第1弾の「行田・忍城と古代蓮編」、第2弾の「知られざる埼玉発祥の企業編」と続き、読者の皆さんからも「埼玉にそんな魅力があったなんて知らなかった!」「次の記事も楽しみにしています」といった嬉しいお声をたくさんいただきました。移住者という新鮮な視点だからこそ気づく埼玉の面白さを、今回も熱量たっぷりに語り尽くしていきたいと思います。
さて、今回スポットを当てるのは、埼玉県が全国、そして世界に誇る大人気観光地、「小江戸川越(こえどかわごえ)」です。
関東にお住まいの方であれば、「川越」と聞けば誰もが「あぁ、あの黒漆喰の蔵造りが並ぶ街並みね」「週末にふらっと食べ歩きに行くのに最高の場所だよね」とすぐにイメージが湧くはずです。池袋や新宿、渋谷といった都心の主要ターミナル駅からも電車で1本、わずか30分〜1時間足らずでアクセスできる気軽な日帰り観光地として、首都圏での知名度と人気は圧倒的なものがあります。
しかし、愛知県名古屋市で生まれ育った私にとって、埼玉へ移住してくる前の川越は「名前こそ耳にしたことはあるけれど、実際にはどんな街なのか全く想像がつかない場所」でした。東海地方や関西圏など、関東以外の地域にお住まいの方にとっても、「川越=小江戸」というフレーズは知っていても、具体的にどんな景色が広がり、どんな空気感が流れているのかまでは、なかなかピンとこないのではないでしょうか。
今回、平日にぽっかりと時間ができたため、カメラとお腹を空かせた状態を準備して、念願だった川越ドライブ散歩へ出かけてきました。
実際に街へ一歩足を踏み入れてみると、そこには三重県・伊勢神宮の門前町である「おかげ横丁」を歩いているときのような、どこか懐かしくてワクワクする賑わいと、まるで江戸時代や明治時代にタイムスリップしたかのような重厚な歴史的情緒が息づいていました。
日常の家事や仕事の忙しさ、都会の喧騒からスッと離れて、美味しい匂いが漂う通りを気ままに歩くだけで、心がじんわりとほどけていく――。今回は、そんな川越が持つ「非日常の癒やし」と、平日だからこそ楽しめたリアルな散策ルート、そして名古屋人の私が唸った絶品グルメの数々を、余すところなく徹底レポートしていきます!
小江戸川越の歴史と、知っておくと10倍楽しくなる街の基礎知識
観光地を巡るとき、その街が歩んできた歴史や背景を少しだけでも知っておくと、目の前に広がる建物の見え方や街歩きの楽しさが何倍にも深まります。散策レポートに入る前に、まずは川越がなぜ「小江戸」と呼ばれ、なぜこれほどまでに美しい蔵造りの街並みが残されているのか、その理由を簡単にご紹介します。
■ なぜ「小江戸」と呼ばれるようになったのか?
川越が「小江戸」と呼ばれるようになったルーツは、江戸時代にまでさかのぼります。当時、川越藩は江戸幕府の北の防衛拠点として非常に重要視されており、代々徳川家に近い有力な親藩・譜代大名が治める城下町でした。
さらに、川越の街のすぐそばを流れる「新河岸川(しんがしがわ)」を利用した舟運(船による物流ルート)が発達したことで、川越からは農産物や木材などが江戸へ送られ、江戸からは最新の生活物資や文化、流行が川越へと運ばれるようになりました。
経済的にも文化的にも江戸と強い結びつきを持ち、まるで「小さな江戸」のように活気にあふれ、江戸情緒を色濃く反映していたことから、親しみを込めて「小江戸」と呼ばれるようになったのです。
■ 蔵造りの街並みが生まれた「川越大火」の歴史
現在、川越の一番街(メインストリート)を歩くと、黒漆喰(くろしっくい)で塗り固められた分厚い壁と、堂々とした瓦屋根が連なる「蔵造り(くらづくり)」の商家がずらりと並んでいます。実はこれらの建物は、最初から観光用として作られたものではありません。
明治26年(1893年)、川越の町を未曾有の大火災が襲いました。「川越大火」と呼ばれるこの大火で、当時の町の中心部の約3分の1が一瞬にして焼き尽くされてしまったのです。多くの木造家屋が灰燼に帰す中、奇跡的に焼け残ったのが、伝統的な耐火建築であった呉服店などの土蔵でした。
この光景を目の当たりにした川越の商人たちは、「二度と火事で街を燃やしてなるものか」と決意します。そして、莫大な建築費を惜しむことなく投じ、競い合うようにして耐火性能に優れた「蔵造り」の店舗を再建していきました。
つまり、私たちが今目にしている美しい蔵造りの景観は、当時の川越商人たちの「復興への不屈の闘志」と「街を守る誇り」の結晶なのです。そう思うと、黒光りする頑丈な壁の一枚一枚に、当時の人々の力強い息吹が宿っているように感じられます。
■ 川越のシンボル「時の鐘」が告げる歴史の音
蔵造りの町並みから少し横道に入ると、高くそびえ立つ木造の建築物が目に飛び込んできます。これこそが川越のシンボルである「時の鐘(ときのかね)」です。

今から約400年前の江戸時代初期、川越藩主・酒井忠勝によって建てられたのが始まりと伝えられています。火災などで何度か建て直され、現在の建物は川越大火の翌年に再建された4代目のものですが、高さ約16メートルを誇る3層構造の木造の佇まいは圧巻の存在感です。
現在でも、午前6時・正午・午後3時・午後6時の1日4回、自動鐘打機によって澄んだ鐘の音が街中に響き渡ります。この鐘の音は環境省の「残したい“日本の音風景100選”」にも認定されており、近代的なビルの中では決して味わえない、どこか懐かしく厳かな響きが、旅情をぐっと引き立ててくれます。
アクセスと駐車場事情:平日ドライブならではの快適な立ち回り
川越は交通網が非常に発達しており、電車でのアクセスが抜群です。
- 東武東上線: 池袋駅から急行で約30分(川越駅・川越市駅)
- 西武新宿線: 西武新宿駅から特急小江戸号で約45分、急行で約60分(本川越駅)
- JR川越線・埼京線: 大宮駅や新宿駅方面から直通運転あり(川越駅)
駅から小江戸エリアまでは徒歩15分ほどで、レトロな商店街「クレアモール」や「大正浪漫夢通り」を冷やかしながら歩くのも楽しいルートです。「食べ歩きと一緒にお酒も楽しみたい!」という方は、絶対に電車でのアクセスがおすすめです。
■ 車派必見!無料駐車場を活用したスマートな散策
今回は平日の休日を利用したドライブ旅だったため、マイカーで向かいました。観光地でのドライブで一番のストレスになるのが「駐車場探し」と「駐車料金のプレッシャー」ですよね。コインパーキングに停めると、「そろそろ1時間を過ぎるから戻らなきゃ…」と時間を気にしてしまい、せっかくの散策に集中できなくなってしまうことがあります。
そこで今回私が利用したのが、JAいるま野農産物直売所「あぐれっしゅ川越」に隣接する観光用無料駐車場です。
- 無料駐車場の魅力: 観光客向けに無料で開放されており、時間を一切気にすることなく、ゆっくりと街歩きやランチを満喫できます。
- 距離とロケーション: 蔵造りのメインストリートまでは徒歩で8〜10分程度。川越の落ち着いた住宅街や、昔ながらの路地をのんびり眺めながら歩いていると、10分ほどの距離はあっという間です。お散歩のウォーミングアップとしても丁度良い距離感でした。
- 混雑状況: 平日のお昼前後に到着しましたが、敷地が非常に広いため駐車スペースにはかなりの余裕があり、ストレスなく停めることができました。
短時間でピンポイントに観光したい場合は中心部の有料コインパーキングが便利ですが、半日〜1日かけてじっくりと街を歩き尽くしたい方には、この無料駐車場の利用が心からおすすめです。
蔵造りの一番街散策:非日常の空気と食べ歩き天国
無料駐車場からてくてくと歩き、交差点を曲がると、いよいよ小江戸のメインストリート「一番街」が姿を現します。

現代のアスファルトの道路の両脇に、どっしりとした黒漆喰の町家、重厚な観音開きの扉、鬼瓦を冠した大きな屋根が立ち並ぶ光景は、まさに圧巻の一言。車通りのある現代の生活道路でありながら、視界に飛び込んでくる建物は完全に江戸〜明治の趣を残しており、日常の景色から完全に切り離された「非日常の空間」に迷い込んだような不思議な高揚感を覚えます。
平日ということもあって休日のような大混雑ではありませんでしたが、それでも多くの観光客で賑わっていました。色とりどりの華やかな浴衣や着物をレンタルして街歩きを楽しむ若い女性グループやカップル、そして日本の歴史的景観に目を輝かせながら写真を撮る外国人観光客の方々の姿がたくさん見られ、街全体がとても明るく活気に満ちていました。
■ 散策時のリアルな注意点:歩道と車道
実際に歩いてみて感じた注意点もリアルにお伝えしておきます。 川越の一番街は歩行者天国ではなく、路線バスや一般の乗用車が日常的に行き交う幹線道路でもあります。歩道がしっかりと確保されていないエリアや、道幅が狭くなっている場所も多いため、美しい町並みや看板に夢中になって車道にはみ出さないよう、足元と周囲の安全には注意が必要です。
通りの反対側にあるお店に行きたいときは、無理に道路を横断するのではなく、少し歩いて横断歩道や信号のある場所を利用するのが安全で確実です。
■ 街中がお芋の香りに包まれる「さつまいも天国」
川越を歩いていて何よりも五感を刺激されるのが、通り沿いから漂ってくる香ばしく甘い香りです。そう、川越といえば言わずと知れた「さつまいも」の街!
江戸時代、焼き芋が庶民のおやつとして大流行した際、川越から運ばれる良質なサツマイモは「川越いも」として絶大なブランド力を誇り、「九里(栗)よりうまい十三里」という洒落言葉で江戸っ子たちに大いに愛されました。その歴史と伝統は今も脈々と受け継がれており、現在の川越はまさに進化系お芋スイーツの宝庫となっています。
通りを歩く人々の手元を見ると、本当に多種多様なお芋グルメを手にしています。
- スライサーで極薄に切ったサツマイモをパリッと揚げた、見た目のインパクト抜群な「巨大さつまいもチップス」
- 蒸籠(せいろ)からほかほかの湯気を上げる、昔ながらの「芋まんじゅう」や「いも恋」
- サツマイモのペーストを贅沢に使った濃厚なお芋ソフトクリーム、焼き芋ブリュレ、お芋のプリン
老舗の和菓子屋さんが守り続ける素朴で優しい味から、SNS映えするおしゃれな最新スイーツまで、新旧のお店が軒を連ねており、スイーツ好きにはたまらない誘惑がどこまでも続いています。小腹を空かせて歩けば、あれもこれもと目移りしてしまうこと間違いなしです。
※なお、川越の個人商店や和菓子店は、平日の「火曜日」を定休日に設定しているお店が比較的多い印象でした。私自身が訪れたのも火曜日だったため、お休みのお店もちらほら見かけましたが、それでも年中無休で営業しているお店やカフェがたくさんあったため、十分に楽しむことができました。特定のお目当てのお店がある方は、事前に定休日をチェックしておくことをおすすめします。
贅沢ランチ:川越名物うなぎを「ひつまぶし」で堪能!
たくさん歩いて心地よい疲労感とお腹の空きを感じ始めたところで、今回の旅のメインイベントの一つであるランチタイムへ向かいます。
お芋と並ぶ川越の二大名物といえば、なんといっても「鰻(うなぎ)」です。 江戸時代、川越周辺を流れる入間川や荒川では質の良い天然の鰻がたくさん獲れ、また豚肉などの肉食が禁じられていた時代において貴重なタンパク源として重宝されていました。さらに、川越は醤油の醸造が盛んだった土地柄もあり、良質な醤油を使った秘伝のタレと炭火で焼き上げる鰻料理が、城下町の名物として発展していったのです。
現在も川越には、創業200年を超える老舗をはじめ、名店と呼ばれる鰻屋さんが数多く点在しています。どこに入ろうか迷いに迷った末、今回お邪魔したのは、蔵造りのメイン通り沿いに店を構える人気の専門店「うなぎ傳米(でんべい)」さんです。
■ 趣ある古民家の空間と、選べる食事スタイル
「うなぎ傳米」さんの店先に着くと、まず目に入るのが店頭に設置されたテイクアウト用の券売機です。こちらでは、食べ歩き用のミニうなぎ丼や香ばしい蒲焼き串などを手軽に購入できるようになっており、サクッと名物を味わいたい観光客の方で賑わっていました。
しかし今回は、歩き回った足を休めつつ、落ち着いた空間でじっくりと鰻を堪能したかったため、店内のテーブル席を利用することにしました。お昼のピーク時だったため、平日でも私の前に3組ほどのお客さんが待たれていましたが、回転がスムーズだったため10〜15分ほどで店内に案内していただけました。
店内は、古い町家や古民家の風情をそのまま活かしたような、温もりあふれる和モダンな空間です。太く立派な木の梁や柱、落ち着いた照明が心地よく、歩き疲れた体を優しく包み込んでくれるような安心感がありました。
■ 名古屋出身の血が騒ぐ!埼玉で味わう極上の「ひつまぶし」
お品書きを開き、迷わず注文したのは大好物の「ひつまぶし」です!
愛知県名古屋市出身の私にとって、ひつまぶしはまさにソウルフードであり、幼い頃から特別な日やご褒美の日に食べてきた思い出深い郷土の味です。地元を離れて埼玉に移住してからは、なかなか本格的なひつまぶしを口にする機会がなかったため、「まさか埼玉の小江戸川越で、大好物のひつまぶしに出会えるなんて!」と、注文した瞬間から胸が高鳴りました。
運ばれてきたお盆の上には、つややかに輝くお櫃(おひつ)、薬味の小皿、お出汁の入った急須、お吸い物、そして傳米さんならではの「とろろ」の小鉢が美しく並んでいます。お櫃の蓋をそっと開けると、炭火の香ばしい薫香と甘辛いタレの香りがふわっと立ち上り、それだけで食欲が最高潮に達します。

ひつまぶしの最大の魅力は、1杯のお櫃で何段階もの異なる味わいを楽しめるストーリー性にあります。基本の作法に則って、じっくりと味わい尽くしました。
- 【一膳目】:まずはそのまま、直球の旨味を味わう お櫃の中のご飯と鰻をしゃもじで十文字に4等分し、最初の一膳はお茶碗によそってそのままいただきます。炭火でじっくりと焼き上げられた鰻は、皮目がパリッと香ばしく、身は驚くほどふっくら柔らか。タレは甘すぎず辛すぎず、鰻本来の上質な脂の旨味とお米の甘みを絶妙に引き立ててくれます。「あぁ、やっぱり鰻は最高…!」と、思わず目を閉じて噛みしめてしまう美味しさです。
- 【二膳目】:薬味を添えて、キリリと味を引き締める 二膳目は、刻みネギ、刻み海苔、そしてピリッときいた本ワサビをたっぷりと乗せていただきます。個人的に、ひつまぶしの中で最も大好きなのがこの食べ方です!薬味が加わることで濃厚な鰻の脂が爽やかに中和され、ワサビのツンとした香りと海苔の風味が鰻のコクをさらに立体的に際立たせてくれます。いくらでもお箸が進んでしまう黄金の組み合わせです。
- 【三膳目】:熱々のお出汁を回しかけ、上品な「うな茶漬け」に 三膳目は、薬味を乗せた状態のお茶碗に、急須に入った熱々のお出汁をたっぷりと回しかけて「お茶漬け」スタイルでいただきます。お出汁をかけることで鰻のタレと脂がじんわりと溶け出し、全体が驚くほどまろやかで優しい味わいに変化します。サラサラとお腹に収まっていく感覚が心地よく、脂っこさを全く感じさせない上品な味のグラデーションに感動しました。
- 【四膳目】:一番お気に入りの食べ方+傳米ならではの「とろろ」アレンジ 最後の一膳は、これまでの3つの食べ方の中で一番気に入ったスタイルで自由に楽しむのがルール。今回は、傳米さん特製のとろろをかけていただく贅沢なアレンジに挑戦しました。出汁のきいたとろろがふっくらとした鰻とご飯に絡みつき、これまでにないまろやかな喉越しを生み出してくれて、最後の一粒まで感動しながら完食しました。
お昼のピークを過ぎた帰り際、店内を見渡すと待っていたお客さんの列も落ち着いていました。平日でもこれだけの人気ですので、土日祝日や観光シーズンに訪れる予定の方は、事前に予約を入れておくか、開店直後などの少し早めの時間帯を狙うのがベストです。
歴史ある古民家の落ち着いた空間の中で、美味しい鰻を心ゆくまで堪能でき、心もお腹も満たされる最高のランチタイムとなりました。
和モダンなスターバックスでホッと一息:地域の景観美に感動
大満足のランチを終えた後は、再び蔵造りの町並みをのんびりと散策。時の鐘のすぐ近く、情緒ある石畳の小路「鐘つき通り」を歩いていると、ひときわ目を引く美しい建物が現れました。
それが、「スターバックス コーヒー 川越鐘つき通り店」です。
■ 街の景観と完璧に調和した「地域密着型」デザイン
今や全国各地にあるスターバックスですが、こちらの店舗は「スターバックス リージョナル ランドマーク ストア」の一つとして、川越の歴史と文化に深く敬意を払って設計された特別な店舗です。

外観には埼玉県産の杉材が贅沢に使用されており、周囲の蔵造りや町家の風景を一切壊すことなく、しっとりと街並みに溶け込んでいます。緑色の丸いロゴ看板もあえてシックな色調に抑えられており、一見するとお洒落な伝統工芸ギャラリーか老舗料亭のような佇まいです。
■ 開放的な店内と、四季を感じる日本庭園
暖簾をくぐって店内に足を踏み入れると、外観の落ち着いた印象とはまた一味違う、天井が高く開放的な空間が広がっています。川越の伝統織物「川越唐桟(とうざん)」を使用したシートクッションや、蔵の漆喰をイメージした壁面など、内装の細部にまで川越の伝統が散りばめられています。
そしてこのお店の最大の魅力は、店舗の奥に広がる本格的な「日本庭園(中庭)」です。 手入れの行き届いた緑や季節の花々、灯籠などが美しく配置されており、テラス席に座れば、心地よい風を感じながら庭園を眺めてコーヒーを楽しむことができます。
私が訪れた日はまだ肌寒い季節だったため、今回は店内の落ち着いた席で一息つくことにしました。ちょうど春の限定プロモーション期間中だったこともあり、桜をあしらった可愛らしいデザインのカップで、もちもちのわらび餅が入った季節限定のビバレッジを注文。和のエッセンスが効いた優しい甘さが、たくさん歩いて疲れた体に染み渡り、最高のリフレッシュになりました。
※こちらの店舗は国内外の観光客から非常に人気が高いため、店内のトイレに行列ができることがあります。時間に余裕を持って利用されることをおすすめします。
縁結びのパワースポット「川越氷川神社」へ参拝
お洒落なスタバでしっかりと元気をチャージした後は、蔵造りのメイン通りから北へ向かって15分ほど歩き、川越を訪れたら絶対に外せない屈指のパワースポット、「川越氷川神社(かわごえひかわじんじゃ)」へと向かいました。

メイン通りの賑やかな喧騒を離れ、静かな住宅街を抜けていくと、木々の緑に囲まれた厳かな神社の杜が見えてきます。今から約1500年前の古墳時代に創建されたと伝えられる川越氷川神社は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)をはじめとするご家族の神々をお祀りしていることから、古くから「夫婦円満・家族円満・縁結びの神様」として篤く信仰されています。
■ 釣り竿で釣り上げる!可愛すぎる名物「鯛みくじ」
鳥居をくぐり、清らかな空気が満ちる境内に足を踏み入れると、平日にもかかわらずたくさんの参拝客で賑わっていました。特に若い女性グループやカップルの姿が多く見られます。
ここでのお目当ては、川越氷川神社の代名詞とも言える名物、「鯛みくじ」です!

一般的な神社のおみくじは、箱の中に手を入れて引いたり、筒を振って番号を出したりしますが、川越氷川神社のおみくじは実にユニーク。浅い木桶の中にぎっしりと並べられた色鮮やかな張り子の鯛を、小さな専用の釣り竿を使って、自分で一本釣りするという体験型のおみくじなのです!
- 赤色の「めでタイおみくじ」: 開運招福、日々の運勢全般を占うおみくじ
- ピンクや白の「あいタイおみくじ」: 恋愛や良縁を占う縁結び専用のおみくじ
桶の前に立ち、釣り竿の糸を垂らして「どの鯛にしようかな…」と狙いを定め、鯛の尾ひれに針を引っ掛けて釣り上げる瞬間は、まるで縁日の屋台で遊んでいるような童心に帰るワクワク感があります。
見事に釣り上げた可愛らしい鯛の張り子は、おみくじを読んだ後もお守りとして大切に持ち帰ることができます。境内の特設スペースには、たくさんの鯛が敷き詰められたフォトジェニックな撮影スポットも用意されており、参拝した多くの人々が笑顔で写真を撮り合っている光景がとても印象的でした。
■ 感謝を込めたお参りと、旅の記念の御朱印
本殿の前に進み、二礼二拍手一礼の作法で静かに手を合わせます。日々健やかに暮らせていることへの感謝と、これからの生活の安全、そして良きご縁が続くよう心を込めてお祈りしました。
参拝の後、社務所へ立ち寄って御朱印を拝受しました。私が訪れた日は書き置き(あらかじめ半紙に墨書されたもの)での授与となっていましたが、力強く美しい筆文字と鮮やかな朱印が押された御朱印をいただき、今回の川越さんぽの素晴らしい記念になりました。
まとめ:日常を忘れさせてくれる「小江戸」の奥深いポテンシャル
埼玉の魅力再発見シリーズ第3弾としてお届けした、今回の「小江戸川越さんぽ旅」。
改めて1日を振り返ってみると、川越という街は単に「昔の古い建物が保存されている場所」にとどまらず、街の人々が歴史と景観を大切に守りながら、現代の美味しいグルメや洗練されたカフェ、体験して楽しめる神社などを融合させた、大人も子供も日常を忘れて夢中になれる極上のエンターテイメントタウンでした。
関東にお住まいの方にとっては身近でお馴染みの観光地かもしれませんが、愛知県から移住してきた私にとっては、「埼玉にこんなにも誇らしく、何度でも季節を変えて訪れたくなる素晴らしい歴史の街があったんだ!」という、感動と興奮の連続でした。
- 歴史と建物を愛でる:100年の誇りが宿る重厚な蔵造りの町並みと、時を告げる鐘の音
- お腹と心を満たす:名古屋人の魂を震わせた絶品ひつまぶしと、飽きのこないお芋スイーツの食べ歩き
- 空間に癒やされる:和モダンなスタバでの休息と、氷川神社での心躍る鯛みくじ体験
これらすべての魅力が徒歩圏内にギュッと凝縮されており、思い立ったら日帰りでふらりと非日常へトリップできるアクセスの良さも、川越の大きな強みです。
美味しいお酒とともに食べ歩きを満喫したい方は電車で、自分のペースで時間を気にせずのんびりと街の隅々まで巡りたい方は無料駐車場を活用したドライブで、ぜひ皆さんも小江戸川越の素晴らしい魅力を体感しに出かけてみてください!
【次回予告】
埼玉再発見vol.4:私の暮らす大好きな街、富士見市ってどんなところ?
次回は、いよいよ私が現在リアルに生活の拠点としている「富士見市」にスポットを当ててお届けします!
巨大ショッピングモール「ららぽーと富士見」や映画館「MOVIX」が揃う圧倒的な生活利便性から、豊かな自然と落ち着いた住環境が共存するリアルな住み心地まで、「富士見市って名前は聞くけれど、実際どんな街なの?」という疑問に、移住者ならではのリアルな目線でたっぷりとお答えする予定です。
日々のブログ更新とともに、埼玉の魅力発信シリーズもますますパワーアップしてお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!
