8月のお盆休みが終わり、「今年の夏休みもあっという間に終わっちゃったな……」と少し寂しさを感じている方も多いのではないでしょうか。
でも、2026年の旅行シーズンはまだまだ終わりではありません!
実は今年の9月には、旅行好き・お出かけ好きにとって絶対に見逃せないビッグイベントが控えています。それが、2015年以来実に11年ぶりとなる「シルバーウィーク5連休」です!
「8月に旅行へ行ったばかりだけど、秋もどこかへ出かけたい」 「シルバーウィークが大型連休になるのを知って、急に旅行の計画を立てたくなった」 「連休の混雑や高値を避けて、お得に秋の旅行を楽しむ方法はないの?」
という方も多いはず。
ちなみに私自身はというと、今年のシルバーウィークはしっかりお仕事をして、10月に有休を使って遅めの夏休みを取り、国内旅行へ行く計画を立てています!
連休のピーク時はどうしても航空券や宿泊費が高騰しますし、空港も観光地も大混雑します。だからこそ、世間の休みを少しずらして平日にゆったり出かける「秋のずらし旅」が、大人世代には個人的に一番おすすめだったりします。
今回は、今年のシルバーウィークの連休事情から、直前予約のリアルな注意点(混雑・価格・中東情勢による燃油の駆け引き)、さらには来年(2027年)や再来年(2028年)のGW・シルバーウィークの連休予測まで、旅行計画に役立つ情報を約5,000文字の特大ボリュームでたっぷりとお届けします!
2026年9月は11年ぶりの「シルバーウィーク5連休」!なぜ今年成立するの?
まずは、今年の9月のカレンダーをおさらいしてみましょう。
- 9月19日(土):土曜日
- 9月20日(日):日曜日
- 9月21日(月):敬老の日(祝日)
- 9月22日(火):国民の休日
- 9月23日(水):秋分の日(祝日)
見事なまでに土曜〜水曜までの【5連休】が完成しています!
「シルバーウィーク5連休」が生まれる珍しい仕組み
ゴールデンウィークと違って、シルバーウィークは毎年必ず大型連休になるわけではありません。日本の「祝日法(国民の祝日に関する法律)」には、以下のような特別なルールがあります。
祝日法 第3条第3項 「その前日及び翌日が『国民の祝日』である日は、休日とする。」(いわゆる国民の休日)
9月の祝日は、第3月曜日と定められている「敬老の日」と、天文学(国立天文台による太陽の運行計算)に基づいて毎年日付が変わる「秋分の日」の2つがあります。 2026年は、第3月曜日の「敬老の日(9月21日)」と「秋分の日(9月23日)」の間に、平日(9月22日・火曜日)がちょうど1日だけ挟まりました。
この条件が揃ったことで、9月22日が自動的に「国民の休日」となり、土日と合わせた奇跡の5連休が成立したのです。この並びになるのは2015年以来、なんと11年ぶりの快挙です。
さらに、木曜日(24日)と金曜日(25日)に有給休暇を2日取得できれば、9月19日(土)〜9月27日(日)までの【最大9連休】にすることも可能です。
9月後半は、夏のような厳しい猛暑がようやく落ち着き、朝晩の風が心地よくなる絶好の行楽シーズン。気候の良さも相まって、今年の秋は全国的に旅行需要が爆発しています。
まだ間に合う?直前予約の現実と空港・交通機関の混雑対策
出発まであと約1ヶ月を切り、「今からでもシルバーウィークの旅行予約は間に合う?」と気になっている方へ、直前予約のリアルな状況をお伝えします。
① 今からでも予約は間に合う!ただし「価格の現実」には注意
結論から言うと、今からでも予約自体は十分に間に合います。 出発直前になると、急な仕事や体調不良などでキャンセルされた枠がポツポツと戻ってきたり、旅行会社やホテルが追加枠を直前に開放したりするため、根気強く探せば空きは見つかります。
ただし、旅行業界の鉄則は「安いプランから順番に売れていく」ということ。
旅行会社のダイナミックパッケージやホテルの宿泊プランは、需要に応じて価格が変動する「ダイナミックプライシング(変動料金制)」が主流です。 そのため、出発直前のタイミングに残っているのは、以下のような割高な枠になりがちです。
- 早朝や夜遅くなどの人気便で、フライト割増料金が上限まで上がっている枠
- スタンダードルームが売り切れ、スイートや高層階などの高価格帯の部屋
「直前だから安いプランがあるかも」と期待するのではなく、「安いプランから埋まる」という前提を理解し、予算には少し余裕を持って探すのがポイントです。
② 空港や高速道路の大混雑に厳重警戒!
すでに予約済みの方も、これから行く方も、当日の大混雑には厳重な警戒が必要です。
- 空港(羽田・成田・関空・福岡・新千歳など): 保安検査場やチェックインカウンター、受託手荷物預け入れレーンが長蛇の列になります。国内線であっても出発の1.5〜2時間前、国際線なら3時間前の空港到着を目安に行動しましょう。特に朝7〜8時台の出発ピーク時は、保安検査場を通過するだけで30分以上かかる場合があります。
- 新幹線・特急列車: 指定席は主要路線を中心にほぼ満席が予想されます。自由席を狙う場合は、始発駅からの乗車や早めのホーム待機が必須です。
- 高速道路・レンタカー: 初日(19日午前)の下り線と、最終日(23日午後〜夜)の上り線を中心に、東名高速や関越道、中央道などで数十キロ規模の激しい渋滞が予測されます。移動日は観光の予定を詰め込まず、時間にたっぷり余裕を持たせましょう。
連休の高値を賢く回避!私のリアルな秋旅行「10月のずらし旅」が最強な理由
「連休の旅行は飛行機もホテルも高すぎる……」 「どこに行っても人混みばかりで疲れそう……」
そう感じる方に今とてもおすすめしたいのが、連休のピークを外した9月下旬〜10月の「秋のずらし旅」です。
冒頭でも触れましたが、私は今年のシルバーウィークはカレンダー通り(仕事)で過ごし、10月に有休を使って遅めの夏休みを取り、国内旅行へ行く計画を立てています!
実際に「ずらし旅」を実践してみて感じるメリットは、言葉では言い尽くせないほど大きいです。
メリット①:旅費が圧倒的に安い!
大型連休のピーク時は、航空券のフライト割増料金(スチャージ)が跳ね上がり、ホテルの宿泊費も休日料金の最高値に設定されます。 しかし、10月の平日にずらすだけで、フライトは追加料金なしの基本枠になり、ホテルも平日通常料金に戻ります。同じ予算であれば、ワンランク上の高級宿や広めのお部屋に泊まれるのが最大の魅力です。
メリット②:全国的に気候がベストシーズン!
10月は全国的に秋晴れの日が多く、猛暑も完全に去って街歩きや観光に最も適した快適な気候になります。 温泉にゆっくり浸かるのにも最高の季節ですし、地域によっては紅葉や秋の味覚(新米、フルーツ、海の幸など)を心ゆくまで堪能できます。
メリット③:人混みのストレスが激減!
空港の保安検査場で並ぶこともなく、新幹線もゆったり。人気の観光スポットや名物グルメ店、温泉旅館の大浴場なども、混雑に邪魔されず落ち着いて満喫できます。
「みんなが休む連休はしっかり働いて、みんなが働いている平日にのんびり旅に出る」。 一度この快適さとコストパフォーマンスの高さを味わってしまうと、もうピーク時の旅行には戻れなくなるほどおすすめです。
中東情勢と燃油サーチャージ高騰の影&「9月値下げ」の駆け引き
本来、旅行の予約は「半年前〜数ヶ月前の早期予約」が最もお得です。早く予約すれば早割や最安値枠を確実に押さえられるからです。
しかし、今年どうしても読めなかった波乱要因が「中東情勢の緊迫化に伴う原油高・燃油サーチャージの急騰」でした。
航空券の総額を直撃した「燃油サーチャージ」の仕組み
国際線の航空券を購入する際、運賃本体とは別に加算されるのが「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」です。これは航空燃料(シンガポールケロシン)の市況価格と為替レート(円安・ドル高)に連動して2ヶ月ごとに改定されます。
今年に入り、中東情勢の緊迫化によって原油価格が跳ね上がり、さらに歴史的な円安が重なったことで、燃油サーチャージは記録的な高水準に達しました。 欧米やハワイ路線では往復で十数万円、アジア路線でも数万円規模の追加負担となり、「航空券本体はセールで安いのに、燃油代を足したら予算オーバーになった」というケースが多発しました。
「9月から燃油値下げ?」実は一概にお得とは言えない複雑なカラクリ
一方で、航空会社の改定基準により「9月発券分から燃油サーチャージが引き下げられる」という情報も出ています。
「それなら、9月に入ってから航空券を買った方が安いのでは?」
そう期待したくなりますよね。しかし、ここには航空券予約ならではの非常に悩ましいジレンマが潜んでいます。
- 燃油が下がっても「航空券本体の価格」が上がるリスク
- 航空券は残席数が減るにつれて自動的に高い予約クラス(運賃)へ移行します。
- 9月まで発券を待っている間に、安い座席枠が売り切れてしまい、「燃油代は数千円下がったけれど、航空券本体が1万〜2万円値上がりしてトータルでは高くなった」という逆転現象が頻繁に起こります。
- 為替(円安)の変動による影響
- 原油価格が落ち着いても、急激な円安が進むと日本円換算でのサーチャージや現地滞在費は膨らみます。
「燃油サーチャージの引き下げを待つべきか」「今すぐ座席を押さえるべきか」は一概にどちらが正解と言い切れないのがプロでも難しいところです。
だからこそ、年末年始や来年の旅行を計画している方は、「燃油の改定だけにとらわれず、希望のフライトや宿の空き状況を見ながらトータル金額で納得できるタイミングで早めに決断する」か、燃油高の影響を受けない「秋の国内旅行」へ賢くシフトするのが最もストレスのない選択肢と言えます。
来年以降はどうなる?2027年・2028年のGW&シルバーウィークカレンダー予測!
「今年のシルバーウィークは仕事で行けない……」 「来年以降の大型連休に合わせて旅行の計画を立てたい!」
という方のために、2027年・2028年のゴールデンウィーク(GW)とシルバーウィークの並びを時系列順に先取りして詳しく解説します。
【来年:2027年のカレンダー予測】
① 2027年ゴールデンウィーク(GW):最大7連休〜11連休のチャンス!
- 4月29日(木・祝:昭和の日)
- 4月30日(金):平日(★有休推奨日)
- 5月1日(土):土曜日
- 5月2日(日):日曜日
- 5月3日(月・祝:憲法記念日)
- 5月4日(火・祝:みどりの日)
- 5月5日(水・祝:こどもの日)
【GWのポイント】 カレンダー通りでも5月1日(土)〜5日(水)の見事な5連休となります! さらに、飛び石となっている4月30日(金)に有休を1日挟むだけで、4月29日〜5月5日までの「7連休」が簡単に完成します。 5月6日(木)・7日(金)も休めば最大11連休という超大型バケーションも狙える、旅行好きにはたまらない素晴らしいカレンダーです。
② 2027年シルバーウィーク:残念ながら「大型連休なし」
- 9月18日(土)〜 9月20日(月・祝:敬老の日) ➔ 3連休
- 9月21日(火)〜 9月22日(水) ➔ 平日
- 9月23日(木・祝:秋分の日) ➔ 飛び石祝日
- 9月24日(金) ➔ 平日
- 9月25日(土)〜 9月26日(日) ➔ 土日
【シルバーウィークのポイント】 2027年は「敬老の日(20日)」と「秋分の日(23日)」の間に平日が2日挟まるため、祝日法第3条第3項の条件(祝日に挟まれた1日だけの平日)を満たさず、「国民の休日」が発生しません。 暦通りだと**「3連休+飛び石祝日」にとどまります。 (※次にカレンダー通りで5連休のシルバーウィークが巡ってくるのは、なんと2030年代後半までお預け**となります!) もし2027年秋に大型連休を作るなら、平日の21日・22日・24日に有休を取得して連休を繋げるか、前述の「10月ずらし旅」を活用するのがおすすめです。
【再来年:2028年のカレンダー予測】
① 2028年ゴールデンウィーク(GW):暦通りで5連休!
- 4月29日(土・祝:昭和の日)〜 4月30日(日)
- 5月1日(月)〜 5月2日(火):平日
- 5月3日(水・祝:憲法記念日)〜 5月7日(日):カレンダー通りで5連休!
【GWのポイント】 5月3日(水)〜7日(日)まで暦通りで安定の5連休となります。平日の5月1日・2日に有休を使えば、**4月29日〜5月7日までの「9連休」**が実現します。
② 2028年シルバーウィーク:3連休が2週連続
- 9月16日(土)〜 9月18日(月・祝:敬老の日) ➔ 3連休
- 9月19日(火)〜 9月21日(木) ➔ 平日
- 9月22日(金・祝:秋分の日)〜 9月24日(日) ➔ 3連休
【シルバーウィークのポイント】 2028年も祝日が離れているため5連休にはなりませんが、**「3連休が2週連続でやってくる」**という非常に使い勝手の良い並びになります。 1週目は近場の温泉、2週目はグルメ旅といったように、週末旅行を2回に分けて楽しむのに最適なスケジュールです。
まとめ:今年のシルバーウィークはどう過ごす?
カレンダーを比較して分かる通り、カレンダー通りで「シルバーウィーク5連休」を楽しめるのは、今年(2026年)が本当に貴重なラストチャンスです!
- シルバーウィークに旅行へ行く方: 空港や交通機関の混雑には十分気をつけて、時間に余裕を持ったスケジュールで思い切り楽しんできてください。
- 混雑や高値を避けたい方: 9月下旬〜10月の「秋のずらし旅」で、快適かつお得に温泉やご当地グルメを満喫するのが大正解です。
- お家でゆっくり派の方: 次の大型チャンスである「年末年始」や「来年(2027年)のGW(7連休チャンス)」に向けて、お得な早期予約の作戦をじっくり練るのもおすすめです。
秋の気候が良い絶好のシーズン。皆さんは今年のシルバーウィークや秋の休日をどのように過ごしますか?素敵な秋の旅やリフレッシュの時間をお過ごしください!
